竹原先生の「過去問をとにかくやる、テキストは熟読しなくてOK」という言葉に全幅の信頼を置いて合格。
溝口 舞 さん (40歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
いわゆるブラック企業に勤め、真面目に働く人が体を壊して辞める様子を見て「これは会社が悪くないのだろうか」「労働者は泣き寝入りするしかないのか」と思い、ネットで調べたところ、社労士に行き着いたからです。
LECを選んだきっかけ
勤務した社労士事務所の先生が「独学は辞めたほうがいい、LEC広島本校の竹原誠先生がいいよ」と薦めて下さったため、LECを選びました。
復習や学習方法で工夫したところ
LECで5月にはじめて受けた模試が悪く、Webのぽち問を全てやりました。私はパソコン画面を通してだとペーパーのほうが向いているせいか正答できているか不安だったので、暗記カードに切り替えました。7月の模試がF判定でこのままでは落ちると思い、学習の立て直しをしたのが功を奏しました。LECの確認テスト、答練、模試で不正解だったところをとにかく手書きの暗記カードを使って繰り返し覚えました。苦手だなと思う暗記部分や健保の最後のほうはコピーしてトイレに貼って、単純接触回数を増やしました。
LECの自習室で8月は一日中過ごし、解答時間を本試験と同じにして過去問演習し、一肢解いて×問だった時、どうしてその問題が×なのか理由を書くようにしました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
7〜8月の直前期は「あれが出るかも」と勉強が手につかない感じになり焦りました。仲の良い社労士の先生が電話をかけてくださり「迷うより何よりもうやるしかないんよ」と檄を飛ばしてくださり、何とか合格できました。ちなみにその先生は5ヶ月通信教育で勉強、私も10ヶ月、どちらも一発合格です。すき間時間に暗記カードで勉強したところは共通しています。
LECで受講して良かった点
LECの竹原先生は、講義はもちろんのこと、レジュメが大変勉強になりました。受験プロパーの勉強でなく、時事問題も取り上げつつ分かりやすく指導してくださいました。あわせて他講師のWeb講義を何度も聴いて弱点克服しました。年金がさっぱり分からなかったので椛島先生や工藤先生の講義を繰り返し聴き、短いスパンですぐ問題演習しアウトプットするなど、毎回の講義で自分の理解の薄かったところはWebで補填しました。テキストを読むのを重視する人もいますが、私は竹原先生の「過去問をとにかくやる、テキストは熟読しなくてOK」という言葉に全幅の信頼を置いて合格できました。テキストはパラ見で、基本に忠実に辞書のように重要な単元を掘り下げて読むのに使ったくらいです。全科目が終わったら確認テストがありますが、毎回、本試験だと思って臨んでいました。横断式の考えも椛島先生の講義で早くから定着することができて良かったです。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
セミナーや講演を通じて請求しないともらえないお金を広めます。それから田舎に住んでいるので、年金相談など気軽に引き受けられるようにし、何度でも相談してもらえる社労士を目指します。また特定社労士を取得し、会社に理不尽なことをされた人の一助となりたいです。
これから受験される方へのメッセージ
社労士について色々情報を取っていけば自分には無理な挑戦のように思えると思います。私の場合は、受かるかも落ちるかもと一切思わずに目の前の勉強をとにかく理解するように努めました。「何でこんな大変な勉強を始めてしまったのだろう」と2回くらい泣きました。昨日の私は今日の皆さんです。皆さんと同じように悩み、それでも勉強を続け、自分を信じ、その先に合格が待っていました。経年で勉強されている方、もう辞めようと思っている方、どうかくじけないでください。皆さんにベストなタイミングで合格できると思います。
受験勉強もしつつ、社労士の方とお知り合いになったり、勉強会等参加して人脈を広げて、合格した後に、仕事がある状態に持っていってください。私が実際にそうしたので一緒に働いてくれる先生が待ってくれています。いつかお仕事で皆さんとお会いできるご縁があると願って。