時間を確保しにくい受験生には特におすすめ
高橋 翔太朗 さん
社会人合格
LECのオススメポイント
- 「学習スケジュール」がオススメ!
- 私の場合は仕事をしながらの勉強だったこともあり、より効率を重視して学習を進める必要がありました。LECの授業と教材は学ぶべきポイントがコンパクトにまとまっており、時間を確保しにくい受験生には特におすすめできると思います。特に答練の学習効果の高さを感じ、直前期はほぼ答練の解き直しだけしていましたが、その過程で他校の模試もE判定からC判定にまで上がり、最後はそのまま合格することができました。
「公認会計士を目指した理由と時期」を教えてください。
もともと国家公務員としてジェネラリストを育成する職場にいた反動もあり、スペシャリストとして仕事をすることにも興味関心と憧れがありました。ですので、社会人4年目くらいの時、何らかの資格を取ろうと考えたのがきっかけです。会計士を選んだ当初の理由は、大学の時の授業の中で会計学が最も苦手だったからという天邪鬼的なものだったのですが、実際勉強してみると会計の奥深さや面白さを理解することができるようになり、また、社会で大きな存在感を示す「会社」という存在を数字で理解できることの面白さに目覚めまして、この資格を目指して良かったと思っています。
「予備校選びでLECを選んだ理由」は何ですか?
一番の理由は、知人に二人、LEC卒の公認会計士がいたためです。もう一つの理由は、学習量とスケジュールについていきやすそうだからと考えたことによります。先述の通り、私は仕事をしながら勉強を行っていましたので、たとえどれだけ内容が優れていた講座があったとしても、ボリュームが多すぎるとついていくことができません。このため、高い質と効率とを共に両立しているLECが最も合っていると考え、実際にその通りだったと思っています。
「LECのカリキュラムの良かった点・活用方法」を教えてください。
繰り返しになってしまう所がありますが、効率よく学習を進められる、というところがカリキュラムの上で最も優れている部分だと思います。また加えるならば、あまり多くのことに手を出しすぎても結局中途半端な知識にしかならないため、必要なことを集中して学習できる、ということが強みとしてあると思います。10の曖昧なことを覚えて全て外すよりも、5の重要論点について確実にとる、というスタイルです。このため学習においても、先生方が「確実に押さえる」と指摘されたところを何度も繰り返し、他の人にしっかり説明できるくらいになる、その一方で、些末なミスは気にしすぎない、といった活用の仕方は一つご提案できるかと思います。
「テキスト・レジュメについて」
テキストについては知識が網羅的に掲載されているため、困った時に何度も助けてもらいました。常に毎日見るのではなく、重要論点の部分を読み込んだり、また答練などでわからなかったところを確認するために利用しました。レジュメについては必要な情報がコンパクトにまとまっているため、学習の際の主要な教材とし、なるべく持ち歩いて時間ができた時に眺める、といった活用の仕方をしていました。
「問題集について」
私は問題集よりも答練を繰り返し教材として利用していましたが、たとえば答練の中でできなかった問題の関連問題を解いて理解を深めるのに利用していました。また、問題集の問題には、優先度が記載されていますので、苦手なテーマの中でも最低限度できなければならないラインが理解できます。このため、ご自身の学習進度を確認するのに活用されるのが良いかと思います。
「答練や模試について」
答練や模試は、基本的に普段より難しい問題が出ますが、一番大事なのは実際に点を取れること以上に、なるべく一点でも多く取る、という姿勢で臨むことかと思います。特に最初の頃はあまりの出来なさに挫けそうになりましたが、LECでは答練が10回プラス模試が1回という十分な演習量がありますので、このへこたれない気持ちを十分に養ってくれました。合格者の結果を見ても、多くの人は同じような点数帯に収まっていますので、合格と不合格との間にはほとんど差がない、というのが現実だと思います。このため、本番に限りなく近い模試と答練、それに解説講座によって、どこの点数を取りに行き、どこを見限るべきなのか、という判断を身に付けられるようにする、という活用の仕方が良いかと思います。
「LECの講師に指導されて良かった点」を教えてください。
LECの先生方は単なる知識を伝えるだけでなく、「何故そうなるのか」「何故別の答えにはならないのか」ということを丁寧に伝えてくださいます。私自身、学習を初めた頃はむしろ少なかったのですが、ある程度進んできた段階で、引っかけ問題によく引っかかる、という状況が生じるようになりました。これはまさに「どこかで見たことがある」「なんとなく知っている気がする」という、理解が曖昧なまま解答を行っていたことが原因となって生じていたものでしたが、上記の通り、先生達のご指導のおかげで理解を深めることができ、この問題を克服することができました。
「LECのフォロー制度(欠席フォロー、教えてチューター、講師LINEなど)の良かった点」は何ですか?
私は通信生だったこともあり、教えてチューター制度をよく活用させて頂いておりました。一番ありがたかったのは反応のスピードです。分からない時こそ、その克服によって理解を深めるチャンスになり得ますが、回答を頂くのがもし遅かったなら、そもそもなぜ疑問に思ったのかということさえ忘れてしまう事態が生じ得ます。この点LECのチューターの方は質問、再質問に対する反応が極めて早く、何度も助けていただきました。
「1日の平均学習時間」を学習時期ごとに教えてください。
①短答入門期 3時間
②短答上級期 3時間
③短答直前期 5時間
④論文インプット期 3時間
⑤論文アウトプット期 3時間
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージをお願いします。
今後の目標ですが、会計士の方が活躍されている現場は、勉強を始めた頃に考えていたものよりずっと広いことを感じておりますので、機会があれば、海外も含めて様々な仕事を経験してみたいと考えております。今から学習を始められる方は、特に最初の頃は、学習内容の難しさに頭を抱えられる時もあるかと思います(自分がそうでした)。一方で、頑張れば頑張った分だけ、結果が返ってくる試験だったな、というのが振り返ってみた時の私の感想です。まずはLECの先生方をしっかり信じ、生まれたばかりのヒヨコのように頑張ってついて行ってみてください。きっと成果が出ますし、時に勉強も楽しいと思える瞬間を味わって頂けたらと思います。