CFP®資格は、最高のファイナンシャルプランニングサービスを提供できるプロフェッショナルであることの証明となります。
そのため、CFP®認定者となるには、CFP®資格審査試験全6課目の合格後「CFP®エントリー研修」の受講・修了が必要となり、かつ3年間の実務経験を有していることが必要です。
また、CFP®認定者(全課目合格者)は1級FP(ファイナンシャルプランナー)講技能士の学科試験を免除され、実技試験から受検することができます。
CFP®資格取得は「国際ライセンス」と「国家資格の最高位」をダブル取得する早道です。
CFP®資格取得の流れ
AFP認定者
CFP資格審査試験
(科目別受講可)
- 全6課目の合格
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計
- ※1課目合格ごとに継続教育単位7.5単位が付与されます。
CFP認定者(全課目合格者含む)は1級FP技能検定試験の学科試験を免除され、実技試験の受検・合格で1級FP技能士を取得できます。
1級FP技能検定試験
実技試験
合格
1級FP技能士
Point1『CFPエントリー研修』の受講・修了
Point2通算実務経験3年
(みなし実務経験加算可)
登録申請
CFP®資格認定
Point1CFP®エントリー研修について
CFP®資格審査試験全6課目合格した方を対象に日本FP協会が主催で研修を実施します。
研修内容はCFP®認定者に求められる倫理・コンプライアンスや相談実務の基礎となるFPプロセスの6ステップを通信研修(eラーニング)で学習します。受講方法は年2回、CFP®資格審査試験合格発表後に開催され、受講期間中にMyページから受講ができます。
※2019年度第2回(2019年11月)以降のCFP®資格審査試験の受験者向けのものです。
Point2CFP®実務経験について
CFP®登録審査試験全6課目合格日前10年〜CFP®資格認定日までに「通算で3年間」の実務経験が必要となります。実務の対象となるのは「FPプロセスの6ステップ」のいずれかの経験が必要とされます。
また実務経験が足りない(無い)場合でも、経験年数に加算できる「みなし実務経験」の制度があります。FP協会や認定教育機関で行なわれる、予め認められた研修が対象となります。みなし実務経験の対象となる研修など詳細については、日本FP協会のホームページや「FPジャーナル」に掲載されています。
FP(ファイナンシャルプランナー)プロセスの6ステップ
- 顧客との関係確立
- 顧客データの収集と目標の明確化
- 顧客のファイナンス状況の分析と評価
- プランの検討・作成と提示
- プランの実行援助
- プランの定期的見直し
CFP®資格取得の条件
- CFP®資格審査試験に合格すること。
- 試験合格後に実務研修であるCFP®エントリー研修を受講し、修了すること。
- 3年間の実務経験を有すること(試験合格前10年〜CFP®資格認定日までの期間の実務経験を対象)。
- 協会が定める倫理規定を順守する旨の誓約を、所定の書面等にて行うこと。