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2020年度合格
元屋 光正さんの合格体験記

合格者

工藤ゼミ生の質問のレベルの高さを目の当たりにし「このままではいけない」と気づけたことが合格につながった。

元屋 光正 さん (50歳代)

受講した講座 工藤プロジェクト Swing-byセミナー
コースの受講形態 通学
受験回数 3回

社労士受験を志した理由

勤務先の役員から、労務管理の監査などにも役立つことから社会保険労務士試験の受験を勧められました。私としても、働き方改革を進めていくにあたっては、条文の文理解釈だけではなく、法の趣旨に遡った理解が必要不可欠であることを感じておりましたし、また、専門技術職主体の会社で技術系の役員に事務系社員の話を真剣に聞いてもらうためには難関資格を取得して一目置いてもらうことが必要であると考え、社労士を受験することにしました。

LECを選んだきっかけ

工藤先生のガイダンスを聞いて、趣旨をきちんと説明していただけるのが腑に落ちて、自分に合いそうだと直感的に思いましたので、工藤先生のおられるLECを受講することにいたしました。

インプット時期の学習方法を教えてください

合格講座、合格レスキュー等、授業の前にWebフォローで収録講義を視聴できる講義については、必ず事前に視聴して重要箇所に工藤先生をまねて赤や黄色のラインマーカーを引きました。その結果、生講義では、工藤先生の話を理解することに集中できました。一方、Swing-by セミナー等、事前に収録を視聴できない講義については、生講義中であやふやな点、聞き落した点等があれば、その場でテキストに付箋を貼って、大体の時刻を書き留めて、Web講義がアップされたらすぐに復習しました。また、音声を携帯電話にタウンロードして、通勤で歩いている時や食事中等に聞きました。また、過去問については、科目別の過去問集を、通勤の際に解いていきましたが、どうしても遅れ気味でした。さらに、滝先生の黙っちゃいられない労働一般常識や労働判例解説については、教材が来てもすぐには受講できない場合もありましたが、概ね1ヶ月以内には受講し、音声を携帯電話にもダウンロードして聞きました。

実戦答練以降の学習方法を教えてください

実戦答練及び公開模試については、間違えた問題があったら、なぜその選択肢を選んでしまったのかも含めてノートに記しました。ただ、それに時間をかけすぎていたようで、テキストの読み込みの時間を十分に確保できませんでした。
第3回公開模試が終わったあとは、これまでに受講した合格レスキューや工藤ゼミのテキストの読み込みを計画しました。しかし、実際には、第3回の公開模試の点数が伸び悩み、その復習に手間取ってしまい、せっかくマーカーで重点ポイントをハイライトしたテキストの一部は直前期に見直す暇がありませんでした。

スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?

Web講義を事前に確認できる際には、必ず視聴して予習するようにしましたが、その結果、平日の夜は就寝時刻が1:30以降になることが多く、慢性的な寝不足をつらいと感じました。
毎週の曜日ごとの主な予定を決めることによって、比較的早く就寝する曜日を決めて、寝不足にならないように心掛けました。ただ、実際のところは、月曜日から金曜日まで毎日1:30以降まで勉強している週も結構ありました。

仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫

仕事については、社労士の受験のため、基本的には「残業」をしないようにしました。

LECで受講して良かった点

LECで工藤先生の合格講座(2019年試験向け)及びゼミ(2020年試験向け)を受講したことによって、労働及び社会保険関係の諸制度について趣旨から理解できるようになったので、今後、社内社労士として働き方改革を推進していくにあたっての基礎を構築できました。
また、私は結構のんびり屋なので、なかなか自分を追い込むことができないで、1年目、2年目は失敗してしまったのですが、工藤ゼミで、先生の講義内容だけではなく、他のゼミ生の質問のレベルの高さを目の当たりにして、「このままではいけない。」と気づけたことが合格につながったと思います。

全日本社労士公開模試を受験して良かった点

第1回の公開模試は基礎的な問題が多く、重要なポイントの復習に役立ちました。また、第1回、第3回の公開模試で、択一式の目標点の49点は取れなかったものの一応合格点を取れたことが大きな自信につながりました。さらに、過去3年間の模試及び本試験の択一式試験の点数を折れ線グラフにしてみると、少しずつではあるが模試の点数が毎年伸びてきていることから、自信を感じることができました。

合格までに受講した道場講座について教えてください

【工藤講師】Kudo Project “Swing-by” seminar 2020 公開講座
社労士試験の試験範囲プラスαを網羅しており、単に社労士試験合格に役立っただけではなく、今後社会保険労務士として生きていける自信ができました。
【工藤講師】合格レスキュー2020 BASIC
【工藤講師】合格レスキュー2020 FINAL
3年間毎年受講しましたが、毎年進化しており、合格に必要な最低限の知識を習得することができました。
【工藤講師】最後に“すっきり! 整理!”道場
本試験の前日でしたが、ここでユージアル方式とアクチュアル方式の話を再確認していただいたから、本試験の選択式の労働一般常識の統計の問題に、何とか太刀打ちできました。5問中1問もわからなかったのですが、前日の講義をてがかりに推理したら、5問とも「当たっていた。」ような感覚でした。もし、前日にこの講義を受講していなければ、合格は難しかったのではないかと思います。

フォロー制度の活用方法について

ぽち問は、通勤途中等に、過去出題された基本的な知識を確認するために重宝しました。私は、基本的には自宅のパソコンで受講していたのですが、携帯でも並行してLECのマイページからぽち問にアクセスできることに気づいたのが、直前期になってからだったので、安全衛生法、徴収法等一部科目を1回転するのがやっとでした。
自習室については、新型コロナウイルス感染症で閉鎖されるまでは、仕事が早く終わった日には行って、他の受験生が頑張っておられる姿を見て自分のモチベーションを高めつつ、テキストの予習・復習をしておりました。
また、Webフォローを活用することによって、初めて何とか工藤ゼミについていくことができました。工藤先生の講義では、テキストの重要箇所を赤や黄色等のマーカーでハイライトなさるのですが、生講義中にマーカーを引くことに気を取られていると講義のポイントを聞き落してしまうおそれがあるので、生講義前にWebフォローで「収録講義」を視聴できる場合には、必ず事前に視聴してマーカーで重要箇所をハイライトしておきました。その結果、生講義の際には流れを聴き取ることに集中できました。さらに、直前期に復習する際に、「これ、どういう話だったっけ。」と思った単元については、Webフォロー授業を再度視聴して疑問点の解消を図りました。

社労士資格をどう活かしていきたいですか?

今の会社の社内社労士として、働き方改革を支援していくとともに、その子会社の監査役として、社会保険労務士としての知見を活用しながら、内部統制の構築に対して助言してまいりたいと思います。

これから受験される方へのメッセージ

社会保険労務士試験は決して甘い試験ではありません。この1年間は、私としては、東大入試直前と同じ位必死に勉強しました。大学入試から40年近く経過していることに伴う記憶力・集中力の低下及び仕事をしながらの受験であることによる時間的制約を考えると、同じ位必死に取り組んで、ギリギリ何とか合格できたという感じです。ただ、工藤先生を始め、LECの先生は、何をどこまでやれば合格できるかをご存知です。あとは、自分に合う先生を見つけて、その先生を信じて、一歩一歩地道な努力をすることが合格につながると考えます。

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