★簿財横断で簿記論・財務諸表論2科目同時合格★
深田 拓杜 さん
富田先生の面倒見の良さはどこの予備校と比較してもピカイチ
受講コース | 簿財横断エッセンスコース |
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2023年度合格科目 | 簿記論・財務諸表論 |
ご職業 | 大学生 |
年齢 | 20代 |
税理士を目指した理由
大学1、2年生時に簿記を学習する機会があり、この経験を職業として活かしたいと考えた時に真っ先に思い浮かんだのが、税理士でした。税理士試験は、科目合格制を採用しており、就活、あるいは仕事と受験勉強を両立しやすいことも魅力的でした。
LECを選んだきっかけ
正直に言えば、LECを選んだきっかけは、通学授業を受けることが できる予備校で一番安価であった点です。ただ、後述のように講師 の富田先生が非常に面倒見がよく、懇切丁寧にご指導くださったお かげで一年間楽しく通学することができました。
簿財横断で勉強して良かった点
計算を重視する簿記論と、理論を重視する財務諸表論を同時並行に勉強することでより多面的な理解につながったことが、横断クラスの最大のメリットであると思います。簿記の仕訳、計算にはすべて会計基準、あるいは会計理論によって裏付けられた意味が存在しますが、計算編と理論編が有機的に連携したLECのテキストをフルに活用することで、一つ一つの処理の理屈を考えながら勉強できたことは非常に良い経験になったと思います。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
何といっても、富田先生の面倒見の良さは、どこの予備校と比較してもピカイチなのではないでしょうか。水道橋の通学講義は9時半から 16時半までなのですが、長い時ですと19時くらいまで残って我々受講生の質問に答えてくださいました。また、気さくなお人柄の先生で就職 活動についてのお話や実務についてのお話も伺うことができ大変参 考になりました。LECに行くことが”楽しみ”になるような一年でした。
復習や学習方法で工夫したところ
直前期の答練は全部で4〜5周は回したと思います。工夫した点 は、奇数回目は本試験同様にスピードと得点を意識した練習を解答 用紙を用いながら行い、偶数回目は計算問題についてはすべて大学 ノートに仕訳を行い一つ一つ会計処理を確認しながら解いたことで す。同じ問題を解いていると知らず知らずのうちに(答えの数字を忘 れてしまったとしても)解き方が機械的になってしまうという欠点が あります。解法に至るプロセスを自分の字でノートに残しておいたこ とで(即ち偶数回目の学習)勉強したものが本試験でも応用できる 『理解の伴った記憶』になりました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
苦しいと申し上げても、私は時間的にはかなり余裕のある文系の大 学生ですので、偉そうな顔をして他人様に苦労話を語るのはおこが ましいのかもしれません。ただ、簿記は努力がすぐには結果に結び つかない(何を隠そう私自身、簿記論には一度落ちております)分野 ではありますので、決してめげず、かといって無理はしない(つらい 時には夜なべをせず、よく眠る)ことは、どういった立場の人にとって も重要なことであると考えております。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
会計の仕事に就いたことはありませんので、正直自分の中でイメージをもつことは難しいのですが、連結会計や金融商品会計に関心があるので、上場企業の経理を担当したいな、と考えております。ただ、当面の目標は(24年の春から新社会人ですので)会計事務所の1年の流れを理解すること、確定申告はどういった手続きで行うものなのかを勉強することが目標です。
これから受験される方へメッセージ
2023年度本試験からは試験制度が改定され、簿、財に関しては大学1、2年生から受験できるようになりました。これからの会計業界が我々若い力を必要としているとの強いメッセージだと思いますし、AI化の時代において税理士の活躍できる舞台はますます広がっていくとも思っています。また、科目合格性を採用しているため、アルバイトや就職活動と受験勉強が両立しやすい資格です。大学時代のレガシーを何か残したいと考えている方、税理士試験を一つの選択肢として検討されてはいかがでしょうか。