仕事と家事の両立しながらLECをフル活用!見事、一発合格を勝ち取った!!
宮原 香穂里 さん (20歳代)
受講した講座 | 合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
元々企業の人事部で仕事をしていた時に、会社で起こる様々な問題を目の当たりにする中で、会社、従業員がともに働きやすい環境づくりをしたいと思うようになりました。そんな中でたまたま身近に社労士資格をもっていらっしゃる方がいたので、自分も挑戦してみたいと思うようになりました。また自身の今後のキャリアを考えた際に、専門知識を身に着け、様々なライフイベントを経ても特定の分野において長く勤務したいと思っていました。社労士資格があればそういった自分の希望を叶えることができると思ったこともきっかけの一つです。
LECを選んだきっかけ
体験講座で澤井先生のパワー溢れる講義を受講したことがきっかけです。いつも受講生に寄り添い、丁寧に、時に実務に役立つ話も交えて授業をして下さり、楽しく受講できたので、これなら1年間続けていけそうだと思いました。また講師と受講生の距離の近さも決め手となりました。いつも質問にも丁寧に回答して下さったり、学習上の相談にも乗って頂き、とても感謝しています。
インプット時期の学習方法を教えてください
残業ありのフルタイムの仕事をしていて、かつ新婚で慣れない家事もこなす必要があったので、予習に時間を割くことができませんでした。その代わりに、授業をしっかり聴き、疑問点は積極的に質問することで必ずその日のうちに解消するようにしました。復習はテキストの読み込み、映像を見返す、次の授業までに問題集を最低3回回し、余裕があれば過去問Bookも回していました。また家事(料理、洗濯、洗い物等)の時間も無駄にしたくなかったため、映像講義(音声)を活用し、耳からの学習も行っていました。過去問Bookは通勤時間中でも立ったまま勉強できますので、時間を有効に活用することができました。選択式問題集、択一式問題集はボロボロになるまで使いこみました。
合格講座以降の学習方法を教えてください
講義修了〜答練までの勉強方法
確認テストで良い点数が取れなった科目や苦手意識がある科目を中心に基礎固めを行いました。具体的にはテキスト読み込み、映像を見返すなどです。過去問Bookも積極的に活用し、知識を定着させるようにしていました。
答練・模試・オプション講座の活用方法
どの教材も決して無駄にしたくなかったため、直前期まで間違った個所は最低3回は見直し復習していました。また、模試の解説についている選択式対策はぜひしっかりやりこんだ方がよいと思います (お陰様で本試験では良い点数を取ることができました)。
答練・模試・オプション講座の活用方法
過去問Book、確認テスト、答練、模試、オプション講座等、直前期の講座で使用した教材を中心に復習していました。新しい教材を購入する必要はありません。既存の教材を確実に自分の知識として定着させたほうが良いと思います。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
選択式においては模試で一度も合格圏に達したことがありませんでしたので、模試から本試験まで、いつも合格できるかどうかの不安感と戦っていました。また仕事や家事も忙しく、他の受講生に比べたら平日はそれほど多くの勉強時間を確保できなかったので、焦りもありました。また、通学中に別の資格の試験期間と被ってしまったこともあり、一時的ではありますが2つの資格試験勉強の両立が時間的に大変でした。模試を受けるようになってからは、現状の分析をした上で、次の模試までに目標設定をしていました。選択が割れてしまった科目があれば、徹底的にその科目の選択式対策をやる、択一式であればオプション講義の受講、映像講義を視聴するなどです。思い通りに行かないこともありましたが、模試まではこのような形でPDCAサイクルを回していました。勉強時間に関しては、どうしても他の受講生に比べるとハンデがありましたので、1分でも空き時間を見つけて勉強してました。授業がある土曜日の場合、電車の中でも勉強する、他の受講生よりも早く来て勉強する、お昼もさっと食べて勉強する、休み時間も勉強する、授業が終わったら自習室で勉強するなどです。2つの資格試験勉強が被った時期は致し方なく、直近の試験が迫っていたこともあり、他の資格試験の勉強を優先しました。その間は社労士の勉強に時間をあまり割くことができませんでしたが、直前期にオプション講座を受講することで再度知識の定着をさせることができました。
仕事や学業、家事・育児との両立するために工夫したこと
仕事においては試験前の5〜8月までがとても忙しく、勉強時間を確保するのに苦労しました。「絶対時間内に仕事を終わらせて勉強するんだ」という強い気持ちを持って、とにかく業務を効率的に進めました。それでも仕事後は疲れてあまり勉強に集中できませんでしたので、夏頃から朝方の勉強に切り替え、起床時間を4時に前倒して主人が起きるまで勉強し、朝は少し早い電車に乗り、空いた電車で勉強する。そして開店直後の会社近くの喫茶店で始業まで勉強してました。帰宅後は家事が終わったら早く寝て疲労回復に努め、より良いパフォーマンスで勉強できるように工夫しました。ですが平日の勉強時間があまり確保できなかったので、授業後や授業がない日曜日には積極的に自習室を活用しました。新婚だったので、家事もなるべく手を抜かずにやらなくてはならないと思っていたこともあり、家事の時間も音声講義を聞いていました。朝食作り、化粧をしている間、歯を磨いている間、掃除している間など極力細切れ時間を使い、音声講義を聴くことに充てていました。
