費用対効果のよい学習深度に設定されている
迫 尚樹 さん
慶應義塾大学商学部4年次合格
公認会計士を目指した理由と時期
私が大学に入学した当時、国内の景気は低迷し、市場のグローバル化もますます進んでいるような状況でしたが、こうした変化の多い時代のなかで、確固とした知識や独占業務を有する資格を持つことは就職活動をはじめとして様々な場面で強みになると思い、大学入学と同時に会計士を志望しました。また、会計士試験の学習はなにかと堕落しがちな大学生活の軸となり、会計士を取得すれば、大学時代には会計を勉強したと胸を張って言えることなども会計士を目指す要因となりました。
LECを選んだ理由
私は、3年次12月に短答式試験に合格してから論文式試験の学習のためLECに通いました。LECを選んだ理由は、短答式と論文式のカリキュラムがしっかり区別されていること、お祝い金制度などもあり予備校の費用が抑えられること、会計学(財務会計、管理会計共に)の講師の評判が良かったことなどです。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
どの科目も比較的に講義の回数がコンパクトにまとまっており、インプットとアウトプットのバランスが良く、効率的な学習につながったと思います。また、論文式試験までの間、ビデオ授業は何度でも見ることができるので、疑問点をすぐに解消できました。また、会計士試験に合格することを第一目標とした、カリキュラムとなっており、他科目とのバランスを考慮して、学習することしないことを明確に分け、もっとも費用対効果のよい学習深度に設定されていると感じました。
LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点
経営学は、まさに会計士試験に特化したものとなっており、他科目のボリュームの大きさに配慮してか、必要十分のコンパクトなレジュメであり、本試験の得点と学習時間を考えると最も費用対効果の良い科目となりました。一方、会計学は、財務会計、管理会計ともに理解を重視したしっかりとしたテキストで、本試験においては初見の論点に対応することができ、かなりの高得点を獲得することができました。
LECの講師に指導されて良かった点
会計学の両講師は、理解を重視した講義内容で、考えながら学習を進められるため、しっかりとした実力を身に着けることができる点が良かったです。基準や仕組みが入り組んでいたり、座学ではイメージしにくかったりする、受験生のつまずきやすいポイントをよく理解しており、ストレスを感じることなく学習を続けられた点も良かったです。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージ
監査法人への就職状況も改善されており、また監査法人以外でも会計士の活躍の場は広がっていますので、大学生活を有意義なものにするという点でも、大学生の方などはぜひチャレンジしてみると良いと思います。