公認会計士試験は難関試験ですが、正しい努力を続ければ合格できる試験だと思います。
藪田 理人 さん
社会人合格
公認会計士を目指した理由と時期
私が公認会計士試験の勉強を始めたのは、社会人となってからでした。当時勤務していた会社を退職し、約1年間、公認会計士試験の勉強に専念しましたが、短答式試験I、II回とも不合格となり一度公認会計士試験から撤退しました。
その後、上場企業の経理部門に就職し、監査法人の方と接するうちに、もう一度公認会計士試験に挑戦しようという気持ちが強くなってきました。勤務しながら、1〜2年間程度勉強し、短答式試験を突破しました。そして、2度目の論文式試験受験で合格となりました。
LECを選んだ理由
私が、短答式合格時に使用していたものはLECの一問一答問題集、LECのポイントアップ答練、各予備校の公開模試等でしたが、LECの教材の質の高さには驚き、論文式試験受験には、LECを利用しようと決めました。また、費用の面でも他予備校よりLECが優れていたこともLECを選んだ理由です。
LECのカリキュラムについて
私は、「論文合格コース」を受講しておりましたが、LECの教材は他予備校の答練出題傾向等を考慮に入れて網羅的に教材の作成を行っているはずですので、LECの教材だけで合格するには十分であり安心して学習を進めることができました。
公認会計士試験は、学習範囲がとても広いため、「何をやらないか」を決めることが重要であり、このLECの教材だけでよいという安心は有難いものでした。
LECの教材について
私は、「論文合格コース」を受講しておりましたが、グレードアップ答練の難易度の高さには毎回心が折れかけました。それに諦めず食らいつき、しっかり復習を行えば合格に近づくと思います。
グレードアップ答練では、得意科目であるはずの会計学についても思うような点数がとれないことが多くありましたが、本番の論文式試験の会計学では貯金をつくることができました(会計学の得点率は60超でした)。
LECの講師について
私は、「論文合格コース」のWeb講座を受講しておりましたが、疑問点があれば、Web講座では「教えてチューター」機能を使用して、講師の方に質問することができます。私は数回質問しましたが、回答までに多少の時間はかかりますが、とても丁寧にご回答いただきました。また、回答時にはメールでの通知があった点も良いと思いました。
今後の目標や、これから始める方へメッセージ
公認会計士試験は難関試験ですが、正しい努力を続ければ合格できる試験だと思います。私は、何度も不合格になりましたが、今思うと勉強のやり方が良くなかった点が多々ありました。費用対効果を考えて勉強法を考えることが試験合格のためにとても重要になってくると思います。
私は、上場企業の経理部門で勤務していましたので、本決算の4月から5月上旬、第1四半期決算の7月から8月上旬は業務優先となり、併せて論文式試験を合格した年の7月には子供の誕生で家庭優先となり、勉強時間があまり確保できない状況でした。受験生の方もいろいろな制約条件があると思いますが、自分にとって最適な勉強法を考えてみることもいいのではないかと思います。