本試験と形式・難易度が一番合っているのが、LECの公開模試だったと思います。
船津 昌己 さん (50歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
---|---|
コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
定年後の第二の人生の生活の糧として、キャリアコンサルタントとFP資格と合わせて受験しようと考えました。
LECを選んだきっかけ
LECには20数年前に司法書士の勉強で通っていたこと、その履歴から他資格受講生割引があったためです。また、会社帰りに通いやすい立地(徒歩5分)にあったことも大きな理由です。
インプット時期の学習方法を教えてください
中上級講座は、学習としては2年目でしたので、講義を聴く前に「一問一答過去問BOOK」で事前に問題を解いた上で、理解の乏しい箇所を確認してから受講するようにしていました。受講後には、再度「一問一答過去問BOOK」や過去問を解いて、インプット時にもアウトプットを行うことで理解を深めました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
過去問、市販の問題集を使ったアウトプットを5〜6月は1分野1週間、7月は1分野2〜3日、8月以降は1日2分野を行い、苦手分野の克服を行いました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
仕事と並行して学習時間を確保することが辛かったです。仕事の量を減らすことはできないので、プライベートの時間を確保できるように、試験直前期は好きなお酒を断酒し、夜の学習時間を確保しました。また、会社までに行き帰りの電車の中でもぽち問を解くことで学習時間を確保しました(6月以降でも30時間は確保できたと思います)。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
LECからもらったスケジュール表を使って計画を可視化し、平日は出勤前の朝1時間、帰宅後の2時間をマストとして学習時間を確保しました。
LECで受講して良かった点
第一は椛島先生の授業です。原理原則から明確に教えていただけたので、単なる暗記ではなく、一度理解できたことは、問題を解く時にはそれを思い出しながら、本試験でも解答できました。
第二は教材です。テキストの内容充実はもちろんのこと、Web教材、ぽちぽち過去問なども充実していました。
第三は質問の受け入れ体制です。次の授業までの間に、メールで質問したことを丁寧に教えていただけたので、授業の理解もより深まりました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
テキストとリンクしていたので、復習がしやすかったこと、解説が充実しているので復習がしやすいことが良かった点です。ただし、一番良かった点は、解説冊子の左ページに問題が再掲されているため、右ページを隠しながら再度問題を解くことができる点です。単なる模試の見直しではなく、直前期には再度問題を解き直しながら復習をすることができました。さらに他社の予想問題集も数多くこなしましたが、本試験と形式・難易度が一番合っているのが、LECの公開模試だったと思います。
フォロー制度の活用方法について
Webフォローは、単元で理解が不足している箇所をピンポイントで再度視聴する際に活用しました。ぽちぽち過去問は試験直前期に通勤電車の中で毎日往復40分間、繰り返し繰り返し使用しました。すき間時間の活用ができ、風呂の最中でも利用させてもらいました。教えてチューター制度は、勉強しながら分からないところをすぐにメールで送信し、少なくとも2日後には丁寧な回答を確認することができました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【椛島講師】主要6科目限定!かば流2段階で5択攻略アカデミー
- 5月時点での各分野の弱点発見に役立ちました。
- 【椛島講師】絶対基礎論点!全科目究極FINALチェック
- 8月最後の学習の抜けを確認するのに非常に有効でした。
- 【椛島講師】椛島の大胆予想! 選択式32題
- 最低2 問解答を目標に、本試験と同じ緊張感をもって臨むことができました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
定年退職後の生活の糧として、既に取得しているキャリアコンサルタントの資格と現在勉強中のファイナンシャルプランナーの資格を合わせて活用していきたいと考えています。
これから受験される方へのメッセージ
社会人の方へ、仕事と勉強の両立は厳しいと思いますが、自己管理と学習計画をしっかりと立てることがポイントだと思います。また、何年かかけて合格しようと思うよりは、1年で合格するつもりで勉強することが大切だと思います。私の場合は、1年目は5月以降の学習量が思ったほど伸びず、7月まで1回目の過去問をやっていました。結果は、選択式30点、択一式40点で択一式が4点足りませんでしたが、4点以上に足らなかった感じがしました。2年目は、スパートが5月と遅かった1年目の反省から、1月からアウトプットを中心にロングスパートをかけました。学習計画を長期で練り、実戦答練、模試を柱にその間に一問一答過去問BOOKや過去問題を織り交ぜながら、抜けている箇所はテキストに戻ってインプットのし直しをしました。最後の1カ月は、書店に並んでいる市販の問題集や他社の予想問題をほぼすべてやり切ったと思います。椛島先生にも、他社の問題集は、傾向が違っても選択式対策にもなると言われて受けました。
最後に、私は選択式の基準点下げ(労一1点、国年2点)に救われて合格しましたが、3年目になっていたとしても、択一式には椛島先生の教えのおかげで自信がありましたが、選択式には不安が残っていたと思います。選択式の問題集がたくさん出ていますので、これを普段の授業と並行して行うことをお勧めします。