答練や模試は、改正法を盛り込んだ問題で、早い時期から改正法に慣れることができました。
十川 とも美 さん (40歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 6回以上 |
社労士受験を志した理由
会社で労災があった際に、社内で労災のことがわかる人が居なく、総務部だったということもあり知りたいと思ったということ、また、総務部関係の仕事に関連する資格がほしいと思ったことです。
LECを選んだきっかけ
振替受講ができる等融通が効き、自習室を利用でき、受講料も他校より安価だったからです。
インプット時期の学習方法を教えてください
予め講義の範囲のWebを聴き、過去問を解いてから生講義を受講していました。講義後は、その日の内に、主に喫茶店で、過去問を解いたり、テキストの読み込みを行いました。その他、毎日、通勤電車の中で、過去問50問以上を20分で解いていました。一問一答過去問BOOKは、コースについているものではなく、市販の出る順一問一答過去問BOOKを科目ごとにバラしたものを持ち歩いてスキマ時間に解いていました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
昨年までは、答練に向けて科目毎に過去問BOOKを解いて答練に臨んでいましたが、今期は答練に向けて解く事はせずに、自分の理解出来ていないところを見つけるための演習としていました。復習は解けても解けなくても、全問、テキストと付き合わせをしました。実戦答練は基本知識を問うてくれる問題で、本試験まで何度も解き直しました。繰り返すことにより、基本知識を忘れないようにすることができたのではないかと思います。
模試も何度も繰り返しました。答練や模試は、改正法を盛り込んだ問題で、早い時期から改正法に慣れることができました。
過去問についても、徴収法と安衛法のどちらか一科目、厚生年金と国民年金のどちらか一科目を問題数は少なくても、毎日のように解いていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
昨年、一昨年と、1回目の模試は調子が良かったのですが、2回、3回目の模試の点数が思わしくない状態が続いてしまいました。結果、本試験も2年連続、数点足りずに不合格。どうしたものかと思い悩みました。『1回目の模試がピークになっているのかも、、』と、椛島講師に助言をもらい、今期は昨年より1回目の模試頃まで意識的に勉強に向かう時間を少なくしようと考えました。計画とは上手くいかないもので、原因の分からない体調不良で不安からか勉強が手につかない状態が長く続いてしまいました。勉強記録を見直してみると、昨年より少なく1日平均2時間位でした。今年は中々体調不良で思うように勉強出来ない状態のまま、直前期となってしまいましたが、直前期は早寝早起きで朝の短時間に集中して勉強を行った事が良かったのかもしれないと感じております。不幸中の幸いというのでしょうか、模試は1回目より、3回目が良くなりました。
息子が小5から現在の高2までが受験勉強期間となり、一時は主人の単身赴任もありました。中でも、高校生になってからが最も大変な時期でした。部活の朝練が始まると、早朝からのお弁当作りに加えて夜は大量の洗濯物に追われて、勉強時間を捻出するために通勤やお昼休みの細切れ時間に集中して取り組みました。
LECで受講して良かった点
椛島講師には7年間と長い間本当にお世話になりました。点数が伸び悩みましたが、『通則が苦手で“受かった”という人を知らない』と椛島講師がよくおっしゃっていたように、今期は、「もう少し後で覚えよう」と先延ばしにすることを止めて、自分で横断ノートが作れるくらいになるまで過去問演習を繰り返しました。ただ、数冊のノートにバラバラに書いていたため、直前期に椛島講師から『フセンを貼っておけば。』とアドバイスをいただき、本試験当日はフセン箇所をパラパラめくり、安心して試験を受けることができました。このような小さなこと等々、いつも真剣にアドバイスしてくださり、椛島講師には本当に感謝しております。また、LECでは講義の乗り入れが可能なことも良かったです。数年前に、椛島講師の恩師である山下講師の講義に並行して数ヶ月間通いました。講義に参加すると、毎回、山下講師が何かしら話し掛けてくださることも印象的でした。3年位前に山下講師の受講生応援イベントに参加した受講生仲間からいただいたレジュメに記載されていた各科目の出題論点ベスト3は、模試前などに良く解いていました。