LECを選んだ決め手は社会人でも通学できる環境
三戸 康平 さん
・社会人合格
LECのオススメポイント
- 「短答と論文それぞれに特化したカリキュラム」がオススメ!
- 短答の知識はそのまま論文に活用できる内容であるため、LECの短答特化カリキュラムは実際のところ十二分に論文対策を兼ねたものとなっていた。
短答だけでも4科目もあるので、短答期に論文だけで課される租税法などに着手するのは効率的ではない。短答期に主要4科目を論文にも対応できる高い水準に仕上げ、論文期は追加の2科目の頻出論点を中心に学習する手法が最も効率的であったと思う。
「公認会計士を目指した理由と時期」を教えてください。
社会人2年目に興味本位で簿記2級まで取得したが、そのとき電卓で数値が一致したときの爽快感、経済実態を忠実に表現できる可視性にのめり込んだため、上位資格の検討をはじめた。せっかくやるなら人生を変えられる最高峰の公認会計士と直感的に判断した。
説明会で講師から熱い話を聞く中で、この講師のもとなら社会人ではあるが、通学で頑張り切れると確信し、チャレンジを決めた。
「予備校選びでLECを選んだ理由」は何ですか?
次の3点で魅力的と感じた。
1.料金が低廉。短答に1年合格すれば、論文講座が格安になるところも魅力的だった。
2.講師が誰かはっきりしている。他校では講師を公開していないこともあるが、LECではどの講師が担当するのか顔出しで公開している。それだけ講師に実力があることだと思うし、実際もそうだった。
3.社会人でも通学できる環境。平日の講義は夜7時から(渋谷駅前本校)で社会人でも通学できた。ペースメーカーという観点から、通学に圧倒的に優位性があると感じていたため、通学できる環境は大きな決め手となった。
「LECのカリキュラムの良かった点・活用方法」を教えてください。
前述したとおり、短答と論文対策で明確にカリキュラムが分かれているのは効率的だった。さらに、短答対策においても、前半の入門期と後半の上級期がはっきり分けられており、それも効率性を生んでいた。入門期に立ち上がりに時間のかかる財務会計論と管理会計論の計算論点を徹底的に鍛え上げることで、会計士試験最大の関所の計算に強みを作ることができた。
現行の試験は、明らかに計算への比重が高まっており、LECの計算重視カリキュラムはもっと効果を上げていくと思う。
「LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点」は何ですか?
財務会計論(計算)の答練。平成30年第Ⅱ回の短答式試験の計算6問の総合問題が答練のコピーと感じるほど類似していた。おかげで、本番では計算120/128点という圧倒的なスコアでブレイクスルーできた。財務会計論(計算)の答練は、何度も繰り返して下書きを作り込んでおけば、絶対的な武器とすることができる。
租税法の基本問題集・基礎答練、経営学の二ノ宮講師のレジュメも、単一の教材で科目合格に到達できるほど良質なものだった。論文だけで課される2科目は受験生のレベルが低く、短答でも課される主要4科目よりも基礎基本が大事になるため、これらの教材は本当に有り難かった。
「LECの講師に指導されて良かった点」を教えてください。
過去問を徹底的に分析してくれていて、過去問をベースに最小限の負荷で学習できたことに尽きる。公認会計士試験は難関試験ではあるが、過去問のほとんどは忠実に基礎基本をやっていれば解けるものばかりである。したがって、無味やたらに難解、仔細な論点に走る必要は全くない。
基礎基本を徹底的に理解してインプットし、アウトプットは基本問題集、過去問、過去問と類似した答練を「繰り返し」解くという地道ながらも最も効果的かつ効率的な学習を貫くことができた。
「LECのフォロー制度(欠席フォロー、教えてチューターなど)の良かった点」は何ですか?
社会人であったが、短答期はできる限り通学で通うようにしていたが、仕事の都合でどうしても出席できないときがあった。その際、翌日には生講義がWebアップされるシステムのおかげで、遅れることなく講義にキャッチアップすることができ、大変助かった。
また、休み時間、講義後の質問には本当に丁寧に対応してくれ、深い理解につなげることができた。この質問対応はLECの規模だからこそできるものであり、他校にはない魅力だと感じた。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージをお願いします。
現在、東京オリパラ組織委員会の財務部で働いていますが、オリンピックパラリンピック終了後は、監査法人に入り経験を積もうと思っています。さらに研鑽を積み、いつかは公認会計士の知見を生かし、独立・起業するつもりです。
公認会計士は、知力だけではなく、体力、精神力、人間力を含め、総合力が鍛えられる試験です。私は働きながらの受験で本当にくじけそうになりましたが、チャレンジして本当によかったです。会計・監査・法律・経営・投資・税金と全社会人が身につけるべきスキルを一気に学べる資格です。ぜひ一歩踏み出してみてください。