まずは短答合格に特化するというカリキュラム構成は非常に効率的
河野 直樹 さん
一橋大学商学部在学中合格
公認会計士を目指した理由と時期
私の所属する大学では、3年次から全学生がゼミナールに所属し、専門的な学習をすることになっています。私も会計・金融系のゼミに所属することとなりましたが、指導教官からの厳しい指導や同期の友人との議論を通じて自分の力のなさを思い知り、このままではまずいと危機感を覚えました。元々、何かのプロフェッショナルとして仕事がしたいと考えていたこともあり、会計の専門家としての知識を得ることを目標に、大学3年の4月末から学習を始めました。
LECを選んだ理由
一足先に公認会計士の学習をしていた大学の先輩に紹介していただいたのがきっかけです。先輩に貸してもらったLECのテキストでは、視覚をフルに活用し、単純暗記ではなく理解を重視した説明が展開されており、この教材なら効率的に学習が進められると確信しました。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
まずは短答合格に特化するというカリキュラム構成は非常に効率的だと感じました。私は学習のスタートが遅く、また3年次の9月からイギリスの大学に留学していたため、十分な学習時間が確保できないまま短答式試験を受験したのですが、短答4科目に集中して効率良く学習を進めることで、学習時間が不十分な中でも短答式試験を突破することができました。
LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点
テキストには図表がふんだんに盛り込まれており、連結会計や原価計算などの複雑な論点も直感的に理解することができました。また、松本先生の入門クラスのレジュメでは、松本先生が実際に使われている下書きが掲載されていたのですが、非常に再現性が高く、財務会計や管理会計の計算が得意科目となりました。
LECの講師に指導されて良かった点
講義が分かりやすかったのはもちろんですが、LECの講師の方々にはモチベーション管理の面で何度も助けていただきました。学習意欲が出ないときや心が折れそうなときに、厳しくも温かいお言葉をかけていただき、諦めることなく論文式試験まで学習を続けることができました。
LECのフォロー制度(欠席フォロー、担任制度など)の良かった点
主に通信講座での受講だったので、欠席フォローや担任制度を利用したことはないのですが、先生方には授業外でご相談に乗っていただく機会も多く、とても励みになりました。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージ
公認会計士の学習を通じて、会計の知識を得ることができただけでなく、人間としても大きく成長することができました。自分が学習を通じて身につけたことや、講師の方々に教わったことを、社会全体に還元していけるような会計士になることが今の目標です。会計士試験はもちろん簡単なものではないですが、自分を大きく成長させてくれる本当に良いチャンスだと思うので、積極的にチャレンジして欲しいと思います。