社労士になりたい!絶対に一発で受かる!という強い信念で毎日3分でも勉強を続けたことが功を奏した。
黒川 晴菜 さん (30歳代)
受講した講座 | スタートダッシュ+ 合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
勤めている会社で、標準報酬月額の定時決定や随時改定、労働保険料の年度更新等の手続きを徐々に任せてもらえるようになり、表面的な実務だけではなくその業務の本質(この業務はなぜ、何のために必要?)を理解したいと思うようになりました。また、勤め先は経営コンサルティングの会社なのですが、資格を取得することで、現在のバックオフィス業務だけではなく、お客様に人事労務のコンサルティング業務ができるようになるのではないかと感じました。スキルアップを達成し、自身の業務の幅を広げるために受験してみようと思いました。
LECを選んだきっかけ
別の予備校へ一度説明会に行ったのですが、あまりピンと来ず、勉強してみようという決意ができませんでした。そこで、たまたま開催していたLECの講義体験会とガイダンスに参加してみたところ、椛島先生の講義の分かりやすさに惹かれ、ここでなら頑張れそう!とほぼ直感と勢いで受講を決めました。
インプット時期の学習方法を教えてください
その日の講義について、講義終了後に再度、先生が重要!とおっしゃっていて、マーカーをつけた箇所のみ、テキストを読み返しました。次に一問一答過去問BOOKを利用し、間違えた問題の論点や、先生がお話しされていなかった箇所について、テキストに別色でマーカーをつけました。間違えた問題と、難易度が「易」の問題について、次の講義日までに最低3回は解き直しました。とにかくテキストと過去問の往復でしたが、テキストについては、インプット時期は7割圏外の箇所や細かい箇所はあえて読まないようにし、過去問の方に比重を置いて学習しました。過去問では、文章中のどこが正解/不正解論点なのかを線を引いて確認し、なぜ正解/不正解なのかを説明できるようにすることを意識しました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
実戦答練や模試を通じて、基礎部分を再度確認するとともに、講義や過去問でも出てこない論点や初めて知った箇所を整理し、過去問よりもテキストを中心に学習しました。オプション講座の空欄穴埋め復習ゼミは模試の前までに繰り返し解いて、暗記すべき数字や表現を瞬時に解答する力を身につけるように取り組みました。
一つの科目についてテキストを読む時は、この表現は他の科目ではどういう意味だったか、ということも意識し、横断整理BOOKを常に横に置いて学習しました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
年金科目については、イメージが湧きづらく、理解したという実感がない状態でした。生年月日や経過措置のための給付など、単に給付日数や給付金額だけではない、これまでの暗記のパターンとは異なる概念が多く混乱しました。
このままではまずいと思い、4月の全科目の講義終了後、GW〜第1回の模試の前までは年金強化期間とし、ひたすら過去問を解いて、テキストの表現が問題文ではどのように言い換えられているのかに注目して学習しました。また、厚生年金/国民年金で、給付の種類、支給要件、支給額、支給停止、失権、の項目別に手書きの比較表を作り、記憶の定着を図りました。表の作成は複数回繰り返し、テキストも交互に見ながら、何が共通していて何が違うのかを確認しました。この学習を根気強く続けていくと、答練や模試では高得点を取ることができ、苦手意識は徐々に薄まりました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
すき間時間を何らかの学習に充てることを意識しました。料理や洗い物をしながら、スピーカーで空欄穴埋め復習ゼミの講義を聞いて、問いかけに対する答えを声に出したり、苦手な科目の講義を聞いて、テキストをイメージしながら次に先生が話す内容を思い出したりしていました。通勤時間中はWebフォローの講義動画を見たり横断整理BOOKに目を通したりしました。仕事で疲れ果てて、机に向かう気分になれない時はお風呂上りや歯磨き中の3分だけぽち問を解くようにしました。長時間の学習はできなくても、3分でも良いからやる、全く0分の日を作らないというように自分自身へのハードルを下げることで、日々学習を継続することができたと思います。
