闇雲に暗記する量を減らすことができました
瀬藤 大一郎 さん
同志社大学経済学部4年次合格
受験期間 | 約2年2ヶ月 |
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合格年齢 | 22才 |
公認会計士を目指した理由と時期
高い専門能力を身に付けたい、何か難しいことにチャレンジしてみたい、という考えから資格試験の受験を検討していましたが、監査業務は様々な会社を会社を内部から見ることができ、税理士の資格も取得できるなど、将来の幅を広げることを考えると数ある資格の中でも会計士は非常に魅力に感じたため、会計士試験の受験を決めました。
LECを選んだ理由
短答と論文に分かれている所です。1年目短答、2年目論文という二つのターゲットがある方が中だるみをせず、モチベーションを高く持ち続けることができるし、またあわよくば1年間で論文式まで合格しうる、論文式の受験回数を短答論文並行型よりも増やしうる、途中で受験を辞めたとしても無駄になる費用が少ない、など数多くのメリットを感じていました。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
LECの短答論文を分けるやり方は、非常に効率的です。勉強というものは往々にしてゴールへの直線ルートから徐々にずれていってしまうものです。しかし、短答論文を分けるコースならば早期に短答式の実力を身に付け、短答式・論文式共に受験回数を多く稼ぐことができ、試験のつど勉強の方向性を見直せるため、大きく間違った方向に進まないという大きなメリットを享受できます。
LECの教材の良かった点
論文式は試験範囲が広いので、答練を中心に勉強することが効率的だと思いますが、LECの答練は的中狙いというよりも、内容の理解を深めるための教材としての性質が強く、答練をキッチリ理解すれば初見の問題への対応が非常に楽になり、闇雲に暗記する量を減らすことができました。LECの答練中心で理解を深め、直前期にテキストで正確な文言を抑えていくというやり方が、一番暗記の負担を減らすことのできる勉強法だと感じました。
LECの講師に指導されて良かった点
LECの講師はパワーポイント、書画カメラで授業する先生が多く、視覚的に分かり易い授業を展開される方が多かったのが非常に印象的です。特に、短答式の時に受けた渡辺先生の授業は本当に分かり易く、あるべき論から積み上げていく授業は、まさに目からうろこでした。
LECの受講形態でよかった点
私は主に通信で勉強していたため、忙しい時期があって暫く講義が受けられなくとも後で一気に観ることのできる点が非常に助かりました。私は、しばらく勉強できない時期もありましたが、その後一科目ずつたまっていた講義と答練を一気にこなすことで、インプットとアウトプットの期間をずらすことなく勉強でき、素早く定着させることができました。
今後の目標
明確な方向性は定まっているわけではありませんが、まずは監査を通じて有用な内部統制など、多くの会社の仕組みを勉強し、加えて税務やITにも知見を広げていきたいと考えています。監査法人での勤務がどれくらい忙しいのかわかりませんが、時間ができれば、税理士試験の法人税法も受けて、より深い税務の知識も身に付けていきたいと思っています。
これから始める方へメッセージ
短答であれ論文であれ、LECのテキストと答練をキッチリと押さえれば合格する実力はすぐに身に付きます。ボーダー付近の合否を分けるのはメンタルです。本番で実力を出し切るメンタルを身に付ければ合格も監査法人の内定も簡単にその手につかむことはできます。ですから、皆さんも勝負強いと感じる知人に心構えを聞き、それを身に付ける訓練をするなど、メンタル面の強化は怠らないようにしてくださいね。