基本が大事です。難問を捨てても、充分合格できることがわかりました。
田崎 薫子 さん (60歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+上級コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 5回 |
社労士受験を志した理由
会社勤めのとき、ハローワークに委任状をもらっていったのに、社労士じゃないと話ししないと、本庄のハローワークで言われて、悔しかったからです。それなら社労士になって、こいつと戦ってやると、思いました。また、年金事務所に勤めたとき、社労士が名前だけで、勉強もせず、名前に胡座かいて偉そうに指図され、こんな奴を社労士にさせておくわけにいかないと思ったからです。
LECを選んだきっかけ
通信で2度受験した後に、いろんな学校に資料を送付してもらう時、LECの営業さんだけ電話してくれて相談に乗ってくれたからです。その時に澤井先生を勧められて、一度授業を受けてみたら、テンポよくわかりやすく良かったです。最初の相談の時に社労士に合格したらその後はどうしたいのかというところまで踏み込んでくださり、話をして信頼ができると思いました。
インプットの時期の学習方法を教えてください
過去問をして、わからないところをテキストで確認する。経験者だったので、過去問を中心に大事なポイントを重点的にテキストにもどり復習する。過去問から、論点をはっきりさせる。過去問はただ○か×ではなくて、どこがこの問題のポイントかをしっかり押さえ、論点以外にも気になったポイントを自分なりに問題を発展させて考えてみることをしました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
過去問をとにかく解きました。答練も直前期に3回くらい復習しました。その際あまりに難しい難問は、深追いしませんでした。答練は、今までは、やりっぱなしだったのですが、直前期までは繰り返してやりました。最終講義からは、今までやらなかった模擬試験の復習をしました。また、付録の選択式問題もやりました。LECで受講したテキストをフルに活用したのが今年良かったと思います。また、今回は、試験前の一週間夏休みをもらって、集中できたことが良かったです。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
どうしても理解に落ちてこない部分を理解するのが一番苦労しました。講師に聞いたり、ネットで調べることもしましたが、難しい穴に落ちないよう深入りはしないで、こんなものだと思うか、ここまではいいかと思い切りました。実際深入りしなかったことが良かったと思いました。一番辛かったのは、自信が持てない、私は一生合格できないんじゃないかと悪い不安にかられることでした。そんな時も、講師に確認したり、ネットで調べたり、また一緒に勉強している受験仲間に聞いたりしました。不安は私だけじゃないし、皆同じ気持ちだということも仲間と話をすることで分かりました。あとは、脳科学の本を読んだりして、自分をコントロールすることをしました。また、私を応援してくれる家族、友だちがいることで、勇気をもらえました。また、朝5時30分には、起きて勉強時間30分を確保しました。朝の時間は、30分でも、夜の1時間分はあります。通勤電車では、単語帳になった過去問の選択式問題を読み返しました。通勤時間は往復2時間あるので、勉強するには、最適な時間が取れました。帰宅してからは、20時から22時までは、勉強の時間を確保しました。
LECを受講して良かった点
乗り入れすることができること、家庭の事情で行けない日があっても、その日だけ別の本校に変更してくれる融通をきかせてくれること、あと、仲間づくりができるお疲れ様会をしてもらえたことなどです。また、その時に話をして悩みを聞いてくれたことが良かったです。教材の一問一答は、テーマごとに分かれているので、今日はこのテーマをすると決めてできたことが良かったです。澤井先生ばかりでなく、山下先生は広い経験と知識で楽しかったし、椛島先生はピリっと辛口が、良い刺激でした。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
弱点がわかったこと。正解率がでるので、皆ができる問題を自分ができないということがわかったこと。そして、3回あるので、その都度目標設定してできたこと。1回目は、基本事項を抑える。2回目は、1回目で取れなかった科目の点を上げること。3回目は、選択式を落とさないこと。具体的な目標設定をしてそれができればよしとしました。あくまでも本試験に重点をおいた模擬試験として使えました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
澤井先生の直前MAX完全予想これだけ800本は、改正の予想問題があるので良かったです。800本は、直前まで3回は繰り返しやりました。澤井先生が工夫した付録の選択式もやりましたら、しっかり選択式にでました。また、3時間で仕上げる安衛法はわかりやすかったから、昨年でしたけれど確実に加点できました。10時間で仕上げる!一般常識圧迫講義は、試験前まで役に立ちました。しかも直前より少し早めに対策できたことが何より良かったです。
フォロー制度の活用方法について
電車移動時間に、ぽち問を活用していました。ぽち問は、間違った問題はチェックをいれて重点的にやりました。また、仕事や家庭の事情で行けない時は、他の本校に行ったり、違う先生の講義を受けて穴があかないようにしていました。
滝先生のメルマガは、毎週楽しみにして、携帯に転送して、移動中にも読めるようにしていました。
復習の時に、また、講義で聞き逃したようなところ、その時スルーしたけれど復習時に?と思った部分を再生して確認しました。また、Webは、移動中にも聞けるので電車で見たり、音声だけダウンロードしてICレコーダーに録音して聞いたりしていました。過去問をやった時、復習にテキストを読み返してみる時にも再生して確認しました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
澤井先生にも相談したのですが、特定社労士も取り勉強は続けます。その一方で開業に向けて準備をします。私は会社で助成金をやっていたので、それをとっかかりにコンサルをしながらお客さんを増やしたいです。また、年金事務所にいた経験を活かし、年金アドバイザーの資格もあるので年金の相談もやりたいと思っています。その際、特に私の年齢に近い人たちの年金の相談に乗りたいと思います。年金は内容が難しく、まだまだ法令も変わる可能性もあるので、常に勉強を忘れずに人の役にたてる社労士になりたいです。ただ、年金以外にも社労士の守備範囲は広いので、特定社労士も取り、労働審判やあっせんなどの相談にも乗りたいです。働き方改革もまだこれからだし、やることはたくさんあります。
これから受験される方へのメッセージ
基本が大事です。難問を捨てても、充分合格できることがわかりました。諦めず、続けてください。それから大事なのは一人でなく仲間がいることが力になります。私も、昨年不合格の時、もうやめようと受験仲間に言ったら、その人は「自分は合格するまで諦めずにやると決めたので挫折と苦労を繰り返しながらも最後までやり抜くと決めた」私にも「やったらいいと思うよ」と言ってくれたからこそ、今日があります。今度は、私がその人を励ます番です。皆さん、仲間と一緒に頑張りましょう。