Web講義も何人もの先生の講義を選択できるので、視点が変わって理解が深まりました。
北澤 徳之 さん (50歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+中上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
雇用者として長年勤務してきましたが、数年前に転職したことをきっかけに、経験を生かせて社会的にも信用力のある資格を取得して、もともとの希望であった独立につなげていきたいと考えたからです。
LECを選んだきっかけ
社労士を志すきっかけになった方から、LECを勧められていました。自身でも各社資料を取り寄せて比較検討した上で、LECに電話をして事務の方に相談したところ、とても親身になって相談にのってくださるなど対応が非常に良かったので、即決しました。
インプット時期の学習方法を教えてください
学習歴は2年間ですが、初年度当時、自家用車通勤で往復3時間ほどかかっていたので、この時間を利用して予習をしました。スマートフォンにその週の週末にある講義に該当する動画をダウンロードし、スマートフォンに接続したカーステレオから講義の音声のみを再生しました。1週間に15時間以上再生することができるので、週末分の講義を3回ぐらい繰り返して聞くことができました。音声だけなので理解は不完全ですが、聞いてから講義に入ることにより、本講義での理解度・定着度がかなり高まったと思います。講義後は、帰りの電車内(約1時間半)で、その日の講義範囲のテキスト内の問題と該当範囲の問題集を可能な限り解き、忘れないうちに復習することを心掛けました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
- 過去問
- 過去問はこの時点で3回は回していたので、1度でも誤りがあった問題に絞って、反復で解きました。
- 澤井道場 直前MAX完全予想これだけMAX800本
- 時間を計りながら、澤井先生の道場MAX800本の問題をひたすら繰り返して解きました。7・8回は回したと思います。
- 模擬試験の復習
- LECの全日本社労士公開模試の復習、大手3社の模試も全て受けましたので、模試直後に復習を丁寧に行いました。
- 本試験予想問題集
- LECの本試験予想問題集、他社の本試験予想問題集を購入し、全て解きました。特に選択式の一般常識のところは、問題で扱われた論点について、正誤を問わず重点的に復習・確認を行いました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
- ①覚えても覚えても、すぐに忘れてしまうこと。
- 過去問は、1回でも間違えた問題はチェックしておいて、何回も解き直しを行いました。
- ②一度間違えた問題(論点)を、繰り返し間違ってしまうこと。
- 間違えた論点は必ずテキストと自分用のまとめノートに蛍光ペンの色(青)でチェックし、ポイントを絞り込んで反復学習することにより再度の誤りの軽減を図りました。
- ③今年度は、毎月勤労統計問題もあり、一般常識の過去問傾向が使えなくなり学習の方向性が絞り切れず、不安が大きかった。
- 市販されている本試験予想問題集をたくさん購入し、選択式の一般常識対策をしました。
LECで受講して良かった点
- 講師陣が個性的で各先生毎に工夫を凝らしていること。
- 事務局スタッフの対応が丁寧・親切であること。
- 講義の振替が自由にできるため、曜日や校舎をやりくりすることにより受講講義に穴をあけることなく網羅することができたこと。
- Web講義も何人もの先生の講義を選択できるので、予習・復習で他の先生の講義を聞くことで視点が変わって理解が深まったこと。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
第一回全日本公開模試の選択式の労一は、見事に的中してくださり、お陰で1点拾うことができました。本試験と比較してレベル感のバランスが一番いいように思いました(他社と比較して)。解答冊子が、左頁に問題・右頁に解説となっていて復習が非常に効率よく行うことができました。特に〇問題で間違ってしまったときは、解答には「問題文の通り」としか記載されず問題文そのものがないと復習ができないので、そのことをよく考えて編集してくれていると思いました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 澤井講師
- 10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
- 直前MAX完全予想これだけ800本
- 超直前予想!改正答練
フォロー制度の活用方法について
Webフォローは、予習にも復習にも活用できました。複数講師の講義を聞くことにより、理解がさらに深まりました。また一般常識メルマガ(ぱんメル)は、その都度回答して、復習に活かしました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
できるだけ早期に社労士会に登録して、個人事業として開業します。すぐにお客さんが付くわけではないので、兼業しながらネットワークを作り、数年以内に軌道に乗せられればと思っています。社労士事務所を開業後は、顧問契約をとれるように頑張ります。その中でお客様の相談に応じながら、自分なりの専門分野をつくれるように研究をしていきたいと思います。また、LEC講座でキャリアコンサルタントの資格も取得したので、ダブルライセンスを生かして人材教育や研修なども手掛けていきたいと思います。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験は、本当に過酷で壮絶な試験だと思います。しかも本当の辛さは、経験者でないと理解することが難しく、人に分かってもらうことができないのがまた辛いですよね。皆さん社会人をしながら、それぞれの人生の中でこの資格に意味を見出してチャレンジされていると思います。そのこと自体とても尊いことだと思うので、孤独と戦いつつも自分を信じて頑張ってください。