主な受講講座 | 短答合格コース → 論文合格コース → 論文徹底強化コース |
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論文受験回数 | 2回※おためし受験を除く |
学習開始時期 | 2018年9月 |
不動産鑑定士を志した理由
大学の不動産評価論(東京都不動産鑑定士協会の寄付講座)の講義で、不動産鑑定士の先生に親切にしていただいたことがきっかけです。当時は新卒の就職活動が上手くいかずに落ち込んでいた時期でしたので、久しぶりに感じた人の温かさに感動して、不動産鑑定士を志すことにしました。
LECでの受講を決めた理由
資格説明会に参加してLECでの受講を決めました。豊岡講師は、資格説明会の中で私という一人の人間に対するアドバイスを何度もしてくれて、このような親身で温かみのある講師陣のもとで合格したいと考えました。
具体的な学習方法
総論
「こう書け!」・答練・総ざらい講座、模試をひたすら周回しました。「こう書け!」はAA・Aランクのみを周回し、Bランク以下は一瞥もしませんでした。
民法
「こう書け!」10周以上(AA・Aランクのみ)・答練・総ざらい講座・模試を3周しました。
経済学
「こう書け!」10周以上(AA・Aランクのみ)・答練・総ざらい講座・模試を3周しました。計算問題は、答練・総ざらい講座・模試の問題のみを完璧に答えられるようにしました。
会計学
「こう書け!」10周以上(AA・Aランクのみ)・答練・総ざらい講座・模試を3周しました。その他、重要用語定義集のBランク以上を暗記しました。
鑑定理論(短答)
肢別過去問集を5周以上(Bランク以上)・合格基礎テキスト3周程度読み込みました。
鑑定理論(論文)
モバイル鑑定評価基準を1週間で1周することをノルマにしていました。暗記マーカーで冊子の全体を塗りつぶし、シートで隠しながら暗記しました。その他、答練・総ざらい講座・模試を3周しました。
鑑定理論(演習)
答練・総ざらい講座・模試を、時間を計って何回も回し、回答の型とペース配分を叩き込みました。
行政法規
肢別過去問集を5周以上(Bランク以上)・合格基礎テキスト3周程度読み込みました。
試験勉強と日常との両立方法
早朝5時に起床し、始業前に2時間確保しました。また、昼休み1時間を丸々勉強時間に充てていました。朝の時間や昼休みの時間は仕事関係で削られることがほとんどないので、社会人受験生はこの時間を有効活用できると良いと思います。
LEC講師の良かった点
親切で温かくて熱意が感じられるところです。そのような最高の講師陣でしたので、合格してLECの実績に貢献することも勉強の大きなモチベーションになりました。
LECの教材・講座で特に役立ったもの
「こう書け!」は周回するだけで合格答案が書けるようになります。「教えてチューター」は分からない箇所をいつでも聞ける環境があることはとても心強いです。また、試験後の結果発表待ちで精神的につらかった時期には、人生相談にも乗ってもらいました。
教えてチューター制度の利用頻度と感想
合計で20回ほど利用しました。理解してほしいという意気込みが伝わってくる、そしてとても分かりやすい回答でした。
モチベーションを維持する方法やスランプ時の克服方法
未来に目を向けて、自分の将来に期待することでモチベーションを維持していました。スランプ時も「こう書け!」等を周回し続けることに尽きると思います。
答案を書く上で特に工夫していた点
全く知識のない人が理解できるような文章にすることを心がけていました。こうすることで飛躍した文章にならないようにしていました。
LECの添削に関するご感想
まだ点数には反映されていない自分の努力を理解してくれているような、そんなコメントを毎回もらっていました。それがとてもやる気に繋がりました。
本試験中の過ごし方
本試験直前は模試をパラパラと読み返していました。やれるだけのことはやったし、ダメならダメでいいやという妙に吹っ切れた気持ちがありました。
合格したときの率直な気持ち
とにかくホッとしました。つらいことばかりでしたが、辞めずに頑張ってきて本当に良かったと思いました。
令和3年(2021年)に合格できた理由
気力と体力の限界が今年だという感覚があったので、全てを注ぎ込んで勉強に取り組むことができたのが、合格できた理由だと思います。
これからの抱負
すべての種類の鑑定評価に自信を持って対応できる不動産鑑定士になりたいと思っています。また、自分が不動産鑑定士を志したきっかけが大学の講義でしたので、講演会や大学での講義や書籍の執筆等を通じて、不動産鑑定士を志す人を増やしていきたいと考えています。
これから受験される方へ応援メッセージ
不動産鑑定士試験は合格するまでにとても多くの時間を要します。不安を感じることも多いと思いますが、自分のことを信じて、合格することを疑わずに最後まで全力でやりきってください。人生をかけて挑んだ資格は、必ず自分の人生を変えてくれます。頑張っている皆様を応援しています。