一問一答過去問BOOKは学習のほとんどを占めていたので、これがなければ合格はなかったと思うほどです。
芥川 雄 さん (30歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
きっかけは仕事で伸び悩んでいで、何か国家資格を取得して手に職をつけようと考えたからです。その取得する対象の資格として社労士を選んだ理由は、社会保険や雇用保険といった自分にとって身近な知識でとっつきやすいと思ったからです。しかし、社労士という仕事について色々調べていくうちに人の役に立てる素晴らしい職業だと感じ、本格的に受験を志すことにしました。
LECを選んだきっかけ
様々なスクールがあったので、受講料や内容等をもとに選定していましたが、最終的に決め手になったのは、定期的に開催されている澤井先生の説明会が面白く、授業を受けてみたいと思ったのでLECを受講することにしました。
インプット時期の学習方法を教えてください
講義の1週間前に予習として対象範囲の過去問を解き、講義を受けた後、3日以内に同じ範囲の過去問を解くというのが私のルーティンでした。また、どの科目でも「届出」が苦手だったので、厚生労働省のホームページより届出の実物を参照し、どんな内容を記載するのかを具体的にイメージできるようにしていました。さらに統計問題も苦手だったので、届出と同様、各省庁のホームページを参照し、どんなデータをどのように収集しているのか確認して興味を持つようにしていました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
過去の出題範囲はできないと基準点割れにつながってしまうことから、過去問を全科目毎日解いていました。最初は一ヶ月で一周するようなペースで行っていましたが、徐々にスピードアップして最終的には10日で一周するようなペースになっていたと思います。正直辛かったので、計画を入念に立てて、実績を記録することでモチベーションを維持していました。また、息抜き兼統計問題対策として「10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義」のWeb講義をビデオの録画を見るような感じで何度も見ていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
5月〜7月は実戦答練の結果が伸び悩んでいたり、仕事が忙しくて思うように勉強できない状況があったりで最も辛かったと感じています。辛い時はWebではなく、講義を受けに行くことで澤井先生や受験生の皆様から元気をもらっていました。また、過去問をひたすら解いて余計なことを考えないようにしていました。どうしてもダメな時は外に出かけてリフレッシュしたこともありました。こうした行動が克服につながったかは分かりませんが、模試の結果が徐々に良くなっていたので、効果は一応あったのだと思います。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
朝早く起きて勉強する習慣を身につけました。元々は夕方に勉強していましたが、仕事で疲れて勉強しない日が頻発したため、朝早くに勉強するほうが確実だと気づきました。ただ、早起きに関しては徐々に慣らしていかないと逆に辛くなるので気をつけたほうが良いと思います。
LECで受講して良かった点
他のスクールを受講していないので比較はできませんが、テキストはポイントが抑えられていて分かりやすいですし、一問一答過去問BOOKは私の学習のほとんどを占めていましたので、この教材がなければ合格はしていなかったのではないかと思うほどです。講師の先生も多彩でWebでも通学でもどちらでも選べるのも良かったです。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
公開模試で出題される問題は難問奇問が少ないため、勉強した成果がダイレクトに反映される印象があります。今年度は受験していく度に成績が良くなっていった感じで最後の3回目は合格圏内に入ったので非常に手ごたえを感じました。良くも悪くも自分の実力を確認できる良い機会になると思います(1年目はまったくダメで落ち込んだのは苦い思い出です……)。
フォロー制度の活用方法について
Xのアンケート機能で4択問題が出題されていたので、すき間時間にちょっとした息抜きとして活用していました。過去問やテキストでは補いきれないトレンドになりそうな選択式の論点だったり統計だったりを知る機会になり便利です。また正答率が表示されるので間違えると悔しく感じる点も魅力です。
Webフォローは好きな時間に好きなタイミングで受講できることや、自分が苦手とする科目を何度も受講したり倍速で受講して時間短縮を図ったり、様々な活用方法があるのでとても便利でした。また講師によって特色があり新たな気づきが得られる点もWebフォローのメリットであると感じます。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
- 【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
- 【澤井講師】選択式・難解3科目、直前MAX!スピードチャージ
- 【澤井講師】不安の安衛法 3時間で仕上げる!
苦手な一般常識(特に統計問題)や安衛法を重点的に試験前に答練ができるので何度も復習していました(試験前最後の一週間は各道場と過去問をひたすら解いていました)。本試験でもいくつか出題されている内容があったので、今回の合格は澤井先生の道場のおかげだと思っています。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
資格を取得したので、まずは事務指定講習を受けて社労士として登録しようと考えています。その後は検討中ですが、社労士の実務も何らかの形で経験したいと考えています。社会保険労務士の知識を持ったIT技術者として、給与計算や人事管理に関するシステムに関わっていこうと思っています。あるいは、IT業界に詳しい社会保険労務士としてシステム導入を含めたコンサルティングをすることを想定しています。
これから受験される方へのメッセージ
社労士の勉強をして得られた知識は受験生の頃であっても仕事で活かせる機会が多かったので、決して無駄にはならないと思います。また、受験勉強はマラソンのような感じなので、自分のペースで焦らず楽しく、時には自分を適度に許しつつ、進めていくことが長く続けるコツだと思います。