LECで受講して良かった点
私は11月に通学を開始しましたが、一部の科目は講義を2回聞くことができました。また随時、法改正や一般常識対策など無料講座を開催して頂けたので、必ず参加していました。学校全体で受講生をバックアップして頂ける体制が良いと思います。カリキュラムに関して、他の予備校ではそれほど一般常識に力を入れていないという話を聞いたので、早い段階から対策ができたのでその点も良かったと感じています。無料講義、オプション講義、メルマガ、澤井先生のブログをフル活用しました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
他の予備校の模試を受験しなかったので、他社のことは分かりませんが、評判を聞いたところ一番本試験に近い難易度で作られているとのことでした。解説も充実していましたし、選択式対策の項目もあったので、復習や試験対策に非常に役立ちました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
私は特に澤井先生の直前MAX800本を受講しなければ絶対値一発合格できなかったと思います。選択式対策もしっかりできましたし、曖昧だった知識もここで一気に定着させることができました。試験直前はMAX800本の教材を最低3回は繰り返していました。最後の最後に力を伸ばすことができたと思います。
フォロー制度の活用方法について
Webフォロー制度は、復習のために映像講義を視聴していました。通勤時間や空き時間にスマートフォンで視聴できたので、細切れ時間も有効に活用できました。自習室は、授業後、授業がない日も積極的に活用していました。同じクラスの方や顔見知りの方も利用されていたので、私も勉強しなければという刺激になりました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
現在、社労士法人に勤務しており、主に給与計算、手続き、コンサル業務を担当しています。普段の業務や社労士の資格勉強を通じて障害年金に興味を抱くようになりました。将来的には現在の法人向けの業務だけでなく個人を対象とした障害年金の分野の仕事も経験してみたいと思っていますので、引き続き社労士の勉強を続けていこうと思っています。今後は社労士資格を普段の業務により役立てていきたいです。特に日々の業務の中でお客様から相談される際に社労士の勉強で学んだ知識が活かせているなと感じることが多いですが、まだまだ高度な相談案件にはスピーディに回答できなかったり、周囲の力を借りなければならないことも多いので、今後も勉強を続けながらスペシャリストとして仕事ができたら良いなと思います。またさらにキャリアコンサルタントの資格にチャレンジしていこうかとも考えています。社労士資格との親和性が高いこと、社労士試験合格前に産業カウンセラーの資格を取得していたこともあり、今後の自分のキャリアとしてカウンセリングスキルを何かしらの形で活かしたいという思いがあります。ダブルライセンスないしトリプルライセンスを保持することで、自身の仕事の幅が広げ、顧問先ないしそこで勤務されている従業員の方のお役に立てればなと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
社労士の資格勉強をする過程で、時に思うように学習ができなかったり、成績が伸びなかったりすることもあり、本当に合格できるのか不安になることもあるかと思います。私が合格できた要因は、テキストを読むだけでも構わないのでどんな時でも毎日勉強を続けたこと、何時までに何を達成するというような細かい目標設定をしたこと、教えてくれる先生を信じたことにあります。本当に勉強から逃げたくなった時は、何故自分が社労士を目指したか初心に戻るのも良いかもしれません。私は今回たまたま運良く初受験で合格できましたが、私よりも実力がありながらも何年も勉強を続けてらっしゃる方には本当に頭が下がります。私自身も今後も勉強を続けていかねばと思うばかりです。つまり合格してもしなくても法改正などがあることから、社労士を志すのであれば、コンスタントな勉強が必要だと思います。私自身社会人になってから、様々な資格を取得してきましたが、大学を卒業し、日々働きながらも自ら学びたいという意志を持って何かに挑戦することは尊く、素晴らしいことだと感じています。振り返ると仕事をしながら、家事をしながら通学することは大変ではあったものの、社労士講座で学んだ約1年間はとても充実しており、私の中で生涯にわたる財産になったと思っております。皆様にとっても充実した時間となり、合格を勝ち取ることができるよう心から祈願しております。