通学していたので、他の受講生の方と一緒に勉強ができ、小テストや模試では点数を競いあって切磋琢磨しました。
大久保 勇健 さん (40歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
不透明な時代だからこそ、一生働くことができるキャリアを身につけたいと考えておりました。その時に新聞の特集で定年後に社労士事務所を開設した方の記事を読み、社労士に興味を持つようになりました。
LECを選んだきっかけ
会社と家の近くで通いやすいと思ったことと、熱いガイダンスを聴いて受講を決めました。
インプット時期の学習方法を教えてください
- ①Web講義で予習と予習した箇所の過去問を確認する
- ②毎週日曜日の通学授業を受ける
- ③授業で受けた箇所の過去問を解く
- ④乗り入れ自由制度を活用し、別講師の授業を受けて一度受講した講義内容を復習する
実戦答練以降の学習方法を教えてください
過去問に加えて、確認テスト・本試験予想答練・実戦答練・模擬試験の問題を何回も解きました。 問題を解いて分からなかったところや、誤ってしまった部分はテキストに戻って確認しました。 解いた問題は、出題の論点を短文にまとめて3回程、白紙のコピー用紙に書いて覚えこみました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
家では集中力が続かないので、会社帰りにファミリーレストランや喫茶店で勉強していました。 周りのお客様の話し声が気になることも正直あり、集中できないこともありました。 また仕事で疲れてしまったり、宴会などがあったりした場合は、勉強が面倒に思うこともありました。工事現場等で利用される業務用耳栓を購入しできるだけ、周囲の雑音を遮断し、勉強に集中できるように努めました。また私と同じようにファミリーレストランや喫茶店で勉強している学生や社会人の方も多くいらっしゃったので、彼らをライバルと決めて「彼らに負けてたまるか」の気持ちで勉強してました。この歳で18歳未満の方にライバル意識を燃やしている人はあまりいらっしゃらないと思いので、良い経験でした。
また、携帯電話の待ち受け画面は、去年の不合格通知の写真を設定し、見返すたびに臥薪嘗胆の気持ちで頑張ろうと思いました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
長時間一気に勉強しようとすると仕事や家事などでうまくいかないことが多いと思います。中国語の勉強をしている時に中国人の方から教えて頂いた学習法ですが、「10分単位でできる学習」の習慣をつくると勉強が長続きするコツとのことです。私の実践例を記載します。
- ①朝起きたら布団の中で10分から15分過去問で間違えた問題を再度解いたり論点を書いたメモを読み返す。
- ①通勤電車で過去問を解く。(無償の過去問アプリなどもありますので片手で過去問ができます)。
- ①目的条文を音読したものを録音し、移動時間は、それを聴く。
- ①私は男にしては長湯なので、お風呂の中で過去問を毎日20問解いてました。今の時代は携帯電話が防水で助かります。
上記で1日最低でも40分から1時間程度の学習時間を確保できます。
LECで受講して良かった点
長い歴史のある学校だけあって、あらゆるところにノウハウが蓄積されていると思います。講師の指導方法はもちろん、校舎の立地や教室の雰囲気なども素晴らしかったと思います。
あとは、通学していたので、ライバルでもあり、戦友でもある他の受講生の方と一緒に勉強ができたのは財産になりました。小テストや模試では点数を競いあって切磋琢磨しました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
模試は、法改正論点や過去問で問われていないが、今後問われる可能性のある問題も多く出題されるので、実力試しのみではなく、試験対策の問題集としても有益だと思います。実際に模試に出題された論点が本番試験でも出題されていました。8月のお盆時期は毎日模試の問題を繰り返し解いてました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】超直前予想!改正答練
- 【吉田講師】労働統計・白書一問一答 100本道場
吉田講師の労働統計・白書 一問一答100本道場のお蔭で労働一般の選択問題は多くの受験生が苦戦する中、4点取ることができました。統計名ごとに予想問題が整理されいたので、統計名については、馴染みがあったので本番でも落ち着いて解答することができました。
フォロー制度の活用方法について
通信Webでは複数講師による講義を受講できるので、通学の前に予習として椛島先生のWeb授業を視聴し、通学で澤井先生の授業を受講するようにしていました。また復習として大野先生のWeb授業を視聴していました。いつでも、どこでも授業を聴くことができたのと、各講師でから覚えるためのコツを伝授いただくことができました。
また乗り入れ制度を利用して、カリキュラムのスケジュール的に進度が澤井先生のクラスよりも遅い吉田先生の授業も受講し、理解を深めました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
まだ明確に定めておりませんが、生涯現役に向けて日々精進していく所存です。まずは事務指定講習を受講し、社労士会に登録できるようにしたいと思います。また特定社労士の試験にも早い段階で挑戦したいと考えております。行政書士の学習も始めました。将来的に社労士と行政書士の2本立てで業務ができればと思っております。
これから受験される方へのメッセージ
講師の方や他の合格者の方が何故かあまり言わないことなのですが、社労士試験は気力・体力も重要だと考えています。過去問や答練・模試の問題を何回も繰り返し解けば誰でもある程度のレベルまでは点数が伸びると思います。ただし何度も過去問を繰り返し解くのは膨大な時間が必要であり、膨大な時間を学習していくには、気力・体力も充実していないと厳しいと思います。また社労士試験は、午前80分・午後210分の長丁場です。当日ベストコンディションを保つためにも、日頃からランニングをするなど290分の時間に負けない体力強化にも努めた方が良いと思います。