ぽち問は、間違えた問題について「マークを付ける」という機能があり、その部分について何度も解き直しました。
上西 直樹 さん (40歳代)
受講した講座 | 合格コース |
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コースの受講形態 | 通信 |
受験回数 | 5回 |
社労士受験を志した理由
私が、経理部から総務部に異動したとき、会社の人から、「総務部に来たのなら、社労士の資格を目指してみてはどうか?」と言われたのがきっかけでした。私は、10年前に行政書士試験に合格しており、「行政書士と社労士のダブルライセンスを持っていると強い」と聞いたことがあったのも動機の1つです。
LECを選んだきっかけ
私は、行政書士試験講座、司法書士試験講座ともにLECで受講経験があり、どの講師もわかりやすくテキストも充実していてわからないところがあればそのフォロー体制もしっかりしていたので、社労士試験もLECで大丈夫だと思い、LECを選びました。
インプットの時期の学習方法を教えてください
私は、複数年受講生ということもあり、工藤先生と澤井先生の全授業を2倍速でWeb受講していました。その後、復習教材で問題をこなし、間違えた問題に関しては該当するテキストのページに戻って、テキストの読み込みの時に注意を促すという意味で必ず日付を入れてマークを付けていました。過去問演習に関しては、1問1答で間違えた問題に関しては、必ず付箋をつけ、繰り返し解いた時に正解すれば外しました。また、正解はしたものの解説を見て私の考えと違った場合には、色の違った付箋を貼りました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
実戦答練は、間違えた箇所については解答に示してあるテキストのページに立ち返り、日付を入れてマークしていました。1度間違えた問題というのは再び間違える可能性が高く、2回目に解き直した時に間違えればまた日付を入れてマークしました。そうすることにより、テキストの読み込みをした時にどこが間違いやすいかがわかるからです。模試に関しても同様の学習方法でしたが、正答率が高いのに間違えた問題に関しては強調してマークをし、反省ノートにも書き記しました。また、ぽち問に関しても、間違えた問題に関しては「マークを付ける」機能を活用し、正解するまで何度も解いていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
最も辛かったことは、模試で思うような点数が取れなかったことです。自分では自信をもって解答したのにそれがことごとく不正解だった時は心が折れそうになりました。答え合わせの時、×の連続だった時、心の中で泣いていました。 対策として間違えた問題のテキストの該当箇所に立ち返り、日付を入れてマークをし、反省ノートにも記録し、マークは模試を解きなおした時やテキストの読み込みの時の参考にし、反省ノートは模試や本試験の前に必ず見るようにしていました。通勤の電車の中というのは、私にとっては勉強部屋のようなものでした。また、会社の始業前や昼休みも勉強していました。いわゆるすき間時間を利用することが仕事との両立のポイントだと思います。
LECを受講して良かった点
通信Webの複数講師による講義ですが、工藤講師と澤井講師という全くタイプの異なる2人の講師の講義を2倍速で全57回聴きました。工藤講師は、理論的な講義で、なぜこうなるのかという根拠を常に教えてくれました。澤井講師は、工藤講師と対照的で、語呂合わせをたくさん教えてくれました。最もありがたかったのは、覚えにくいとされる雇用保険法の特定受給資格者についての所定給付日数の語呂合わせでした。教えてチューター制度ですが、分からないことがあれば、すぐに質問、予備校を利用する一番の利点はこの質問制度だと思います。分からないところをそのままにすることはその部分はいつまでも傷となって残り、成績が伸びない一番の原因となると思います。ぽち問ですが、間違えた問題については、「マークを付ける」という機能があり、その部分については何度も解き直しました。1度間違えた問題というのは、2度3度間違える可能性が高いからです。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
模試直後に解説講義があり、どこがポイントであるのかを教えていただいたことはとてもありがたかったです。また、偏差値や順位が出て、自分がどの位置にいるのかを確認できたり、一番良かったのは個々の問題の正答率が出ることにより、正答率が高いのに間違えた問題に関しては、二度と間違えないように注意を喚起できたりしたことです。また、本番さながらの模試でしたので、授業中先生から教わったいろんな解答テクニックを試すのにはちょうど良かったと思います。
合格までに受講した道場講座について教えてください
【椛島講師】椛島の大胆予想! 選択式32題
私は、とにかく選択式で足切りにあうのがこわかったので、選択式の道場講座を受講したのですが、おかげさまで本番では足切りにあうことなく、36点という高得点をすることができたのは良かったです。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
会社の総務部の一員として頑張っていきたいと思います。今後は、特に労働基準法について、新聞、本を読んだりセミナーに参加したりして深く掘り下げて勉強していきたいです。また、本試験後年金アドバイザー3級を勉強して合格しましたが、2級にもチャレンジしてみたいと思います。
これから受験される方へのメッセージ
授業の中で、先生がおっしゃることは一言一句レベルでなるべく吸収すべきだと思います。また、先生がおっしゃる勉強方法アドバイスの中で、面倒臭い、手間がかかると思うことを実践することこそが、合格への近道だと思います。正直申し上げて最初私は面倒なやり方を避けて自分のやり方でやっていましたが、点数が伸び悩んだ時先生のアドバイスに従った結果点数が伸びました。そして、一番おすすめしたいことは日々の勉強時間等の記録を残すことです。私は年間1000時間の勉強時間を目標に掲げ、それを実行しモチベーションを上げてきました。