本講座は、2021年11月に販売開始した「証券アナリスト第1次試験スマート合格講座」に22年春試験の過去問解説を加えて編集する予定です。
ただし科目Ⅲの「数量分析と確率・統計」「職業倫理・行為基準」は新講師で新たに収録します。
2021年11月に販売開始した「証券アナリスト第1次試験スマート合格講座」は、2021年に改定されたカリキュラムに対応し、時間の確保が難しいビジネスマンでもより学習しやすい3科目速習パック講座となっています。特に数学や簿記、会計の予備知識がない方でも安心して受講できるように丁寧な解説で必要最小限の知識でも理解が深められる内容です。また講義と平行するかたちで過去問題演習も行うためより試験に直結した実践力が身につけることができます。
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講座の特長
証券アナリスト資格は、過去においては証券・金融・保険会社で調査・運用部門の方が必要な知識を習得するための資格と位置づけられていましたが、近年では顧客に対する提案力強化や信頼性向上のために営業パーソンへも取得を義務化する企業が増えてきています。
普段証券分析に関わる業務を行っていないビジネスパーソンにとって証券アナリスト試験は非常に専門的で難易度の高い試験だというイメージがありますが、それはあくまで参考書のみで独学でチャレンジする場合であって、資格スクール等で体系化されたノウハウを用いて学習をすることで大幅に勉強時間を短縮し合格を勝ち取ることができる試験でもあります。
例えば、特に苦手な方が多い計算問題などは講師が計算課程を丁寧に解説し、体感的に学習をすることで飛躍的に理解が進み全体の学習を効率化することが可能です。
この【22年秋1次試験合格目標】証券アナリストスマート合格講座では、多くの方が苦手とするこの計算問題について、日本証券アナリスト協会の推薦図書でもある「証券アナリストのための数学再入門(著者:金子誠一・佐井りさ)」を使って集中的に解説、確実に得点力を身につけた上で自信を持って以降の学習に進むことができるカリキュラムとなっており、忙しいビジネスパーソンが業務上の必要性から資格学習をする際に重要となる①わかりやすく②コンパクトで③リーズナブルであることを網羅的にパッケージした講座となっています
2022年春試験からの新たな出題分野についても、第1次レベル講座の教材を徹底的に分析し、10年以上にわたる第1次試験、第2次試験過去問出題傾向も踏まえて的確に予想しており、次回の証券アナリスト第1次試験合格を目指すビジネスパーソンの皆様に最適な試験対策講座となっています。
カリキュラム
2022年4月15日(金)より順次配信開始
科目Ⅰ | 証券分析とポートフォリオ・マネジメント (全14回) |
確認テスト |
22年春過去問演習(1回) | ||
科目Ⅱ | 財務分析 / コーポレート・ファイナンス (全5回) |
確認テスト |
22年春過去問演習(1回) | ||
科目Ⅲ | 市場と経済の分析 数量分析と確率・統計 職業倫理・行為基準 22年春過去問演習 (全8回) |
確認テスト |
配信スケジュール
- Ⅰ 証券分析とポートフォリオマネジメント
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学習項目 教材送付開始日 配信開始日 株式計算入門 4月15日(金) 4月15日(金) 債券計算入門 デリバティブ図解計算 ポートフォリオ理論計算 ポートフォリオ・マネジメント確率・統計 株式分析①② 債券分析①② デリバティブ①② ポートフォリオ・マネジメント①② 市場の仕組みとファンダメンタル分析 22春試験・科目Ⅰ・過去問解説 7月下旬予定 - Ⅱ 財務分析 / コーポレート・ファイナンス
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学習項目 教材送付開始日 配信開始日 財務会計①②③ 4月28日(木) 4月28日(木) 財務分析 コーポレート・ファイナンス コーポレートガバナンス 7月下旬予定 22春試験・科目Ⅱ・過去問解説 - Ⅲ 市場と経済の分析 数量分析と確率・統計 職業倫理・行為基準
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学習項目 教材送付開始日 配信開始日 需要・供給と市場均衡 4月28日(木) 4月28日(木) マクロ経済学 金融・財政・国際経済 22春試験・科目Ⅲ市場と経済の分析
過去問解説7月下旬予定 数量分析と確率・統計 5月下旬予定 22春試験・科目Ⅲ数量分析と確率・統計
過去問解説7月初旬予定 職業倫理・行為基準 7月下旬予定 22春試験・科目Ⅲ職業倫理・行為基準
過去問解説 - 確認テスト
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学習項目 教材送付開始日 配信開始日 確認テスト 4月15日(金) 4月15日(金)
WEB配信期限:2023年5月31日(水)
- ※不意の事情等により、配信日については日程が変更になる場合がございます。
使用テキスト
当講座で使用する、テキストのご紹介です。テキスト価格は講議代に含まれています。
- 証券アナリストのための数学再入門
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証券アナリスト試験に合格したいが数学・統計学を忘れてしまった方、あるいは元々苦手という方へ、証券アナリスト試験の数学・統計学をわかりやすく解説しています。科目Ⅰの「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」の第1回から5回までの講義でテキストとして使用します。
- 出版社 ときわ総合サービス
- 定価 2,420円(税込)
- 体裁 610ページ
- ISBN 978-4-88786-038-4
- ※第6回〜第24回までの講義はLECオリジナルテキストを使用します。
- テキスト目次
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- 第Ⅰ部 イントロダクション
- 第1章 数学学習の方法論
- 第2章 証券アナリストに必要な数学
- 第3章 <数学基礎1> √Σ関数
- 第Ⅱ部 収益率の測定
- 第4章 <統計学基礎1> リスクとリターン
- 第5章 裁定取引
- 第6章 <数学基礎2> 色々な数列
- 第7章 収益率の基礎
- 第8章 <数学基礎3> 対数
- 第9章 様々な複利収益率
- 第10章 債券の利回り
- 第11章 オプション価格
- 第Ⅲ部 ポートフォリオの管理
- 第12章 <統計学基礎2> 分散と共分散
- 第13章 株式ポートフォリオの管理
- 第14章 <数学基礎4> 微分・デュレーション・コンベクシティと積分
- 第15章 債券ポートフォリオの管理
- 第16章 <統計学基礎3> 統計学とポートフォリオ管理
- 第17章 <統計学基礎4> 回帰分析と多変量解析
- 第18章 信用リスクモデル
講師紹介
加藤 香織 講師

