思い切って澤井講師の上級講座を受講した事が正解!
大畑 義男 さん (50歳代)
受講した講座 | 年金キーパー+上級コース |
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コースの受講形態 | 通信 |
受験回数 | 6回以上 |
社労士受験を志した理由
学生時代から士業に憧れを抱いていましたが、受験勉強にアレルギーがありなんとなくズルズルとサラリーマン生活を続けてきました。勉強を始める転機となったのは、地元の中小企業に転職しパート従業員を多く抱える職場の管理職を任され、採用から労働環境の管理等を業務とする環境におかれたことから、業務に直結しかつ独立開業が可能な士業として社労士を選択しました。それ以前にAFPの資格はとりましたが国家資格ではないことと、それだけでは専門性に欠け生業としては成り立ちにくいと考えていました。受験勉強を開始した当初はFPや第1種衛生管理者の試験と並行して勉強していたり、簿記やFPの資格は独学で取得したこともあり社労士も独学で勉強していましたので気が付いたらもう既に9回目の受験でやっと合格に至った次第です。平成22年から受験し始めて、24年・25年ごろにはもう少しというところまで点数も伸びましたが、その後に試験傾向の大きな変更についていけず低迷していました。仕事の方も社会全体的な人手不足から残業や出張が多くなり、勉強時間も1日平均1時間程度の日々が続きました。3年前に山下先生の受験相談を受け、先生から「ここまでやったら諦めるのはもったいないよ」と励ましを頂いたり、昨年と一昨年に澤井先生の受験相談を受けたりとモチベーションを何とか保ちつつ勉強を続け、第49回本試験が択一で3点足りず不合格となり最後の拠り所として澤井先生の上級講座を受講しました。結果は選択32点、択一48点で何とか合格することができました。今思うと無理をせず最初からお金をかけて講義を受講していればこれ程苦労はしなかったと思っています。受験勉強を始めるのであれば自分の置かれている環境や能力を冷静かつ客観的に判定し、最初は何とか資金を調達して受験のプロに委ねる事が成功への近道だと痛感した私の受験生活でした。
LECを選んだきっかけ
他校の模擬試験やテキストを使用して独学していましたが、テキストや解答解説の分かりやすさからLECを選択しました。複数年の受験生活のなかで毎年複数の予備校の模擬試験は受験していましたが、解答解説の分かりやすさはLECの方が完成度は高いと感じました。やはり法律の専門校だなと思っています。また講座の受講申し込み方法もHPから簡単にできたり、情報もHPで詳細に記載されていたので安心して申し込みすることができました。他校のHPの中にはサイトマップを参照しても目的講座にたどり着けず受講をあきらめた経緯もあります。またHPでは合格体験記や士業の現状等の情報も豊富で長い受験生活のモチベーションの維持にもつながりました。また他校も含めて単独講座を複数受講した事がありますが、澤井講師の講義が最もわかりやすく飽きのこない内容であった事から今回の受験では澤井講師の上級講座を初めて受講することを選択しました。
インプット時期の学習方法を教えてください
今回の受験で言えば上級講座が始まる11月から6月ごろまでインプット学習でした。DVDの到着時期と直前になると送付されてくる教材の量が増えたことによります。学習方法はまずテキストは予習と自分の知識の再確認の意味で一読してからDVD講義を聞くようにしていました。講義が終了したら次の教材が来るまでに過去問Bookを解きました。毎教科は同じやり方です。インターネットのぽち(過去)問はこの合間に文字通りぽちぽちと解いていました。給付金の申請をしたので学習スケジュールも示されたので、今回の受験ではDVD講義とHPのぽち(過去)問を利用しました。常に過去問と接するような勉強配分を心掛けましたが、正直直前期は焦りました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
DVD講義がすべて収終了したのが6月中旬でした。実戦答練も解答送付期限には間に合いませんでした。模擬試験は会場への交通費がかかることから自宅受験でしたので答練同様、解答期限には間に合っていません。それでも時間を決めて自宅で数回繰り返して解きました。過去問は一問一答方式で数回繰り返して学習していましが、本試験形式ではまったく問題を解いていませんでしたので答練問題と3回の模擬試験を2回解きました。他校の模擬試験も同様の方法で実施しました。ここ数年本試験の傾向がころころ変わるので予備校の予想問題が頼りの状況でしたので過去問よりは答練や模擬試験を重要視してました。昨年は3回程度繰り返して解きましたが今年はDVD講義を完了するのに手間取り時間がなく2回までしか繰り返して解くことはできませんでした。昨年より実戦トレーニング量が少なかったことは本試験での大きな不安材料でした。記憶の中の澤井講師のDVD講義の声が頼りの部分があったと思います。模擬試験の付属の問題集も毎年解いてましたがLECの教材より他校の方がより実戦的でしたが、基本的な知識を忘れないという部分では良かったと思います、特に選択では基本問題の繰り返しの方が選択式ではLECの付属問題集がベストでした。おかげで選択はここ数年合格レベルまで達してました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
