講義後に「一問一答過去問BOOK」を使い問題を解いていきました。解説を読み、キーワードを覚えていきました。
樋渡 亨 さん (40歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
行政書士として仕事をしているのですが、社労士の資格があった方がより良いサービスを提供できると考えて、社労士の資格を取ろうと思いました。
LECを選んだきっかけ
行政書士試験を他の受験指導校で勉強し、合格をしたのですが、そこでは社会保険労務士の講座を扱っておりませんでした。地元の書店にあったLECのパンフレットを手にしたことがきっかけで、まずはガイダンスを聞こうと思い、LECの水道橋本校にガイダンスを聴きに行きました。ガイダンスでは山下先生から話を聞き、受験指導歴と実務経験の長さ、合格者を多く輩出している実績、そして堅苦しくない話し方なので、安心して勉強できる環境であることが分かり、LECで勉強を始めることにしました。
インプット時期の学習方法を教えてください
講義を聴いた後に「一問一答過去問BOOK」を使い早々に問題を解いていきました。ほとんど不正解になるのですが、解説を読み、キーワードを覚えていきました。また、月日が経つと以前に受講した科目を忘れてしまいますので、Webフォローで再度、講義を聴き直して、問題を解いていきました。何度も繰り返して知識を定着させること、法律の趣旨はそもそも何なのか、に重点をおいて勉強していきました。山下先生もおっしゃっていますが、LEC以外の教材は目移りしてしまい学習の方向性を見失うので、山下先生の言葉を信じてLEC以外の教材はまったく使っていませんでした。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
基本的には「一問一答過去問BOOK」を解いておりました。そして、常に自分の正答率が何パーセントになっているのかを気にしながら学習をしてきました。「一問一答過去問BOOK」なら大体80%から95%位の正答率を常に保つように意識していました。五択だと正答率が10%位下がり、70%から85%でした。五択ですと文章を読む量が増えますので単語の読み飛ばしや、読み間違えがよくおこり、正答率が一問一答に比べて悪かったと思います。また、選択式も意識しながら問題文や解説を読んでおりました。試験本番ならどんな用語を問題に出してきそうか?を意識しながら復習をしていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
学習で辛い部分は2点ありました。1つ目は勉強しても忘れていってしまうことです。受講して直後の時や問題演習をし、解説を読んだ直後は理解して、「ああ、なるほど」となるのですが、1、2週間経つと分からなくなっていることがほとんどです。覚えるために何度もWebフォローで再受講して覚えていくところが辛いところです。制度や仕組みは概要をつかめるのですが、数字や細かなところはどんどん忘れていってしまう。これを復習するのが大変でした。2つ目は周りの人の意見や言葉です。行政書士試験の勉強をしていた時もそうでしたが、勉強をしていることを周りの友人や知り合いに公言しておりました。なので、応援してくれる言葉をくれる人もいれば、逆に「お前には無理だろう」とか「何でそんなに勉強してんの?意味ないんじゃない」といってくる人もいました。それはある意味、私を心配しての言葉かもしれませんでしたが、実際にいわれると辛いものでした。
忘れていってしまうものについては、何度も復習をすることが克服方法でした。何度もWebフォローを聞いて、何度も問題演習することです。覚えづらいものは自分で語呂合わせを作ったりしていました。科目横断についても意識しながら受講をしていました。周りの人の言葉については、自分の将来像を思い描いていました。それが克服方法として適切かは分からないですが、合格した後の自分がどんな風に仕事をしているのかを考えていました。たくさんお金を稼いでる姿や誰かの悩みを解決している自分の姿を想像して勉強をしていました。試験合格して、たくさん仕事して、上手にやっている自分をいつかその人たちに見せつけ、凄いなといわれている自分を何度も思い描いていました。
LECで受講して良かった点
合格できたところです。私の受験回数は2回ですが初めて試験を受け、不合格だった時はそれなりに衝撃はありました。その後、相談会で山下先生に応援され、やる気を持ち上げてくれたことはありがたく思います。自分の学習方法も間違っていないから続けていきなさい、あなたはすぐに合格できるよといっていただけました。その言葉を信じ勉強してきて、合格できたのはLEC水道橋本校を選んで良かったと思います。事務局のスタッフの方も丁寧に対応されていて気持ち良かったです。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
自分の現在の実力を客観視できる点が良いと思います。特に自分が間違えているが、他の人はほとんど正解しているといった基本問題を把握できるところが良かったです。そのような問題はすぐに復習して理解をしていかないと本試験では良い結果に結びつかないので自分の弱点の場所を知るにはとても良いと思います。
フォロー制度の活用方法について
復習する時に再度、Webを使って講義を受講しておりました。また、他の講師の講義も聴いて学習を進めていきました。復習する時には倍速で受講できるところと、他の講師の受講もできるところが良かったです。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【山下講師】22年目の「試験に出る1.2.3」
- 【山下講師】15年目の「点数問題100の法則」
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- 【山下講師】試験で狙われる「問題解きまくり」
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私にとっては「点数問題100の法則」はとても良かったです。10年分の点数問題を集めている問題集です。一科目につき約100問あるわけですが、総則から罰則まで科目全体が網羅されており、手早く復習するにはうってつけでした。本試験の直前期には1日2科目と決めて何度も復習をしていました。また、点数となっている問題自体の難易度も把握できるところはとても良かったです。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
行政書士として独立をしているので、これからは社会保険労務士と併せて、主に法人を相手に仕事をしていこうと思っております。そのため、事務指定講習後にすぐに開業社会保険労務士として登録をしようと思っております。資格取得届、喪失届などの社労士業務と許認可更新などの行政書士業務と併せて、クライアントのバックアップをしていこうと思います。
これから受験される方へのメッセージ
社労士の試験は簡単な試験ではないですが、難しすぎる試験でもないと思っております。ちゃんと学習すれば問題も解けていけるようになりますし、点数もとれていくものだと思います。合格率の低さは各科目にある基準点によるもので、バランス良く学習をしていかなければいけないことが、難しくなっている原因だと思います。山下先生もよく「難しいところに入り込みすぎて、そこが得意になっても他のところでバランス良く点数をとらないと合格できない」とよくおっしゃってくれます。その通りだと思います。バランス良く復習をしていけば決して一発合格も夢ではない試験だと思いますので、是非皆様においては頑張って合格をつかんでほしいと思います。