予備校選びでは、テキストを判断材料にしました。
鳥居 思絵 さん
社会人合格
LECのオススメポイント
- 「講義」がオススメ!
- すべての科目の講義が分かりやすかった点がLECをおすすめする最大の理由です。主観的な意見となってしまいますが、この科目の講義が合わないなと感じることがありませんでした。2021年8月目標の「論文合格コース」では租税法の講義が2つあり選択できたのですが、講義の進め方や解答アプローチは異なっていたにも関わらず、どちらも理解しやすく選択を迷うほどでした。また、私は論文式試験受験からLECに通い始めたのですが、苦手意識をもっていた管理会計論および経営学の講義が非常に分かりやすかったことに感動したことを覚えています。
「公認会計士を目指した理由と時期」を教えてください。
公認会計士を目指したきっかけは、転職を検討していた時に、手に職を身につけるため、まずは資格を取得したいと考えたことです。そして資格の中でも、前職の会計事務所での業務経験を活かすことができる会計系の資格でかつ簡単には取ることができない資格に挑戦したいと思い、公認会計士を選びました。学習開始時期は2017年4月頃です。
「予備校選びでLECを選んだ理由」は何ですか?
予備校を選ぶ際に、管理会計論のテキストを判断材料にしました。水道橋にあるいくつかの予備校を周り、テキストを借りて比較しました。LECの管理会計論のテキストは、論点ごとにロジカルフローがあり視覚的にとても理解しやすく、LECに決めました。他の科目のテキストはその際見なかったのですが、総じてLECのテキストは理解しやすく構成されています。
「LECのカリキュラムの良かった点・活用方法」を教えてください。
LECのカリキュラムの中で良かった点は、「論文グレードアップ講座」と「論文グレードアップ答練」の間に「論文プレ答練」が挟まれていたことです。私はプレ答練を基礎的な計算力と論述力を身に付けるために重宝していました。とくに企業法は穴埋め形式で、はじめは単語、徐々に文章を当てはめる出題形式になっていて、論文グレードアップ答練でフルに論述するための良い準備体操になりました。
「LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点」は何ですか?
財務会計論のテキストはよく比較される論点が横並びに表示されるなど、重要な論点を理解しやすい構成になっていました。また管理会計論は前述のとおりロジカルフローが示されていて頭に入りやすかったです。企業法はテキストの内容さえ頭に入れておけば本試験で解けない問題は少ないのではと思うほど、論点がカバーされていました。また、レジュメの答案構成により書き始める前のメモの作り方を学ぶことができ、とても役立ちました。
「LECの講師に指導されて良かった点」を教えてください。
論文式試験でなかなか合格点を取ることができず、モチベーションの維持に悩んでいました。その中で、企業法の森村先生に「モチベーションをあげたり、コントロールできない試験結果を気にしたりするのではなく、コントロールできる日々の勉強を粛々と続けることが大切」とアドバイスをいただきました。アドバイス通り、日々の勉強を継続することに意識を向けることで、モチベーションの維持に悩むこともなくなり、落ち着いて坦々と勉強することを習慣化することができました。
「LECのフォロー制度(欠席フォロー、教えてチューター、講師LINEなど)の良かった点」は何ですか?
講師LINEも教えてチューターもフル活用させていただきました。質問に対し迅速に回答していただき感謝しています。本試験の直前まで質問し、不明な点を残さずに本試験に臨むことができました。
電話相談は監査論の日下先生に一度させていただきました。実務経験を絡めた面白いお話をお聞きすることができ、監査論に対するとっつきにくいイメージが一気に変わりました。
「1日の平均学習時間」を学習時期ごとに教えてください。
- ①短答入門期 5時間
- ②短答上級期 8時間
- ③短答直前期 10時間
- ④論文インプット期 8時間
- ⑤論文アウトプット期 12時間
「LECの答練・模試の良かった点」を教えてください。
LECの答練および模試の良かった点は、量が必要最低限だったことです。しかし重要な論点はカバーされ、また本試験での論点の的中率が高かったです。とくに企業法の答練および模試の的中率は高いため、答練で出た論点は丸暗記し、実際に本試験で役立ちました。
また、財務会計論の添削での的確なご指摘のおかげで財務理論の点数を伸ばすことができました。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージをお願いします。
LECの平日講義は夜にあるため通学しやすく、可能であるならば通学がおすすめです。少人数の講義なので質問しやすく、答練を講師の方に添削していただけます。また、企業法のゼミへの参加もおすすめです。丁寧な答練の講評があり、また他の受講生の書いたものを読むことでより客観的な視点を身につけることができると思います。