自分が受かりたいと強く願い、取り組むことが合格へ影響すると思いました。
菅谷 詩歩 さん (20歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
社会人2年目を超えたあたりから業務のやりがいのなさ、将来の不安を漠然と感じた点。そんな中、親族が亡くなり、葬式で親戚に「あなたは(親族の)誇りだと思うよ。」と声をかけられました。そのとき、高校受験も大学受験も失敗して、職場もつまらない、今なんとなく人生を過ごしているこれが誇りなのだろうか?だったら今からでも本当に周りから誇りに思ってもらえる人間になりたいと感じ、大きな目標として難関資格を探したところ、社労士なら法律の資格の勉強をしたことのない私でも受かるのではないかと思い、受験を決意しました。
LECを選んだきっかけ
社労士の資格の学校をインターネットで調べたところ、基礎だけでなく、判例や試験に出る細かいところまでテキストに掲載されているとの評判だったので選びました。説明を聞きに行った際も池末先生や事務の方の説明が丁寧だったので、ここなら安心できると感じました。
LECの講義、教材、講師の良かったところ
教材の内容が充実しており、合格できるテキストだということです。また早い段階から本論講座おわりに池末先生が何問か過去問を持ってきてくださり、みんなで解く時間があったのですが、忘れたころに違う科目の過去問を解く→覚えていなくて解けない→復習するという流れができたのはよかったと思います。また自分ががっつり勉強したい時にスマホでWeb受講できるということもとても有効でした。工藤先生のパワーポイントを使ったわかりやすい講義のおかげだと思います。また黙っちゃいられない労働一般は労働一般で落ちる可能性が高いといわれ不安いっぱいであった初学者の私には有益なものでした。
復習や学習方法で工夫したところ
<インプット時期>テキストを見ただけで先生がどんなことを話していたか思い出せるくらい書き込み、マーカーをしたほうがいいとおっしゃっていたので、テキストの書き込みを中心に行いました。また、スマホのメモ機能で各科目ごとの覚えにくい数字や罰則をまとめ、気になったときに見る癖をつけました。
<実戦答練以降>私が本格的に勉強を始めたのは5月からなので、通勤時間に過去問を解く。Web受講を2倍速で見てとにかく暗記する。を意識していました。3回目の模擬試験で択一式は50点を超えたのですが、選択式が思ったよりもできなかったので選択式マスターと椛島先生の選択32題を購入しました。試験の直前に池末先生とお会いした際に、選択式ばかりやっていると択一式で点がとれなくなる。模擬試験の問題をもう一度解き直した方がいいとアドバイスいただいたので、模擬試験と確認テストの問題を直前に解きました。
苦しい時、どう乗り切りましたか?
試験に集中するため、7、8月はLINEのアプリを削除し、誰とも連絡を取らずひたすら勉強に打ち込みました。相談する人や話をする人がいなかったので孤独感とプレッシャーでストレスが多く、常に不安との戦いでつらかったです。しかし、誰とも交流せず、ひたすら勉強に集中したからこそ、余計なことを考えずに試験に注力できたので思い返せばよかったと思います。試験が終われば解放されるという明確なゴールがあったので、そこに向かって日々過ごしていました。ストレス発散方法もなかったので克服はしていません。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
実務未経験のため、士業法人への転職を希望し、現在転職活動中です。20代で合格の為、ゆくゆくは開業するという選択肢もあるのではないかと考えています。資格を活かした業務を行い、経験を積んでいきたいです。社労士という資格の地位を上げていけるように誠実に業務に取り組んでいきたいと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
自分がどれだけ勉強に時間を費やせるか。どれだけ本気で取り組めるか。それだけだと思います。これから受験される方は計画性を持って試験に臨まれた方がいいと思いますが、結局は自分が受かりたいと強く願い、取り組むことが合格へ影響すると思いました。試験の2か月ほど前にテレビで子役として活躍されている芦田愛菜さんが難関中学に合格したというニュースを拝見しました。子役としてのお仕事があるなかでも勉学に励み、見事合格されたと聞いてとても驚いたと同時に、芦田さんが王貞治氏の「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない」という言葉に感銘を受け、勉強を頑張ったと知りました。勉強でくじけそうになったとき、もういいやと思い怠けそうになった瞬間もその言葉を思い出しました。努力を惜しまず、皆さんも合格まで頑張ってください。