「フルタイム勤務・40代・通信生」という不利な条件でしたが、LECのカリキュラムで合格することが出来ました。
中西 貴人 さん
社会人合格
公認会計士を目指した理由と時期
私はメガバンクに入行して、法人融資・コンプライアンス管理・内部統制対応・事業再生等25年間にわたり幅広い業務を経験してきました。40代半ばの時に、今後のキャリア開発を考えた際、「今までの経験を最大限に活かした仕事がしたいが、「元銀行員」という与えられた肩書だけでは限界がある。自らで獲得した誰もが認める資格で仕事がしたい」と考える様になりました。そこで、約5年前の2014年1月から公認会計士の学習を始めました。
LECを選んだ理由
LECは勤務先の福利厚生制度で提携していたことや、学生時代に司法試験の勉強の為通学していた経験もあり、自分の中では馴染みが深いものでした。社会人受験生にとっては勤務先の福利厚生制度が利用できるということは大変メリットを感じました。
また、LECのWeb受講システム環境は、再生速度の細かな調整、倍速でも安定した音声再生、わかりやすい受講管理記録等で他校のWebシステムより使いやすく、この点も通信生としてLECを選んだ理由の一つです。
LECのカリキュラムについて
講座が短答対策と論文対策に分かれて受講可能であるという点では、経済的に他校に比べて大変メリットを感じました。また、心理的にも「もし短答不合格でも論文講座の費用負担はない」と考えることができ、安心して受講することが出来ました。
まず短答に特化したカリキュラムは、日々の学習時間に制限にある社会人受講生にとっては集中して学習することができ、その時得た知識は短答合格後の論文式試験学習の支えにもつながりました。
LECの教材について
LECのテキストは網羅的に記載されており、すべてを暗記・理解するのではなく、講義により重要な部分を理解し、必要に応じて細かな論点を参照するという進め方は、学習を進めていくと自動的に網羅的な理解に繋がっていき、大変良かったと思います。
また、経営学のレジュメや企業法の答案構成は、通信生という環境の中でも効果的・効率的な理解ができ、大変助かりました。答練教材も本試験を想定した論点で作成されており、通信生でも不安なく取り組むことが出来ました。
LECの講師について
各講師の方々には大変お世話になりましたが、特に管理会計論・経営学短答の二ノ宮講師には、入門講座からお世話になりました。当初苦手で足切寸前だった管理会計論も、講義を重ねていく中でいつの間にか安定して合格点を取れるようになりました。
また、企業法では1回目の論文試験では足切り寸前でしたが、森村講師の講義で「全ての論点について自分で答案構成を作成し、問題・答案構成・回答間で連携できるようにする」ことを愚直に続けた結果、今回得点比率60.1%まで上げることが出来ました。有難うございました。
LECのフォロー制度について
私は通信生でしたので、欠席フォローや担任への相談等は行いませんでしたが、Web上でも質問できる体制でしたので、「何かあれば相談できる」という安心感がありました。
また、短答受験後等随時に受講相談会を開催していただき、何回か参加して相談をいたしましたが、今後の学習の進め方について親身かつ丁寧な相談・アドバイスを頂き、一人で学習しなければならない通信生にとっては大事な道しるべとなりました。
今後の目標や、これから始める方へメッセージ
今後は自らのキャリアに「公認会計士」をプラスさせ、自らが選んだ職種や職場で主体的な取り組みを行うべく頑張りたいと思います。
これから受講を始める社会人の方々へ。私は「フルタイム勤務・40代・通信生」という不利な条件でしたが、LECのカリキュラムで合格することが出来ました。おそらくLECでなければ合格出来なかったと思います。社会人の方々が一人でも多く合格して、社会人経験を活かして一緒に活躍できることを望みます。