公認会計士
筑波大学大学院博士課程単位取得済み退学。あずさ監査法人にて金融機関監査を担当したのち、外資系戦略コンサルティング会社にて、グローバル企業のアジア戦略や事業再生計画等を立案。その後事業会社側に転身し、設立1年目のベンチャーから大手企業まで、CFO/経営企画担当としてハンズオン支援。その間、大手企業、メガ金融グループ等にて証券アナリスト受験対策研修、ファイナンス/財務分野の受託研修の講師を長年務める。
田邊 るみ子 講師

公認会計士、経営管理修士(MBA)
一橋大学商学部、早稲田大学院経営管理研究科修了。あずさ監査法人にて監査及び社内外の教育研修企画実行、外資系損害保険会社で経理財務部長兼コントローラー、一部上場会社でIFRS導入・経営基盤強化等、各種プロジェクト・リーダー、財務部統括を経て、現在、上場会社2社及び非上場のクレジットエンジン・グループ(株)で監査役等を務める。様々な研修機関で研修講師も担当。
萩原 統宏 講師

明治大学商学部 専任教授
博士(経済学 大阪大学)
日本証券アナリスト協会認定アナリスト(検定会員)京都大学工学部卒業。 大阪大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。大阪大学大学院助手、 明治大学商学部専任講師、准教授を経て現職。約20年にわたり、大学外において、一般・法人向けに、投資・財務・金融経済理論、金融リテラシー、関連資格教育に従事。所属学会:日本ファイナンス学会、米国ファイナンス学会、日本経済学会、日本証券経済学会等
松原 望 講師

東京大学名誉教授
日本アクチュアリー会 アクチュアリー講座講師(確率論、統計論)
弊社「確率統計研修」講師
東京大学教養学部基礎科学科卒業。統計学博士号(Ph.D.)取得。
文部省統計数理研究所研究員、米国スタンフォード大学大学院統計学博士課程、筑波大学社会工学系助教授、東京大学教養学部/大学院総合文化研究科/新領域創成科学研究科教授、上智大学外国語学部教授、聖学院大学大学院 政治政策学研究科 教授を経て現職。
- 主な著書
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- 『統計学入門/基礎統計学』(東京大学教養学部統計学教室編集、1991[2009 第29刷])
- 『松原 望の 確率過程 超! 入門』(東京図書、2011)
- 『入門統計解析』(東京図書、2007)
- 『入門ベイズ統計−意思決定の理論と発展』(東京図書、2008)
- 『人間と社会を変えた9つの確率・統計学物語』(SBクリエイティブ、2015)
飯田 善 講師

弁護士 中小企業診断士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
飯田経営法律事務所代表弁護士
株式会社エクサウィザーズ 社外監査役
いちごホテルリート投資法人 監督役員
メディケア生命保険株式会社 社外監査役
青山学院大学大学院ビジネス法務専攻 非常勤講師
京都大学法学部卒業、ペンシルべニア大学法科大学院修士課程卒業(LL.M.)、一橋大学法科大学院修了。
株式会社住友銀行(現・三井住友銀行)金融商品開発部部長代理・市場営業統括部部長代理、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)社外監査役を経て、現在に至る。
弊社・金融法務研修(旧政府系金融機関系数社)・証券アナリスト2次倫理試験対策講義や第一東京弁護士会による研修会など講義・研修・講演会での講師・テキスト執筆経験も豊富。
- 主な著書
- 著作・寄稿は、
- 「未公開株をめぐるトラブルと銀行員の取得・売却時の留意点」ファイナンシャル・コンプライアンス(銀行研修社、2010年8月号)
- 「為替デリバティブの現状とリスク対策・金融ADR制度の有効な活用法を探る」(会社法務A2Z、第一法規、2012年2月号)
- 「金融機関におけるデリバティブ取引時の留意点」(共著、銀行実務、銀行研修社、2014年8月号)
受講料(10%税込)
- テキスト価格は講義代に含まれています。
- ※テキストのみの販売、またはテキストなしで講義のみでの販売は行っておりません。
受講形態 | 一般価格 | 講座コード |
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通信(Web+音声DL+スマホ) | 70,000円 | XB22166 |