LECで受講して良かった点は、やはり試験問題的中率だと思います。
池田 優花 さん (30歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
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コースの受講形態 | 通信 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
以前、行政書士を独学で勉強し、合格しました。合格後に調べていると社労士とのダブルライセンスで活躍している人が割と多いことを知り、勉強する習慣をこのまま続けていったほうが良いと思い、気軽に社労士の勉強を始めました。勉強を進めていくと社労士試験の内容は、労働基準法から始まり年金まで、生きていく上で知っておくといつか使えそうな科目ばかりだということに気づき、勉強が面白いと思えるようになったので、本格的に勉強をすることにしました。また近年の働き方改革や、副業を容認する流れ、人生100年時代の到来で、長く働くための資格があったほうが良いと考えたのも社労士を志した理由です。
LECを選んだきっかけ
私とLECとの出会いは、行政書士を受験した際、合格発表までの間、教材を使って勉強し、もし合格していたら返金してくれる制度でLECに入ったのがきっかけでした。行政書士合格後、社労士の勉強をすることにした際、他資格受講生割引があったので引き続きLECで受講することにしました。また模擬試験を会場で受験したいという気持ちがありましたので、自宅近くで模擬試験を受験できるLECを選びました。
インプット時期の学習方法を教えてください
最初の頃は初めての内容で、さらに人事労務の経験もなかったので、講義DVDについていくのがやっとでした。最初はDVDを見ながらテキストに暗記ペンで線を引き、その後過去問を解きました。それでも定着が足りないと感じたので、通勤電車の中でテキストをシートで隠して暗記ペンでなぞった箇所を確認していました。それでも難しい理論や、理解できないところがありましたので、DVDを繰り返し見ました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
とにかく繰り返しテキスト学習をしていましたが、社労士試験は範囲が広いので「忘却との戦い」でした。しかしながら時間もありませんでしたので、過去問を繰り返しながらDVDを繰り返し1.5倍速で視聴し、同時に暗記ペンでなぞった箇所を確認しながら勉強をしました。ひたすら脳に染み込ませるイメージです(笑)。DVDは通算すると1講義あたり3回以上は見たと思います。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
まわりに情報共有できる学習仲間がいなかった点が辛かったです。自由な時間があり、LECが近いようでしたら通学し、学習仲間と情報交換したかったのですが、自由な時間もなく、LECの校舎も自宅から1時間以上かかる場所にあったため、通信で学習しました。周りにいる「勉強ができる人」に状況を説明し、アドバイスをもらいました。克服できたかどうかという点では疑問は残りますが、人に聞いてもらうことで気持ちが落ち着いたということはあったと思います。学習仲間がほしいとずっと願っていましたが、直前期になるともはやそれどころではなく、「自分との戦い」という面が強くなり、克服というよりは「戦って走り抜けた」という感じはありました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
電車通勤をしていると、どうしてもスマホを触りたくなってしまいます。私はスマホの時間は行き帰りの一駅分の時間のみと決め、一駅過ぎたらLECの教科書を取りだし、勉強をしていました。育児もありましたが、子供に迷惑をかけるのはかわいそうだと思いましたので、勉強の時間は子供が寝てからと決めていました。それでもまわりの協力もあり、通勤時間と夜の勉強の時間を一日3時間〜4時間は確保することができました。
LECで受講して良かった点
やはり試験問題的中率だと思います。令和3年度の選択式の労働基準法の問題では、滝先生の「黙っちゃいられない判例講座」の中で学習した最新判例が的中しました。もし独学で学習していたら、見たことのない判例で頭が真っ白になり、心理的に最初からダメージを受けていたと思います。またまさかの1点補正となった選択式の労働一般でも澤井先生が白書対策講座で解説された「65歳超雇用推進助成金」が出題されました。私は労働一般で2点取れたのですが、澤井先生の解説がなかったら、かなり危ない状況に陥っていたと思います。本当にお世話になりました。大感謝です。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
社労士試験はとにかく時間との勝負です。自宅で時間を計って問題に取り組んだ際に、自分は問題を読むのが遅いことと、時間の経過とともに集中力が落ちてきて最後のほうになると解答もテキトウになることが分かりました。問題を読むのが遅いことは、子供の頃から何となく分かっていたので、公開模試を3回受験したことで克服できたとは思いませんが、自分の傾向を知ることは試験対策になったのではないかと思います。またマークシートを塗る練習にもなりました。試験後の解説で、令和3年度の択一式の冊子は過去最高の68ページだったことを聞いた時には驚きましたが、やはり本番の緊張感を3回の模試で味わえたのは良かったのではないかと思います。
フォロー制度の活用方法について
テレホンチューターは合格発表後、救済の有無の相談で利用しました。一般常識メルマガは時間はいつも詳細に説明があったので、理解が深まりました。届いたものはすべてワードに貼り付けて何度も読んでいました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
2年の実務経験がないので、とりあえず事務指定講習を受講したいと思います。実務経験がないので、すぐに登録することは考えていませんが、勤務社労士として現在の会社で人事労務関係の業務に携わりたいと考えています。もっと勉強して定年後は事務所を開きたいですね。
これから受験される方へのメッセージ
社会保険労務士は難しい資格です。ただ、すぐに開業をするとかでなくても、持っていて損はありませんし、人生で困った時に必ずどこかの場面で役に立つ資格だと信じています。また労働法や年金の知識は、会社で働く上でも、定年後でも必ず役にたちますし、人の助けにもなると思います。長い人生のうちの数年を勉強に費やし、全力で継続的に専門の講師のもと勉強すれば必ず合格しますので、少しでも興味のある方はチャレンジされることをお勧めします!