渡辺先生の「あるべき仕訳」の考え方で一気に苦手意識が解消されました
櫻井 智英 さん
公認会計士を目指した理由と時期
私は大学卒業後、金融関係の仕事に就いているのですが、5〜6年経った頃に、法律や会計を極めれば仕事に大きく活かせるのではないかと考え、もともと数字を見たり、なぜその数字になったのかを考えたりすることが好きでしたので、数字を取扱う会計ならば勉強を続けられると思いました。日商1級や全経上級に合格した後に、更に上の資格を目指せると聞き、せっかくやるならば会計分野の最高峰資格と言われる公認会計士に挑戦しようと決めました。
LECを選んだ理由
私がLECを選んだ理由は次の3点です。
①短答式試験(財務会計論免除)をLECの管理会計論特別講座と、一問一答問題集のみで合格できたことから教材への信頼があったこと、
②他校に比べて価格がとても安いこと、
③知らないことに器用に答えられるタイプではないので、網羅性の高い教材で勉強したいと思ったこと。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
私は論文コースのみの受講でしたが、短答式と論文式に明確に区分されたカリキュラムは試験制度の特徴を正確に捉えた合理的なものであると思います。短答式試験に合格しなければ論文式試験は受験できないのですし、社会人受験生にとっては、むしろそれぞれの試験合格のために集中する方が効果は大きいと思いました。
LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点
会計学のレベルアップ答練、連結会計講義は、短答式試験で財務会計論免除を利用した私にとってとてもありがたいものでした。今年度の論文式試験で、財務会計論の計算が大きなアドバンテージになったのも、そのおかげだと思っています。 管理会計論の理論問題集は秀逸です。様々な仮定・前提の多い管理会計理論ですが、理論と実務との隔たり(問題点)が多く取上げられており、これらを学ぶことで理論の本当の意味がわかってくるようになります。
LECの講師に指導されて良かった点
苦手に感じていた企業結合会計は、渡辺先生の「あるべき仕訳」の考え方で一気に苦手意識が解消されました。また管理会計論は、理論問題集・答練の作成・解説、講義のいずれも池邉先生が担当されているため一貫性があり、これらを繰り返していくうちに「なるほど、そういうことか!」と理解が進んでいることを実感でき、管理会計論がどんどん面白くなりました。本試験でも自信をもって取り組むことができ、満足のいく得点率を獲得することができました。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージ
本試験では今までに自分の身に着けた力を絞り出し、当日配付される法令集を駆使して、最大限答案に表現することだけを考えました。仕事の都合で、昨年よりも準備が十分とはいえない状況でしたが、手ごたえは昨年よりもあり、月並みですが、最後まで諦めないことが本当に大切なのだと身に染みて感じました。短答式も論文式もLECの教材、答練、講義のみで合格できました。LECを信じれば合格できると信じて頑張ってください。