最後3ヶ月は模試を受けるたび点数を報告、勉強方法をアドバイスいただけ不安を持たずに最後まで走り抜けた。
人見 元太 さん (20歳代)
受講した講座 | 合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
父が別の士業で昔から開業して仕事をしている姿を見ていました。自分も独立して仕事がしたいと思うようになり、そのために手に職をつけようと、父に相談すると社労士はどうかと言われました。最初は社労士がどのような仕事なのか分からないままのスタートでしたが合格後に自分がしたいことをイメージして勉強を続けました。
LECを選んだきっかけ
1年目で通信講座を利用して勉強して試験を受けましたが合格には程遠い点数でした。そこで、岡山県に通学で勉強できるところはないかと思い学校を調べてLECがでてきました。話を聞きに行くと実際に講師の先生に会って話しをする機会を作っていただき、その時にこの講師となら、また1年間頑張れると思いLECを選びました。
インプット時期の学習方法を教えてください
インプットの時期はとにかく回転数を上げることを心がけていました。回転数を上げるには教材を増やすのではなく最小限の教材を繰り返すことが大事です。実際、私はインプットの時期は、テキストと過去問、選択式対策の問題集この3冊をひたすらに繰り返し、これら以外の教材はほとんど使わず、この3冊は全て頭に入れるという気持ちで取り組みました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
5月からが社労士試験で一番知識も増え、点数も伸びる時期だと思います。私はこの時期の勉強方法としては、過去問や選択式対策の問題集から模試や直前対策に切り替えていきました。模試は受けっぱなしで終わるのでなく、何回繰り返すかで定着度合いがかなり変わると思います。また、過去問では一問一答での勉強が多いですが、この時期からは模試などの五択の形にも慣れておくことをお勧めします。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
私が学習をしていて一番辛かった時期は直前期です。私は模試などでは合格点をとれていました。しかし、社労士試験は合計点が良くても、足切りの1点で不合格になる試験です。100%大丈夫と試験に臨める人はいないと思います。どこまで勉強すればいいのか、もし自分が分からない問題が出たらどうしようと気持ち的に辛かったです。直前期に私のような不安を持つ方は多いと思います。どうしても不安な気持ちなどはかなりありましたが、1年目は足切りで不安になるようなレベルではなかった自分がそこのレベルまで上がってこれたということに自信を持ち、また合格後にしたいことをしっかりイメージして、気持ちでは絶対に合格するんだと思い続けて自分を信じて勉強していました。
LECで受講して良かった点
LECを受講して良かったことは、生講義を受ける機会があったことです。生講義の良い点は、講師の先生といつでも話ができる環境があることです。勉強内容はもちろんですが、私が支えられたと感じたのは勉強方法についてアドバイスをいただけることです。講師の先生は自分の経験はもちろん、様々な成功例や失敗例を見てきていると思います。その中でこの時期はこういう勉強がいいだとか、勉強についての悩みを聞いていただけたのは本当にありがたかったです。私は最後3ヶ月は模試を受ける度に点数を報告して、今この点数ならこういう勉強がいいだとかアドバイスをいただいて勉強方法に関する不安を持たずに最後まで走り抜けたと思います。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
LECの模試は本試験のレベルに1番近いと感じます。他社の模試も受けたのですが、一番本試験との点数の差が少なかったです。より本試験に近いレベルの模試を受けたいならお勧めします。
フォロー制度の活用方法について
1年目では別の通信教育を受講していました。そこでは周りの受験生と関わる機会や先生にすぐに質問できる機会がありませんでした。しかし、LECの通学ではすぐに先生に質問でき、勉強の内容はもちろん、勉強方法などについても不安なことを相談できる環境がありました。また、他の受講生が自習室で勉強している姿を見ると自分も頑張ろうと元気をもらえました。
Webフォローでは1人の先生だけでなく複数人の先生の講義を見ることができます。先生によって講義にも特徴があり、なかなか理解できない部分も違う先生の講義を見ると頭に入ってきたりします。倍速などを利用して複数人の先生の講義を見るのが良いと思います。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
- 【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
- 【澤井講師】選択式・難解3科目、直前MAX!スピードチャージ
私は澤井直前道場フルパックで受講しましたが800本が1番力になったと感じます。本当に最後の総まとめとしてかなり質の高い教材だと感じました。また今年に関してはかなり予想が当たっていたように感じます。本試験の最中も何度もこれは澤井先生の教材の問題だと思い出すほど当たっており、とても感謝しました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
社労士事務所に勤め、専門知識や社会人としてもしっかり成長して最後は目標にしていた開業をしたいです。講義の中で「何かあって対応するのが社労士の仕事ではなく、問題が起こる前に整備をしていくのが社労士の仕事だ」と講師の先生が言っていたことがとても印象に残っています。私もしっかり知識や経験を積んでそれぞれにあったものを提供できる社労士になりたいです。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験は難しい試験ではあります。範囲が多い分、時間も必要になると思います。しかし、勉強方法を間違えず一生懸命勉強すれば必ず合格することができる試験だと思います。しんどい時ほど合格後にしたいことをしっかりイメージして頑張ってください!