過去30 年分の正解論点を教えてくださる道場も印象的で、今期は、椛島講師の過去問分析資料とあわせて新しいテキストに写していました。事務局の方々にも支えていただきました。私は、直前期になると気持ちが不安定になってしまいます。ある事務局の方に夏休みを伺うと、試験の前の週はずっと夏休みという答えが返ってきてとても不安になったことを思い出します。後日もう一度伺うと、今度は『前日まで仕事ですよ』という答えが返ってきてとても安心しました。また、試験2日前に昨年度の受講生仲間でもある事務局の方が、自身が本試験で使用された鉛筆を譲ってくださいました。その時は嬉しくて思わず涙があふれてしまいました。切磋琢磨出来た、かつての同窓生や2019年度目標の同窓生の存在も、勉強を継続するためには私にはなくてはならない存在でした。LECでは決起会などを企画して下さり、他受講生と交流するきっかけを作っていただきました。試験当日、水道橋校での受験生応援講義の見送りでは、最後の最後まで椛島講師に背中を押していただき、昨年度の受験生仲間からいただいた鉛筆で解答することで、「選んだ解答で合格点は絶対取れる」と自信を持つことができました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
本試験と同じ時間帯で時間配分を確認できることはもちろんのこと、解答解説冊子が見開きで問題と解答解説が記載され、解答解説にはテキストの参照箇所が記載されているので復習がしやすかったです。
そして、池袋本校では、模試の合間のお昼休みに椛島講師のゲリラ選択式解説も有り、打ちのめされることもありましたが(笑)とても刺激になりました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 椛島講師
- 全科目究極の総まとめ空欄2択チェック道場
空欄2択道場は、過去問に出てこない箇所も万遍なく出題されていたり、改正法も盛り込まれていて、開催が2019年はGWということもあり、模試前や本試験前に解いていました。早い時期から改正法の演習ができ、各科目70問を回すことにより、各科目の共通点や違いを見つけることができました。一般常識は、最近の過去問にない法律からの問題もあり、法律数も多いことから、『この法律だったら、このキーワード』ということを意識できました。
フォロー制度の活用方法について
今期は主に直前期に自習室を利用させていただきました。他の方の頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと励みになりました。Webフォローは、通学講座とは別の講師のWebを観てから、通学講義に参加していました。違う観点からの説明も聴くことができて良かったです。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
60歳で開業したいと思っています。受験勉強期間が7年間と長くなってしまったため何か少しでも前に進みたいと思い、冬の賞与支給日に、「その他」で登録しました。7年間継続した自分へのご褒美です(笑)。現在勤務している会社の協力業者様に保険加入の推奨など何かお役に立てることができれば嬉しいと思っています。
開業を目標に、簿記の勉強や話すことのトレーニング(笑)など、また、社労士会の研修会などを通じて、日々変わっていく法律の勉強は続けていきたいと思います。
これから受験される方へのメッセージ
私はあと数点に伸び悩みましたが、今年の本試験で答えを迷った際、椛島講師の『自分の知識を信じること』という助言の後押しもあって、自分の頭の片隅の記憶を信じて、合格に必要な貴重な数点を上乗せすることができました。
また、他の人と比べずに自分が勉強できる限られた時間にあれもこれもと手を拡げずにやれることを絞ってやり切り、試験日当日、「私は、これ以上は勉強できなかった!やれることはやった!」という気持ちで本試験に臨めることができれば、必ず合格できると思います。複数回受験の方も自分自身が諦めさえしなければ必ず合格できる日が来ると思います。
同じ教室で支えてくださった受講生仲間の方には本当に感謝しています。以前の同窓生の方々がいてくださり、今期の同窓生の方がいて下さらなければ到底勉強を続けることは難しかったと思います。本当に感謝しております。ご一緒に過ごしていただいた方へ。来期は合格者として、またご一緒できることを心から楽しみにしております。応援しています!!!