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2020年度合格
栗山 哲郎さんの合格体験記

合格者

試験に出る『1.2.3.』は試験で必要な知識を2冊にまとめており、試験会場にはこの2冊だけを持参しました。

栗山 哲郎 さん (50歳代)

受講した講座 年金キーパー+中上級コース
コースの受講形態 通学
受験回数 6回以上

社労士受験を志した理由

現在、私は生命保険会社の募集管理部門に勤務しておりますが、今から19年前の2001年4月より銀行などの金融機関の窓口で生命保険の販売が解禁となり、取扱商品を増やしていく中で2002年に個人年金保険が販売されました。当時は通信販売部門に在籍しており、年金の知識があれば、自身のキャリアアップが図れると思い、DCアドバイザー、DCプランナー、年金アドバイザーの資格を取得しました。しかしこれらの資格はいずれも民間資格であり、どうせなら国家資格である社会保険労務士の資格を取得した方が将来的にも何かのプラスとなり、転職や独立開業といった仕事の選択肢も広がると考え、2005年10月から長い受験生活をスタートすることになりました。

LECを選んだきっかけ

LECを含めて4つの予備校に通いました。各社それぞれ特長がありますが、なかでもLECが一番良いと感じたところは、教えることに対する情熱が直に伝わってきたこと、直前期の道場のラインナップが豊富であることが挙げられます。さらに最大のポイントは以下の2つでした。

  • (1)クラス間自由乗り入れ制度を活用して、各講師の指導スタイルを生で感じて自分との相性が良い講師を探すことができること。
  • (2)一般常識が苦手科目だったので本講義とは別に「黙っちゃいられないシリーズ」「一般常識対策」「労働重要判例」の無料講義があったこと。

復習や学習方法で工夫したところ

2006年 第38回社労士試験に初めてチャレンジし、15回目にしてやっと念願が叶って合格を手にすることができました。最初のころは講義を受けるだけで満足してしまい、過去問を2〜3回ぐらい解いて本試験を受けていました。当然、試験の結果は択一が30点前半から後半、頑張っても43点という状態で、そもそも合格レベルに達するまでの勉強法や解法テクニックを身につけていなかったことが敗因であることは言うまでもありません。受験回数を重ねていく中で2013年に択一は53点、選択24点と自分としては点が取れた方でしたが、労災、健保で基準点以下の足切りにより不合格となった悔しさを味わい、それからは選択式対策を重点的に取り組みました。
2016年に山下先生の「鬼門の選択式一般常識対策道場」を受講し、選択肢を4つのグループに分けること、枠の前後の用語と文末にヒントがあること、設問が意図する内容を考えることなどを学び、選択式問題集の解説欄を見て選択で抜かれそうな用語を常にチェックして徹底的に覚えました。直近4年間は選択の総得点は合格基準点を上回ることができましたが、その反面、またまた択一は30点台後半と落ち込んで点数がまったく伸びませんでした。
択一の点数が伸びない原因としては、どうしても問題を解くスピードが遅く、その焦りから落ち着いて問題を読むことができず、普段なら正解できる問題でも何故かケアレスミスを連発してしまいました。
学習方法については、「学問に王道なし」というように、当たり前のことを当たり前に繰り返し実施しました。

  • (1)講義を受ける前には必ず過去問を解き、間違った箇所を講義で注意深く聞き、講師が強調した重要条文や重要用語は、直線や★印を付け、復習では声を出して通読しました。
  • (2)択一の過去問を毎年5〜8回も順番に解いていくと問題を見慣れてしまい、解答がなんとなくわかってしまうので、偶数番号だけ奇数番号だけというように問題を飛ばして解いたり、過去問の最終ページから逆に解いたりしました。またある年は社労士Vを年間通読して、論点整理やテキストに記載がないものなどをサブノート的に使用し、演習問題も普段使用している過去問と論点が同じでも表現の仕方が違ったりしているので、柔軟に対応できる感覚を身につけました。
  • (3)1問を解くスピードは、30秒以内(50問で25分)を目標とし、常に時間を計って過去問や実戦答練に取り組みました。
  • (4)過去問、実戦答練、模試、本試験で間違えた問題や論点が曖昧であった問題は、必ずテキスト、「試験に出る『1.2.3.』」「出る順必修基本書」に出題年度・問題番号と×・△を書き込みました。またテキストには自分が引っかかりやすい部分、正確に覚えていなかった部分を印象づけるため、その部分に誤答を併記し、他の科目で共通する事項や似たような論点など、ページ番号のリンクを貼り、関連する情報を集約しました。
  • (5)テキストや「試験に出る『1.2.3.』」には、間違えた箇所を鉛筆で波線を引き、5回以上間違えた場合は黄色のアンダーライン、8回以上は赤のサインペンで直線をひいて目立つようにしました(アンダーラインは黄色のみ、色を増やすと間違えた箇所の弱点が分かりにくくなる)。
  • (6)過去問や実戦答練などで、どうしても繰り返し間違える論点は、A4の紙1枚に書きだした「ミスチェックシート」を作成しました。このミスチェックシートは早い時期から作成するのではなく、自分の弱点が絞られてきた後半期(4月頃)になってから作成し、間違えるたびにチェックしました。また弱点が克服できるまで2〜3枚ポケットに忍ばせて、すき間時間に何回も見ていました。最終的にミスチェックシートは15枚作成しました。(例:①任意単独被保険者・高齢任意加入被保険者の適用事業所、適用事業所以外の要件、②健保・厚年・国年・雇用の氏名変更届等の届出日・提出先、③高額療養費、④厚年供給パターン、⑤定時決定・随時改定等の有効期間…etc)。
  • (7)厚生年金、国民年金を得意科目とするべく集中的に勉強しました。2017年に市販の参考書を購入し、問題文の中の重要語句、数字などのキーワードを探して短時間で正誤を判断する方法を身につけました。また、模試・本試験では思考力があるうちに厚生年金・国民年金を先に片付け、そのあとに労基、労災、雇用、健保、一般常識の順番で解くようにしました。

スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?

毎年試験を受けて不合格通知書が届くたびに、自分は何のために勉強をしているのかと落ち込むことが幾度もありました。一番落ち込んだのは、妻から「社労士に向いてないよ」と言われたときは相当ショックでしたが、逆に「絶対に合格してやる!」と思い続けてきました。もしかしたら、妻は私の性格を分かった上で、あえて厳しいことを言ったのかもしれません。
そんなある時、Wordで作成した成績通知書に択一・選択の目標点数と合格したら何をするか、どんなフィールドで活躍しているかを書き込んだことがあります。書き込んだ内容は「択一50点・選択28点」合格したら「山に登る」「ハワイに行って、のんびり過ごす」「映画を観る」「ロードバイクを購入する」「ハーフマラソンに出場する」フィールドは「独立に向け社会保険労務士事務所で働き、経験を積み、人の役に立つ仕事をしている」と書いてモチベーションを上げました。
その翌年に択一で53点を獲得したにも関わらず、前述のとおり選択の足切りで不合格となりましたが、ここで試験をやめたら、妻が言った通りになるし、家族で夏休みの旅行にも行かず、勉強してきた時間や受講費用がすべて無駄になり、自分には何も残らないと思い、合格するまでは絶対に諦めないという強い意志が芽生えました。
また、直近では2019年度の成績通知書を鞄の中に入れて持ち歩き、成績通知書を見て昨年と同じような悔しい気持ち気持ちは持ちたくないと心に刻んでいました。
今年の公開模試で、1回目は択一47点・選択32点、2回目は択一39点・選択30点、3回目は択一43点・選択25点と決して合格圏内ではありませんでしたが、「とにかく最後まで頑張ろう!」という気持ちで本試験に挑み、試験科目全体を通して、何故か昨年より冷静に落ち着いて問題を解くことができました。

LECで受講して良かった点

  • (1)テキストの内容がまとまっており、読みやすく適度な余白もあって書き込みしやすいこと。また副教材の「出る順 必修基本書」と「選択式徹底対策問題集」がコンパクトで通勤やすき間時間に活用することができたこと。
  • (2)一通り勉強した後にコラムを読むことによって条文の成り立ちや他の法律との関連性などが分かり、ちょっとした息抜きにもなりました。
  • (3)直前期には、各講師の選りすぐりの道場が用意されていますが、山下先生の「試験に出る『1.2.3』」「点数問題100の法則」「不安の徴収法1日で仕上げる!」「前日最後の最後で3点アップ」等を受講しました。これらの道場は、問題の読み方、問題を解くプロセスやヒントの探り方、条文の歴史的な背景や繋がりを教えて頂くなど合格するためのエッセンス(最も大切な要素)がたくさん詰まっていました。特に「試験に出る『1.2.3』」は試験で必要な全科目の知識をたったの2冊にまとめており、試験会場にはこの2冊だけを持参しました。
  • (4)上級コースの本講義では、山下先生の情熱を感じつつ、条文の重要性から講義中の雑談まで、すべてにおいて素晴らしい講義をしていただき、合格することができ、大変感謝しております。

社労士資格をどう活かしていきたいですか?

生命保険の営業担当者が個人年金保険、事業保険等販売する際の予備知識を備えるために、勤務社労士として、国民年金、厚生年金、確定拠出年金の仕組みや給付内容、労災保険の補償内容等について社内研修を実施したいと考えています。
また、将来的には独立開業後、障害年金や助成金等に特化した社会保険労務士として生活や事業に困っている方々の役に立つ仕事をしたいと思います。

これから受験される方へのメッセージ

私は10年前からマラソンを始めていますが、最初のマラソン大会は10Kmを走り、さらにハーフマラソン、フルマラソンと徐々に長い距離を挑戦するようになりました。日々、練習メニューをこなし万全の調整をした上で、いざ大会で走ると足が痛くなり、途中で苦しくて歩くこともありましたが、歯を食いしばって走り続けてゴールした時の達成感はかけがえのないものでした。
社労士試験もマラソンと同じように普段から過去問や演習問題に取組んでいても、勉強が思うように進まなかったり、模試の点数が伸びなかったりして不安になることもあります。そのような時でも、自分を信じて努力を続ければ、必ず合格というゴールにたどり着くことができます。
是非、最後の最後まで諦めずに頑張ってください。皆さんの合格をお祈りしております。

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