問題を解くカリキュラムも多く、早い段階から色々なタイプの問題に触れることができました。
石田 貴義 さん (40歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
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コースの受講形態 | 通信 |
受験回数 | 2回 |
社労士受験を志した理由
常日頃、老後のことも考え今の内に手に職を付けたいと考えていました。今までの仕事での経歴で海外での駐在経験も10年ほどあったため、行政書士の資格を取得し国際業務を行おうと考えていましたが、行政書士の学習を進めると、結局、外国人のビザだけではなく、日本で就労を開始してからの労務管理の方が重要なんだと考えるようになり、行政書士の試験の合格後、社会保険労務士を目指すこととなりました。
LECを選んだきっかけ
LECを選んだきっかけは単純で、行政書士の講座もLECで受けていたからです。行政書士の資格は独学で2回受験し全くダメでしたが、LECの講座を受けたらそのまま合格となった経験があり、社会保険労務士の試験は足切り点の関係上、効率よく広範囲を学習しなければならず資格予備校での学習は必須だと考えていたことから、他資格とはいえ合格経験のあるLECでの受講を第一候補にしていました。
その上で、おためしWebで澤井先生の講義を聞いた時に、自分の性格にマッチしているなと感じることができたのでLECの受講を決めました。
当然、他資格コース生割引もあったことも非常に大きかったです。
インプット時期の学習方法を教えてください
インプットの講義を受けたあと、通勤時間を利用してその範囲のぽち問を繰り返すというスタイルです。他資格の試験でも同様だとは思いますが、本試験で同じ内容が出題されないとしても、試験の全体像を把握するにはインプット講義を受けた後に、その範囲の過去問繰り返すことが最善と考えていました。過去問でできなかった箇所を中心にテキストの確認や講義を再視聴することで、私個人としては限られた時間の中で効率的な学習ができたと思っています。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
基本的には確認テスト、実戦答練、模試を正解肢だけではなく、全てにおいて説明できるまで繰り返し行うという学習を行なっていました。恥ずかしながら、私自身模試は合格ラインを超えたことが一度もありませんでしたが、問題を繰り返し何度もキーワードを探していく学習をしていくうちに、少しずつではありますが、手応えを掴んでいる感覚はありました。とは言っても、年金と一般常識はどうしても苦手意識が強く、短時間での復習をするため大野先生の道場、また、LECではイベントの動画を無料視聴できるものもあり、その点は非常に有効利用させていただきました。
その他、第3回の模試の後に椛島先生の模試の解説講義が1,000円で受けることができ、参加をさせていただきましたが、最後の最後でこの解説講義は非常に有効で、椛島先生が直前期の学習方法は1科目30分目安で学習をするというアドバイスを元に、8月の直前期その通り実行していました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
私は仕事との両立も大変ではありましたが、そもそも行政書士試験からのステップアップでしたので勉強習慣という意味ではそれほど苦労はしませんでした。しかし通信の講座でしたので、先生に直接質問をしたり、同じ学習をしている仲間に聞くことができないというのが一番辛いところでした。
克服方法として滝先生に電話しました(笑)。直前期にどうしても理解ができないところがあって、時期も時期だけにかなりテンパっていましたが、テレホンチューター制度を利用して滝先生に電話をしたところ、ただ単に私の読み違えであったことがわかり、滝先生に説明をいただいただけで非常に心が落ち着いたので本当に助かりました。また、適当に休むということを心がけていました。辛い時期に何を見ても頭には入ってきませんので、勉強を最長で3日間ほど休んだこともありました。少しリラックスした状態で同じ内容を見てみると、意外に違う視点で物事を考えられるようになっており、すんなりと前に進むことができると思います。
また、皆さんもそうだとは思いますが資格試験を受けるためには、やはり学習時間の確保が一番の問題となると思います。私の場合は、平日は朝早く起きて出勤するまでの間の時間と通勤時間を上手く利用しました。土日は家族の用事もあるため、昼間にできるだけ学習時間を取るようにはしていましたが、あまり無理せず夜の時間をメインに学習していました。やはり家族の理解があってこその資格試験ですので、あまり家族を無視した学習環境を作ったとしても、いい環境はできないと思っています。
LECで受講して良かった点
何よりも合格できたことです。私自身は一般的に比較的難易度の高い行政書士試験に引き続き、社会保険労務士も合格することが出来ました。LECのカリキュラムは間違いない!ということを証明できたのではと思っています(笑)。
私の受講した講座は初学者向けのコースではありましたが、各科目ごとの終了時にある「確認テスト」、「実戦答練」、「模試」と問題を解くカリキュラムも多く、早い段階から色々なタイプの問題に触れることができ、それぞれにおいて詳細講義があること、また、違う講師の先生方の視点の違った解説を聞くことができたのは効果が高く、その点は受講して良かったと思っています。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
先にも書きましたが、私自身模試は合格ラインを超えたことが一度もありませんでした。その結果に対して一喜一憂しないで、結果を見て自分が分かっていない点を洗い出せたのがその後の学習に非常に効果があったと思っています。特に一般常識は範囲が広いこと、また、私個人は一番不得意にしていたこともあり、何から始めるべきかと迷うところを、模試の問題を確実にしながら、テキストのその内容付近の読み込みを行うという学習をしたことが効果的だったと思っています。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 大野講師
- 基本がっちり年金復習道場
- 大野のピタリ大予想 本試験ココがでる!
- 社一法令ここだけチェック道場
とにかく年金科目が不得意で一般常識もダメということもあり、大野先生の道場を受講させていただきました。とにかく一気に総復習ができることで、試験直前期に安心感が持てました。
短時間で一気に総復習する「年金復習道場」に関しては、基本的なところを穴埋め形式にして学習するレジュメになっており、総復習に加え選択式の対策にも大いに役立ったと思っています。また、「社一法令ここだけチェック道場」はあれだけの学習範囲の何処を勉強すれば良いのか分からない中で、一通りの総復習ができたのが良かったです。実際、本試験の択一は労一科目の点数が取れず、社一科目で助かったところから効果絶大だったのだと思っています。
フォロー制度の活用方法について
私は通信の講座を受けていたので、講義の中心は澤井先生の講座を中心に視聴していましたが、理解が中々できないところがあった場合には、工藤先生の講座を視聴するようにしていました。Webでの学習は自分の都合の良い時間に、また、理解ができないところは何度でも確認をすることができるので非常に良い制度だと思います。
また、理解を深めるために過去問の学習を行うことは必須だと思っていましたが、講義の時間に加え、中々時間を確保することが難しい中、通勤時間を利用してぽち問を行うことで、勉強時間の確保ができたことが、会社員の私にとっては非常に効率的に学習を進めることができた大きな要因だと思っています。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
最終的には独立開業を考えていますが、現在は会社員として働いていることもあり、来年の事務指定講習を受けてから独立の計画を考えようと思っています。元々、私自身は海外(中国)での駐在経験が延べ10年以上あるため、行政書士とのダブルライセンスで、外国人技能実習制度を中心に労務管理の分野で活動をしていきたいと考えています。
これから受験される方へのメッセージ
私は学歴が高いわけでもなく、人事総務などの職歴も全くありませんでした。それでも、「アホの一念岩をも通す」の言葉通り、LECのカリキュラムを信じて学習した結果として合格することが出来ました。諦めなければ必ず合格ができます!是非頑張ってください!。