公認会計士試験は短答式試験の突破が鍵になる
風間 啓 さん
慶應義塾大学経済学部4年次合格
受験期間 | 約2年4ヶ月 |
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合格年齢 | 21才 |
公認会計士を目指した理由と時期
大学入学後のある時期、社会に出てから何十年と働くことを考えたとき、仕事というものを充実したものにしたいと思いました。そこで、大学在学中は自分のやりたい仕事に就くための努力をしようと決めました。公認会計士という道を選んだのは、自分が数字の扱いが得意であったこと、そして様々な会社と関わるチャンスがある監査法人の仕事に魅力を感じたことが大きな決め手です。
LECを選んだ理由
予備校を選ぶ際に、LECの無料体験講義を受講しました。そのとき入門クラスを担当していた松本翔先生の講義が非常にわかりやすく楽しかったため、これなら続けてやっていけると感じ、LECを選びました。また、管理会計論の池邉先生をはじめとした業界でも有名な講師がいたのも大きかったです。
LECのカリキュラムの良かった点・活用方法
短答式と論文式、それぞれの試験に集中できるカリキュラムがよかったと思います。私自身がいくつものことを同時にこなせない性格ですので、短答式試験の前にその先の論文式試験の勉強をすることは難しかったと思います。この公認会計士試験は短答式試験の突破が鍵になると思うので、そのための勉強に集中することは合理的だと思いました。
LECの教材の良かった点
テキストが非常に使いやすかったです。特に、ページの端を余白として分けているところです。あらかじめ広めの余白があると、講義中の講師のコメントや、分かりにくい論点を自分なりに説明したものなどを書いておけるので非常に役立ちました。また、注意事項や参考事項も記載されていたりするので、それらも理解に役立ちます。
LECの講師に指導されて良かった点
疑問点について、講義後に納得のいくまで教えて下さったことが何度もあり、その都度感謝していました。特に私は細かい内容についても質問してしまうのですが、そのときも嫌な顔せず応じて下さり、モヤモヤした気持ちを抱えることなく勉強に打ち込むことができましました。
LECのフォロー制度の良かった点
入門クラスにおける担任制は大変良かったです。勉強始めの頃は、勉強内容に関する疑問だけでなく、モチベーションが上がらない時期があったり実務のイメージが湧かなかったりと、悩みを抱えることが多かったです。そのような時期に、週に数回お会いする担任講師がいることは、相談もしやすく大きな支えとなりました。
LECの受講形態でよかった点
私は通学クラスを選択していましたが、欠席したときやよく理解できなかった内容があったときにWeb講義がいつでも視聴できたことは非常に良かったです。Web講義は倍速機能や音声ダウンロードがあるため、柔軟に利用することで普段の学習を補強できました。
今後の目標
公認会計士試験という大きな山の一つを越えることができたものの、まだまだ会計に関する知識も経験も足りないため、早く仕事の中で多くのことを吸収して一人前に成長したいと思っています。そのために、この試験の勉強を始めたときのような謙虚な姿勢というものを常に忘れないようにしたいです。
これから始める方へメッセージ
私はこの試験の勉強を始めるまで、合格率などをみて不安ばかり抱いていました。しかしこうして自分が合格した今、この試験は最後まで頑張れた者は報われる試験だと思っています。周りの友人をみてもそう思います。不安だった頃の自分に声をかけるとすれば、「強い気持ちを持ち続ければ大丈夫」です。