LECで受講して良かった点
椛島先生の講義は問いかけやなぜこういう規定なのか、ということを考えさせる場面が多く、受け身にならないスタイルで毎回とても刺激的でした。また、他の科目との横断の話も頻繁にしてくださるため、知識の整理を効率的に行うことができました。他の受講生と一緒に講義を受けることもモチベーションアップになり、能動的に学習できることは独学にはないメリットだと思います。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
自分の実力が全体のなかでどのレベルなのかということが分かりやる気につながりました。また、時間配分や、選択式の問題文の読み方と解答の取捨選択、道場の5択攻略アカデミーで学んだ択一式の解き方など、本番で必要なテクニックを実践することに役立ちました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【椛島講師】空欄穴埋めゼミ−かばしまレベルアップオプション圧縮道場−
- 【椛島講師】主要6科目限定!かば流2段階で5択攻略アカデミー
- 【椛島講師】絶対基礎論点!全科目究極FINALチェック
- 【椛島講師】椛島の大胆予想!選択式32題
5択攻略アカデミーは、通達や行政手引などからの出題があり、新しい知識を得たほか、短い文から読む、組み合わせ問題は選択肢を削っていく、分からない問題は潔く捨てる、などのテクニックを学ぶことができました。単純に正解すれば良いということではなく、効率的な解答の導き出し方を知ることができました。
全科目究極FINALチェックは、基礎に絞った出題だったので、絶対に落としてはいけない論点を再整理できました。また、薄い冊子に重要項目がまとまっていたので、当日もお守り代わりに持って行き、試験開始直前まで目を通しました。
選択式32題は初見の論点ばかりで、手応えがなく不安が残りましたが、逆にそういった全く知らない問題が出てきた時に動揺しないというメンタル面が鍛えられたと思います。
フォロー制度の活用方法について
ぽち問は、1つのテーマあたり10分弱で完結できるので、歯磨きしながら、髪を乾かしながら、電車を待つ間、などのすき間時間に活用していました。自習室は、講義終了後〜夜まで、その日に学習した範囲のテキストを再度読み込むために利用しました。
Webフォローは、授業に出席できなかった時はもちろん、電車内や食事中などにも利用しました。特にスタートダッシュ編の講義は重要な項目のみに絞っているので、基礎部分のみの復習を効率的に行うという意味でも役立ちました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
もともと資格取得を目指すきっかけでもあった、お客様へのコンサルティング業務に活かしていきたいです。この人であれば信頼して相談できる、と思っていただけるような社労士になりたいです。人事労務業務の実務面に慣れていくことはもちろんですが、社労士資格の学習を通じてその業務の背景や根拠などが分かるようになったので、より質の高い業務を目指します。
これから受験される方へのメッセージ
知識の定着のためには、①分からないことはそのままにせず先生に聞くこと②なぜこういった規定になっているのか、イメージや理屈を紐づけて理解し、丸暗記に走らないこと③過去問とテキストに繰り返し触れること、この3点が大事だと感じました。それでも、ただでさえ膨大すぎる学習範囲であり、時間が経つほど徐々に記憶は薄れてしまいますので、たった数回で覚えられる人なんていない、忘れても仕方ない、またここから覚え直せばいいや、と割り切ることで、学習の継続がしやすいと思います。
どうしようもなくつらい時期は、なぜ自分は合格したいのか、を思い出して自分を奮い立たせていました。また、美味しいものを食べたり、友人と飲みに行ったりしてリフレッシュする時間も作っていました。
最終的には、社労士になりたい!絶対に一発で受かる!という強い信念で毎日3分でも勉強を続けたことが功を奏したのだと思います。受験生の皆さんも、ぜひ合格後の自分の姿を思い浮かべ、自身を鼓舞しながら頑張ってください!