学習を始めたことは独学であったので複数の予備校のテキストを毎年変えて読んでみたり、ある年は法律の試験だからと社労士六法を買ってきて最初から条文を読み込んだりしていました。ほとんど過去問から試験がでるという情報をインターネットから得ていたので予備校の過去問Bookは繰り返して解いていまいしたが、やはり基本的は理解が出来ていなかったので暗記中心の勉強になっていました。特に年金は最終年度で澤井講師の講義を聞くまでは暗記しては忘れるの繰り返しで押さえるべきポイントが理解できていませんでした。このため年齢とともに薄れる記憶力に正直焦りを感じていました。年金アドバイザー3級の試験には平成24年ごろに受験し合格していましたが、その後数か月間労働法の勉強をしているとまったく記憶に残っていないという状況でした。
克服法は、やはり思い切って澤井講師の上級講座を受講した事が正解であったと思っています。昨年は択一3点足りず不合格となり、今までのやり方が完全には間違ってはいなかったとは感じましたが、どうしても行き詰まりを感じてましたので先生の受験相談を受けて受講を決意しました。今思いだせば本当に偶然でしたが、不合格通知が届いた後、勉強方法に迷い、たまたま東京出張の際にふと思い立ち新宿エルタワー本校のLECのフロアーに入り講座の説明をスタッフの方から受けた時に、偶然にもDVDでお見掛けした澤井講師がフロアーを通り過ぎて予約していなかったにも関わらず受験相談をさせていただいたことがそもそも幸運にも合格への道が開けた結果につながったと思っています。また毎日子供の寝顔を見るたびに、子供が大きくなるのにいつまで経っても結果を出せない自分を振るいたたせて受験を続けました。
LECを受講して良かった点
上級講座はどの科目をとっても理解しやすくDVD受講前に知識の再確認でテキストを予習しましたが、今まで理解しづらかった単元も非常に分かりやすく説明されていて良かったです。それでも理解しづらい部分はやはり澤井講師が分かりやすく説明して下さり、どの受験生も理解しづらい部分なのだなと感じました。ここまでやれば何とかなるのではという印象を持たせてくれる教材内容であったことがLECの講座の良さだと思います。ただし予想問題的な部分では我々受験生は不安を抱えながらの受験勉強なので他校の模擬試験は受講しました。毎年LECとは傾向がまったく違っていましたが、今年は模擬試験の内容(レベル)が似ているなという印象を受けました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
今年に限って言えば、本試験のレベルに非常に近い内容でした(今まではLECより他社の方が難しい。一方解説はLECのほうが丁寧というのが私の印象です)。個数問題もありむやみに難しい事例問題もなく繰り返し解くには最適でした。
フォロー制度の活用方法について
ぼち問は手軽に過去問演習できるところと数値で習熟度がわかる点が良かったです。DVD講義を聞くので時間的にいっぱいだったので、最低限の過去問演習教材としては自分には最適でした。「一般常識メルマガ ぱんメル」は毎回メールを確認する時間がなく、直前期にまとめて数回目を通しました。白書対策講座や一般常識の講義で既に学んではいましたが、複数の教材で一般常識の知識を確認するツールとして利用しました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
独立開業を目指し、今後の生業として体が動くまで続けていきたいです。またできれば他の資格も取得し、中小企業を中心としたコンサルを主体としていきたいです。
これから受験される方へのメッセージ
諦めず続ける事と早めに特定のポイント的な講座ではなく年間を通じた総合的な講座を思い切って受講した方が合格への近道と思います。特に社労士のような科目が多く専門的な知識と理解を要求させる試験では独学は非常に難しいと感じます。(仕事しながらの受験の場合)それと体力は鍛えておかないと、あの真夏の非常識とも思える長時間の試験には耐えられません。