教材で一番利用したのは一問一答問題集です
吉川 雄介 さん
受験期間 | 約2年4ヶ月 |
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合格年齢 | 27才 |
公認会計士を目指した理由と時期
私が公認会計士を目指したのは、会計の専門家として幅広く活躍するチャンスがあると考えたからです。社会人2年目の終わり頃から、会社を辞めても自分の力で仕事が出来るような何かの専門家になりたいと考え始めました。そんな時、偶然学生時代にもらった公認会計士のパンフレットを見る機会があり、幅広く活躍出来る可能性に興味を持ちました。そして、すぐにLECに公認会計士試験や講座について相談に行き、社会人3年目の4月から勉強を始めました。
LECを選んだ理由
LECを選んだ理由は2つあります。1点目は、金額がリーズナブルであったことです。他社に比べて初期投資額を低く抑えることが出来たので、思い切って挑戦することが出来ました。2点目は短答1年合格コースがあったことです。目標を1年後という比較的想像しやすい時期に設定し、やることを短答の内容に絞ることで目標を見失わずに、挫折せずやっていけると考えました。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
短答向けの勉強でまず計算力をつけるための勉強を行う点が良かったと思います。合格のためには計算力が重要だと思いますし、差をつけることが出来ます。そして、短答向けに勉強して磨いた計算力は論文にもそのまま通用しますので、論文向けの勉強では比重の高い理論の勉強に集中することができ、非常に効率的に学習することが出来ました。
LECの教材の良かった点
教材で一番利用したのは一問一答問題集です。短答の理論についてはこの教材を回してやれば問題無いと思います。ここから出題されることもよくありますし、過去問も載っているので傾向も知ることが出来ます。論文の租税法、経営学の一問一答問題集も同様です。また、財務会計のテキストは説例を繰り返し解けば試験に通用する基本的な計算力がつきますし、管理会計の計算問題集もこれだけ回せば基礎力、応用力共に身につきます。これと答練を併用して学習すれば合格に必要な実力は確実に身につくと思います。
LECの講師に指導されて良かった点
入門講座の講師は松本翔先生でしたが、テキストに加えて補助レジュメで分かりやすく授業していただき、簿記の初心者であった私でも理解できる内容でした。また、それと同時に早くから過去問を見せてくれることで、到達すべきレベルを常に意識することができ、効率的に学習することが出来たと思います。入門講座が終わった後でも質問すれば親身になって答えて頂き非常に助かりました。松本先生を信じてついていけば間違いないと思います。
LECのフォロー制度の良かった点
最初は仕事しながらであったため、授業に出席出来ないことも多かったのですが、Web上に授業がアップされいつでも見ることが出来るため、遅れずについていくことができました。また、入門期が担任制であるため、講師と良い関係を築けると思います。私の場合も、担任であった松本先生に勉強のことのみではなく会計士のことや就活のことなど、入門期が終わったあとも色々と質問させていただき今でも大変お世話になっています。
LECの受講形態でよかった点
受講形態については、生講義が良かったと思います。疑問点があればすぐに質問してその場で解消出来ますし、他の受講生と切磋琢磨してやっていくことで刺激を受け、モチベーションも維持できます。答練についても生で受けることで緊張感ある中で出来ますし、思いのほか周囲の電卓の音などが気になることも分かります。これに慣れておくことは、本試験を受ける上で非常に良かったと思います。
今後の目標
今後は、まずは監査法人に入って会計士として必要な知識、経験を積んでいきたいと思っています。そして、その経験を生かして中小企業、ベンチャー企業の経営者のサポートをする仕事等を通じて、日本を元気にすることに少しでも貢献できればと思っています。
これから始める方へメッセージ
公認会計士試験は簡単な内容では無いですし、やらなければいけないことも膨大であるため、始める前は途方もなく感じると思います。また実際に始めてからも辛いことが多いと思います。しかし、諦めずに続ければ合格出来る試験だと思いますし、合格すればその苦労は全て吹き飛びます。まだ実際に働いていないので想像ではありますが活躍出来るフィールドも多様化していますし、非常に可能性のある職業だと思いますので、是非強い気持ちを持って始めてみてください。