答練が終わったらすぐに復習をするという循環
田場 洋汰 さん
公認会計士を目指した理由と時期
高校のころから将来は数字を扱う仕事をしたいとぼんやりと考えていて、大学は商学部に入学しました。そこで簿記を勉強して興味がわいたので会計系資格の最高峰である公認会計士試験にチャレンジしようと考え、公認会計士を目指しました。
また、大学の同級生やゼミの先輩などが勉強していたことも影響しました。
LECを選んだ理由
公認会計士講座を運営している予備校はいくつかありますがどの予備校も一定数合格者を輩出しているので講義の質はどこも同じくらいだと考えていました。そこで、他の予備校よりも価格設定がリーズナブルなLECを選びました。
また、会計学の影山講師や二ノ宮講師、企業法の森村講師の評判が良かったことも決め手となりました。
LECのカリキュラムについて
私は論文式試験からLECを利用したのですが、論文答練の日程が本試験と同様に初日が監査論と租税法、2日目が管理会計論と財務会計論、3日目が企業法と選択科目となっており、それを2週間で1サイクルするため本試験を意識して学習できたと感じました。
週末の科目に向けて勉強のペースをつかみ、答練が終わったらすぐに復習をするという循環を答練と模試をあわせて11回すればほぼほぼ合格に近づくと思います。また、直前期は答練がなくなるのでそこで総復習ができます。
LECの教材について
会計学のテキストのロジカルフローやポイントリストは活字が苦手な自分にとってはすごくわかりやすかったです。講師が授業でマーカーを指示したところを中心に効率的に学習できて良かったです。
企業法の答練は近年の出題実績に鑑みて今年の予想も踏まえて出題しているので直前期は効率的に復習することができます。
租税法の答練はかなり難易度が高く感じましたがそのおかげで今年の難易度の高かった本試験にも対応することができました。
LECの講師について
論文答練の日程の最終日に質問会で森村講師にその日に受けた答案を添削していただきました。どこの文章に点数がくるのか、どういった表現をすればいいのか、どういった論理構成にすればいいのかを教えていただきました。
また、勉強方法についても個別にアドバイスをくださったのも非常に良かったです。
LECのフォロー制度について
私は主に通信講座を受講していたため、Webで授業を受講していました。分からないところを何度も繰り返し視聴できたり、教えてチューターを使うことでいつでも質問することができたのは良かったです。
今後の目標や、これから始める方へメッセージ
公認会計士試験に合格したことがゴールではないので今後は監査法人に就職して数年間は会計監査に従事する予定です。そのあとに税務やコンサルティングをするのかはまだ未定なのですが様々なキャリアパスが用意されていると思います。
公認会計士試験をこれから始める方にはよく考えて行動することをお勧めします。なぜ公認会計士になりたいのか、なぜこういう会計処理になるのか、公認会計士試験に合格した後どうするのかを考えれば自ずと結果はついてくると思います。