FP継続教育研修とは?
AFPおよびCFP®認定者は、2年ごとの資格更新があり、その間、継続教育としてAFPは15単位、CFP®は30単位の取得が義務付けられています。LECの継続教育は、「単位」も「ステップアップ」も一挙両得です。
FP継続教育研修制度の意義について
ファイナンシャルプランナーは、ライフプランという広範囲に及ぶ領域を包括的に取り扱います。顧客に対して常に最良のサービスを提供するためには、法令や税制、金融商品や保険商品、社会情勢や市場など日々の変化に対応し、継続的に知識や技能の維持・向上に努めなければなりません。CFP®認定者及びAFP認定者はその資格認定の柱に「4E※」を据え、その中の一つ「教育」の要件として資格更新毎の継続教育を規定しています。CFP®及びAFPがプロフェッショナルとしてその能力を保持し、また他のFPとの差別化をもたらすことにより、クライアントや消費者からの信頼と信認を得るためにも継続教育が重要な意味を持っています。
※4E…試験(Examination)、経験(Experience)、教育(Education)、倫理(Ethics)の4つの頭文字から取っています。
必要単位数
資格登録後、2年間にCFP®認定者は30単位、AFP認定者は15単位取得する必要があります。
対象課目は
- FP実務と倫理
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計
の7課目です。
AFP認定者の方は、(1)FP実務と倫理を最低1単位以上、かつ、(2)〜(7)までのうち2課目の履修を要します。
CFP®認定者の方は、(1)FP実務と倫理を最低2単位以上、かつ、(2)〜(7)までのうち2課目の履修を要します。
継続教育単位の取得方法
単位の取得には主に次のような方法があります。
- FP会員情報誌『FPジャーナル』や会員専用HPでのテストに解答
- 認定教育機関主催の継続教育セミナーやCFP®試験対策講座の受講
- 日本FP協会や協会支部主催の継続教育セミナーの受講
- FPに関する講師や執筆
現在LECでは、日本FP協会の認定教育機関として、CFP®試験対策講座(通学・通信)を実施しています。
※継続教育研修として対象講座を受講する場合、資格登録後に受講してください。
LECの継続教育研修
LECの各種CFP講座は、継続教育研修として日本FP協会より承認されておりますので、この単位を取得することができます。各講座の取得単位数は以下の通りです。(すべて1課目の場合の単位数です)
CFP講座1課目あたりの継続教育単位数
講座 | 通学 | 通信 | |
---|---|---|---|
生講義 | 個別 テレビ受講 |
Webクラス/ DVDクラス |
|
CFP受験対策講座 | 7.5 | ||
CFP実践演習講座 | 6.0 |
- ※上記、2つのCFP®資格試験対策講座は、AFP登録者の方のための継続教育研修です。CFP®登録者の方のための継続教育研修ではございません。
- ※上記、継続教育単位数は、2022年9月1日時点のものであり、事前の予告なしに変更となる場合がございます。
継続教育単位取得について
通学講座では1課目の講義終了をもって、通信講座では課題の解答・提出・合格によって所定の単位を付与します。なお、承認番号は再発行いたしませんので、ご自身で大切に保管してください。
通学の場合
1課目の最終講義終了時に「受講証明書」を教室にてお渡しします。
通信[Webクラス]の場合
OnlineStudySP上にアップされている『継続教育研修修了試験問題』に合格された方には、継続教育番号を「受講証明書(PDF)」にて付与します。
左:受講証明書(PDF)
右:受講証明書
通信[DVDクラス]の場合
発送される教材とともに『継続教育研修修了試験問題』をお送りしますので、同封の封筒にて解答を郵送してください。合格の場合には、継続教育番号を記載した「受講証明書」を返送します。また、Webクラス同様にOnlineStudySP上にアップされている『継続教育研修修了試験問題』を利用することもできます。
[Webクラス]での継続教育単位取得の流れ
Webクラスでご受講の方は、以下の手順に従って継続教育番号を取得してください。
※Webクラスを受講いただいた方に「FP継続教育研修」専用ページURLをお渡ししております。(受講生の方のみアクセスいただけます)
(1)OnlineStudySP上の「FP継続教育研修」の単位取得認定を開く
(2)「問題のPDF」を開き、解答番号を選択して「解答」ボタンをクリック
(3)合格したら以下の画面に、名前・生年月日を入力して「送信」ボタンをクリック
(4)継続教育研修受講証明書[PDF]を開き、プリントアウトして保存
FP継続教育研修 よくある質問
AFPおよびCFP®認定者は、2年ごとの資格更新があり、その間、継続教育としてAFPは15単位、CFP®は30単位の取得が義務付けられています。LECの継続教育は、「単位」も「ステップアップ」も一挙両得です。
- Q1.受講した講座を継続教育の単位とするには?
- A1.
- 通学(生講義)で受講の場合・・・
- 講義出席時に「受講証明書」をお渡しします。
- 通信で受講の場合・・・
-
- [Webクラス]
Web講義を受講する「OnlineStudy SP」上に、問題が掲載されています。Web上で解答し、合格すると、その場で継続教育単位の承認番号が表示されます(受講期間中であれば、何度でもアクセス可能です)。 - [DVDクラス]
教材発送時にFP継続単位取得のための添削課題を同封します。受講終了後、添削課題を提出期限までにLEC宛にご提出ください。その返却時(約2週間後)に「受講証明書」を同封いたします。
- [Webクラス]
※期限はCFP®本試験の前日までです。
- Q2.単位数のカウント方法について
-
A2.通学で受講の場合は講義1時間につき1単位、通信クラスを受講の場合は講義1時間につき0.5単位で計算されます。
ただし、AFP認定者が一つの研修(1課目)で取得できる単位数には7.5単位という上限が設けられています。このため「CFP®受験対策講座」を1課目、通学で受講すると、11時間20分間の講義ですが7.5単位の取得となります。
- Q3.受け取った「受講証明書」の取扱いは?
-
A3.受講者本人が大切に保管してください。再発行はいたしません。
- Q4.資格更新時の手続は?
-
A4.資格更新手続時に、2年間の単位取得状況を報告します。また、FP協会の会員専用ホームページ「Myページ」上では、随時取得単位の管理ができます。なお本手続は、日本FP協会に対して行うものです。詳細はFP協会ホームページ、または会員誌「FPジャーナル」をご確認ください。
- Q5.必要単位に到達する方へのご注意
-
A5.更新時に申請する継続単位の内訳には、AFP、CFP®認定者ともに次の制限があります。
- 「FP実務と倫理」をAFP認定者は最低1単位以上、CFP®認定者は最低2単位以上履修していること
- 「FP実務と倫理」以外の6課目の中から2課目以上、履修していること
この点にご注意のうえ、単位取得をお進めください。