相談体制も整っているので、一人で悩まないで良かったのも感謝しています。
岡﨑 真郁 さん (30歳代)
受講した講座 | 合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
親が社会保険労務士をしており、後を継ぐため志しました。また、目指す前は総務の仕事をしており、顧問の社会保険労務士の先生と接していく中で労働者に対する法律や仕組みに興味がわき、知識を深めたいと思っていました。
LECを選んだきっかけ
自分の性格上、通信のみの勉強ではモチベーションが維持できないと理解していたので通学ができる予備校を探していました。若井先生の体験講義を受けて、暗記よりも理解に重点を置いている点が私に合っていると確信してLECに決めました。
インプット時期の学習方法を教えてください
まずは、講義に重点を置きました。2年目の勉強だったので、予習はあまりしませんでした。講義を聞いていく中で、記憶が抜けているところや、覚えてなかったところ、丸暗記をしただけで理解をしていなかったところを把握するように努めました。覚えるのは試験が近くなってから、と思っていたのでそういった部分を理解するように努めました。
自宅での勉強は、朝、出勤前に単元ごとに問題演習をやり、間違ったところのテキストを読み直して間違った内容を書き込みました。その後、その部分を問題演習用のB6のノートにまとめました。内容によってはどうしても覚えられず、何度もノートに書いたものもあります。
書き込みしたテキストやノートを写メに写し、通勤の電車の中等で確認しました。歩いている時は、朝に勉強した内容について頭の中で反芻させていました。
問題演習はやる頻度に偏りが出ないように、最後の単元から解いたりしました。その他苦手な分野はWeb講義をダウンロードしてすき間時間に音声を聞くようにしました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
問題演習をしてテキストを読み返す方法をとっていましたが、若井先生から試験が近くなってきたら問題演習よりもテキストを何度も読みましょうとアドバイスをもらったのでテキストを読むことに重点を置きました。ただ、読むといっても何をどうやって?という状態だったので、試しに労働基準法の目次の部分を開いて、1章について目次を見ながら覚えていることを書き出しました。その後、その単元についてテキストを開いて確認してみると、全然覚えていないことに気づき、愕然としました。
その後、労働基準法全部と安全衛生法を同じ方法を取り、大体どういう部分を覚えていないか、書けないのか把握し、自分の理解の感覚を把握しました。3科目目からは、書かなくてもどこを覚えていないのか分かるようになり全科目同じようにじっくり読みました。特に苦手としていた一般常識は時間をかけて読み、理解し覚えるようにしました。
模試でも予想問題集でも時間がぎりぎりになってしまうため、5択の中でなるべく文章が短いものから読むというように解き方を工夫しました。また、どうしても後半の社会保険科目で集中力が途切れてしまうので、諦めて頭が沸いた状態でも7割点数が取れるように、と具体的な点数を目標に年金科目は勉強しました。目的条文はどこが抜かれても大丈夫なように、とアドバイスがあったので8月になってからは目的条文を音読して覚えました。
全体的に奇をてらったことをしないように先生のアドバイスに素直に従うようにしました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
モチベーションの維持ができなく、やらなくてはいけないのに勉強をさぼりたくなったりしていました。さぼった日は自分は何てダメなんだ、と落ち込み、そんな風に時間を無駄にしてさらにモチベーションが保てずつらかったです。
問題演習をしても模試で思うように点数が伸びなかったり、講義を聞いても全然理解ができない部分も多く焦りました。
やる気は出るものではなく出すもの、と考えを改めて、勉強になかなか手をつけない自分に1問だけはやろうと声を掛け、励ましました。また、朝は4時に起きて2時間は勉強すると決め、その代わり夜の勉強はやらなくてもいい日もある、と決めました。朝起きてベッドから出られない時は、この言葉を実際に発声したりして行動を始めました。
モチベーションをあげるため、ノート・ペン・イヤフォン等勉強に使用するものは自分の気持ちがあがるものを購入しました。
理解できないことや疑問に思ったことは若井先生に何でも聞きました。試験に出ないような細かなところについて聞いたり、高額医療費についてわからない、覚えられないといった漠然とした聞き方でも答えてくれた先生に感謝しております。
また、試験や勉強について不安になったら、LECの事務局の方にありのままの相談をし励ましてもらいました。
LECで受講して良かった点
通学もできてWeb講義も聞けるので単純に合う先生が見つかりやすいと思いました。自分に合う先生を信じて言われた通りにしていけばいいです。テキストも白黒なので自分でルールを決めた色で、書き込みをすることができる点も良かったです。
また、相談体制も整っているので一人で悩まないで良かったのも感謝しています。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
5月に模試があり、本当に助かりました。ちょうど自粛要請が強くなっていた頃でモチベーションが本当に低い中で受けたので結果が散々でこれではまずいと思うきっかけになりました。終わった後に、工藤先生の復習講義があり試験に合格するのに何が足りないのか確認できました。
また模試の後の授業で、若井先生と出来について話をしたりして反省をすることができました。事務局の方は私の試験結果について把握したうえで、苦手な点を指摘してくださいました。指摘された科目について重点的に復習するきっかけになりました。
フォロー制度の活用方法について
講義の全行程が終了した後、自習室を講義に充てていた火木の夜と土日に勉強場所として活用しました。快適な環境で勉強以外することがないので集中することができました。Webフォローは、やむを得ず欠席した講義を講義形式で最初から最後まで聞けたので内容を理解しやすかったです。また、複数の講師の講義がそのまま聞けたので、多様な角度から講義に触れられ、理解が深まりました。音声のダウンロードもできたので、苦手としていた分野の講義の音声をダウンロードして、意識したり集中したりに関わらずひたすら聞いて覚えるようにしていました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
社会保険労務士として細くとも長く業務に携わりたいと思っており関係法令について常に勉強に励み、労務行政の専門家として顧客に満足頂ける仕事をしたいです。
これから社労士試験を受験する方へメッセージをお願いします
昨年、試験を受け終わった後、勉強が足りなかった、という反省をしました。とても自分が惨めで約1年間何をしていたんだろうと心の底から情けなかったです。
今年は同じような反省をしないと心に決めていました。先生の言ったことを素直に聞き実践しました。人事を尽くして天命を待つ、合格まではそんな心境でした。LECは頼れる人・ものが多くあります。人事を尽くせる環境にあります。大丈夫です。人事を尽くして天命を待ちましょう。