カリキュラムの良かった点としては、なんといっても短答と論文を分けて攻略する点です。
加藤 龍平 さん
東京大学経済学部在学中合格
公認会計士を目指した理由と時期
私が公認会計士を目指した理由はまずその資格から得られる自由に魅力を感じたためです。何かに依存して生きるのではなく、自分の努力しだいで将来の選択肢を広げ、それを自由に選択して働く生き方という自分の理想の生き方が実現できると考えました。目指した時期は大学のサークルの執行代が後半になってきて将来について考え始めた大学2年の10月頃ですが、サークルの試合や練習が忙しく、勉強を集中してやり始めたのはその年が明けた頃で、大学2年の1月頃です。
LECを選んだ理由
私がLECを選んだ理由は2点あります。まず1点目は圧倒的な価格の安さです。他の予備校に比べて価格がかなり安く、中身に少し不安がありましたが、LECに通っていた友人の話を聞いたりLECでの説明を聞いて納得しました。実際に講義や答練の質と量、分かりやすさにとても満足しています。そして2点目はカリキュラムの設定です。短答と論文を分けて集中的に攻略しようとするカリキュラムは特徴的で、効率的であり、短答1年合格というのはモチベーションの上がるいい目標になると考えました。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
カリキュラムの良かった点としては、なんといっても短答と論文を分けて攻略する点です。両者では求められる知識の広さと深さという面で違いがあります。短答で必要な広い知識と確かな計算力を集中してまず身につけ、論文ではその知識の必要なところだけを深く掘り下げ、計算力は短答の力を維持すれば十分に論文で勝負できるためこのカリキュラムはとても効率的だと思います。特に会計学は、短答のテキストの説例や計算問題集は何度も解いたことでそのまま論文でも十分通用する計算力が身につきました。
LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点
短答に関しては一問一答や松本講師の監査論、影山講師の財務諸表論は非常に有用で、これを回転させるだけで短答で大コケしないレベルまでは間違いなく辿り着くと感じ、細かな詰め込みだけ自分ですればいいという状況になりました。論文ではレベルアップ答練で計算力の維持と強化が十分にでき、会計学の理論テキストは内容も申し分ない上、図的に覚えられるようになっており、覚えやすかったです。また、全10回の答練はそれをこなせば添削のコメント等から自然と書き方が身につくと感じました。
LECの講師に指導されて良かった点
LECの講師の授業はただテキストを読むのではなく、イメージをつかみやすいように例えやレジュメが工夫されていて分かりやすく、とても親身になって指導してくださりました。また、松本講師の雑談によるモチベーションの維持、論文の答練の説明会での添削やその時々に応じた勉強のアドバイスや雑談での直前期のリラックスができて良かったです。これは、LECが他の予備校に比べて比較的少人数であるため、講師と生徒の距離感が近いことによると思います。
LECのフォロー制度(欠席フォロー、担任制度など)の良かった点
LECの欠席フォロー制度は柔軟に受講でき、受講生が諦めることを防ぐ効果もあり、非常にありがたかったです。私は始めた当初、大学のサークルで代表を務めていたため、練習や試合を欠席することができず、授業や答練をほとんど受けることができませんでした。しかし、WEBですぐに講義を受けられ、引退後でも通学クラスにスムーズに合流できました。また、担任制度があるため、講師の方に気軽に相談でき、様々な不安や疑問を解消できる点も良かったです。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージ
私は将来的には金融の分野について専門的な知識とスキルを身につけ、海外で活躍できる会計士になりたいと思います。会計士試験に合格してもまたここから多くのことを学ぶ必要があるのでまた一歩ずつ進んでいこうと思います。そして、これから会計士の勉強を始める方はまだゴールが遠すぎて見えず、不安に思うことはあると思いますが、LECは確実にゴールまでのレールを提供してくれ、あとはそれに乗っかるだけで、実際にそのレールに乗って合格を掴んだ人が多くいるので自信を持って一歩ずつ進んでいってください。がんばりましょう。