初学者にとって通学とWebで異なる先生の講義を聞けることは、とても充実したカリキュラム構成になりました。
原田 大哉 さん (20歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
私が社労士の受験を目指したきっかけは2つあります。1つ目は、学生が取得することに希少価値を感じたからです。例年の合格率が一桁を推移している中で、合格者に占める学生の割合が0.5%となっています。それだけ難易度が高いとされている反面、最年少合格や一発合格などの自分にしか成し遂げられないチャンスや学生での資格取得という希望を膨らませて取り組むことを決めました。2つ目は、私が大学入学時に決めた目標を達成したかったからです。大学入学時に4つの目標を決め、大学2年の9月時点で残り1つとなっていました。その時に社労士の資格説明会へ行き、世間では働き方改革などのホットトピックがにぎわせる中で、ヒトが「働く上で」、そして「生きる上で」必要な知識をもっともっと知りたい、そして発信していきたいと感じ社労士の講座を申し込みました。
LECを選んだきっかけ
LECを選んだきっかけは大学1年次に学内で行われた宅建の講座にLECの講師の方がいらっしゃって教えていただき、見事試験に合格することが出来たため、LECの社労士の講座説明会に行きました。
私は2人の先生の説明会に行った際に、「やるなら一発合格を目指したい」と伝えました。片方の先生には頑張って努力すればいけると言われました。しかしもう一方の先生には、2回で着実に合格することも決して悪いことではないと言われました。その時に、一発で合格して見せようと感じ、LECで受講するきっかけとなりました。
インプット時期の学習方法を教えてください
労働基準法から最後の国民年金法が一通り終わるまでは通学講義を受講し、その帰りの電車で2周目の講義をWebで受講していました。講義がある日の次の日に必ずノートに赤シートで暗記ができるようにまとめる作業を行なっていました。そして、まとめたものを次の講義の曜日が来るまでに暗記をするという作業を行なっていました。地道な取り組みですが、後々に大きく意味をなしてくることを実感できたので、やって良かったと思っています。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
基礎固めが終了したので、電車に時間に何をしようか考えていました。そこでLECのポケットサイズの一問一答を買い、電車でひたすら一問一答を繰り返していました。1年間で全ての科目を約20周以上はしたと思います。(笑)それ以外では、過去問や実践答練・模試がスタートしてそれをひたすら繰り返し解いていたと思います。模試の解答解説には細部にまで目を配り、暗記→解く→確認する作業を繰り返していました。7割の暗記量が目安と言われていましたが、10割以上暗記したと言い切れるくらい勉強したと思います。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
私が学習で辛かった点は2つあります。1つ目は、学生かつ初学者という条件の中で必死に食らいつくことでした。周りの方は社会人であり、ある程度の馴染みある話題や項目があると思いますが、私の場合は全てが無知の状態でのスタートでした。更には、学生が私以外いないという教室の環境のもとで1年間学習することがコミュニティーという観点では厳しいものがありました。しかし、それが逆に他者を気にすることがなく、自分自身の手でモチベーションを奮い立たせることができたのだと思っています。
2つ目は、周りの大学生からの誘惑に耐えることでした。大学生活にはサークルやアルバイト、遊びなどといったものが自由に行えるというメリットがあります。そのメリットを全て勉強に捧げて、ある意味「他の人とは違うことをすること」への不安や怖さはありました。その不安や怖さをいかになくすことができるかが自分自身の課題でもあり葛藤でもありました。勿論勉強以外0というわけではないですが、友達に恵まれてバランスの良い生活を送れたと思います。
克服法は、上記でも述べたように何かの壁にぶち当たったら、今何をすべきなのかを考えることだと思います。様々な誘惑がある中で、今の幸せを取るか、将来の幸せを取るかを考えることが近道でした。
何より勉強面では、自分に努力してできないものはないと自意識過剰になることだと思います。自分で目標を決めて首を絞めて、結果に対して後戻りできない状況を作る。それが妥協を生まない一番の策だと思います。
LECで受講して良かった点
まずは令和元年の第51回社会保険労務士試験において、最年少一発合格できたことです。先生方の手厚いフォローや分かりやすい講義を行ってくださったことが何より合格できた一番の要因だと考えています。私は他のスクールの経験はないですが、LECを選んで間違いはなかったと思っています。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
客観的に自分の立ち位置を把握できるところです。順位が良ければものすごくモチベーションが上がりました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 澤井講師
- 10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
- 直前MAX完全予想これだけ800本
- 超直前予想!改正答練
- 椛島講師
- 椛島の大胆予想! 選択式32題
フォロー制度の活用方法について
毎回の通学講義が終了した帰りの電車で、通学講義の2周目を行うために使用しました。初学者にとって通学とWebで異なる先生の講義を聞けることは、とても充実したカリキュラム構成になりました。メルマガはニュースを見る感覚で判例をインプットしていました。判例の一語一句を覚えるのではなく、何となくニュアンスを捉えるのが大切だと解釈し取り組みました。自習室はものすごく便利で、周りにいる社労士を目指す人以外も利用することでモチベーションをうまく高めてくれる存在でした。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
まだ決めていません。どんな形でもいいので、ヒトに貢献できる仕事がしたいです。それに資格が活きてくればいいと考えています。
まずは就職活動が控えているので、そこに焦点を当てて頑張りたいと思います。社労士の資格を活かす活かさない云々は置いときます。残りの大学生活でやりたいことが出来たので、就職活動を終えたら取り組みたいと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験は正直に言えば、ものすごく難しいです。逆に言えば何年もかけて資格を取ろうと思えば楽かもしれません。でも私は是非受けるなら一発で桜を咲かせて欲しいと思っています。一人一人にはそれぞれ内部環境や外部環境があると思います。自分にもありました。でもそれを理由に諦めて欲しくないです。乗り越えた先に待ってる景色を目指して頑張って欲しいと思います。ロマンチストみたいな言葉を並べましたが、1年後に皆さんが同じ景色を見れていることを期待しています。頑張ってください。