他の教材に手を出す必要はなく、それらだけで完結出来る
I・B さん
公認会計士を目指した理由と時期
基本的に学ぶこと自体が好きで、何か明確な目標となるものがほしいと思い、各種資格について検討を始めたのがきっかけでした。その中で自分の適性を考慮しつつ、しかも一生自己研鑽しながら成長していける仕事に直接つながる資格として、公認会計士試験は非常に魅力的でした。高校時代、お世話になった恩師から進路の候補として紹介されたことがあったのも大きいと思います。
LECを選んだ理由
経済的理由から主に独学という形で学習を進めていましたが、平成26年度の5月短答でも点数が伸びず、また、自分で改正論点に対応することにも限界を感じていましたので、平成27年度に向けて予備校講義の受講を検討しました。流石に初学者として最初からやり直す気にはなれなかったこともあり、中上級者向けの講座を探しました。もちろん他の大手予備校も検討しましたが、
①テキストの試し読みで個人的に一番分かりやすいと感じたテキスト、
②無料で講座を体験した上で受講し続けたいと思えた講師、
③奨学生試験でより割安になった価格 の3点が決め手となり、LECに決めました。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
インプット用の講義に関しては、どの講師の方々も比較的ゆっくりとした口調で丁寧に講義を進められていたので、倍速受講が可能なWeb受講の形態を選び、実際に全ての講義は基本的に倍速で視聴しました。ただ、聞き取れなかった場合やメモが必要な場合には一時停止をしていました。アウトプットに関しては、答練や模試をきっちりこなし、ため込まずに消化していけば何も問題ないと思います。
LECの教材(テキスト、問題集、レジュメ、模試など)の良かった点
テキストのランクや講師の方々の指示に従うことで、必要な網羅性を確保しつつ、より効率的にメリハリをつけた学習が出来たと思います。テキスト、答練、模試を強弱を付けながら読み込み解き込んでいれば、他の教材に手を出す必要はなく、それらだけで完結出来るというのが良かったと思います。
LECの講師に指導されて良かった点
Web受講であっても最後まで勉強を続けられたのは、講師の方々のおかげだと思います。講義の進め方はそれぞれ異なっており、実務に根付いた雑談風のためになる話で受講生のモチベーションを喚起する方もいれば、粛々と必要論点を端的に解説する方もいらっしゃいました。好みはあると思いますが、どの講師の方々もその進め方に熟練し、受験生を合格させるという自信をもっていらっしゃるのが伝わってきました。その自信が私にも伝播し、継続するのが難しいと思われがちなWeb受講であっても勉強を続けた上での合格につながったと思います。
LECのフォロー制度(欠席フォロー、担任制度など)の良かった点
Web受講では、フォロー制度自体を活用する機会があまりありませんでした。通学の場合、欠席してもWebでフォローが可能というのは、何か事情があって欠席せざるを得ないときにはかなり助かるのではないでしょうか。復習時に聴き逃した部分のみWebで受講し直すことが可能なのも、受講生としては嬉しいフォローだと思います。
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージ
私の場合、合格は出来たものの、短期でもなければ在学中でもありません。他の合格者の方に勝ると言えるような経験もありません。つまり、漸く次の段階に進めたものの、その最下層に位置していると思います。ですので、私より上の段階にいち早く進まれている多くの上司・先輩の方々のご指導をよく聞き、少しでも早く次のステップを踏み出せるよう日々努めていきたいと思います。また、これから学習を始める方であっても、数年後には論文式試験合格者になるという点では、私と大きな差はないと思います。そのような方々が合格された際に、少しでも多くの経験を積んで一歩でも先に進んでいられるよう頑張ります。