★パーフェクト/上級で科目合格★
Y・R さん
理論の解説が特徴的で、かつ吸収しやすい講義!
受講コース | パーフェクトコース相続税法 |
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2022年度合格科目 | 相続税法 |
ご職業 | 税理士事務所勤務 |
年齢 | 24歳 |
税理士を目指した理由
大学1年生の時に、課題の一環として受験した統計検定の勉強を通じて専門的な知識を獲得することの面白さに気づき、在学中簿記検定などいくつかの資格の勉強に取り組みました。そして3年生になり自分の将来を考えたときに、他人の生活や仕事を専門知識でサポート出来るような仕事に就きたいと考え、卒業後本格的に税理士になるための勉強をスタートしました。
LECを選んだきっかけ
税法科目は難易度が高く、複数年かけての取得も考えなくてはいけないという意見を聞いたことがあったので、初学であったこの年は価格の安い学校の講座を一年間受けて相続税のレベル感を体験したいと思い、ネットでいくつかの学校に絞った上で体験授業や科目解説の動画などを見比べたところ、LECの動画のカリキュラムや解説の雰囲気が一番自分に合っていると感じ、また動画の通りの学習を続けたら合格できそうだなとも直感的に感じたので選びました。結果的にレベル感どころか合格までしっかりと導いていただき非常に感謝しております。
簿財横断で勉強して良かった点
国税の資産課出身の先生なので、法律が出来た趣旨や背景などからの理論の解説がとても特徴的で、かつ丸暗記が苦手な自分にとっては吸収しやすい講義でした。また相続税の理論の勉強法を調べると「相続税の理論の暗記は基本的に丸暗記が有効だ」という意見が多く見られますが、LECの先生は「相続税の理論問題は、キーワードと法律の趣旨をしっかり理解し、骨組みを作った上で派生する情報を肉付けしながら答案を作成するべきだ」という考えのもと講義を進めるので、理論暗記も想像ほど苦労することなく興味を持って勉強することが出来ました。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
基礎期(9月から4月)のテキスト8冊は基本的なことから応用的に使える情報まで記載されているので、読む時期によって違う良さがありました。具体的には、基礎期は新たな知識が講義ごとに増えるので計算方法の確認や復習に使っていたためメインのところばかり読んでいたが、ある程度知識が定着した直前期には、今まで暗記していた計算方法の根拠など細かい部分まで読み直すことでしっかり自分の中に落とし込むことが出来ました。また、セットになっている問題集の難易度と量も程よく、総合問題が多めについているのも魅力的でした。
復習や学習方法で工夫したところ
新規論点が次々と増える基礎期は、地盤をしっかり作る意識で講義を受け、学習範囲にムラがないような勉強を心掛けました。具体的には、勉強時間の6割を復習に使い、4割を新規論点に使う配分で少しずつ知識を定着させました。正直基礎期の勉強方法は他の科目と大差ないですが、相続税法の勉強の特徴は直前期に現れます。それは「過去問の重要性」です。相続税法は本試験で過去問と似た問題が出されることが多いので、直前期は過去問研究を行いました。具体的には、計算は基礎論点の徹底、理論は事例問題に対応するための深い理解に努めました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
自分は計算で思うように得点が取れない時期が続きました。前述の通り、相続税法の計算問題は基礎の徹底が求められますが、実際の本試験や答練は論点としては基礎であっても問題文にひっかけがあることが多く、取るべき問題を正解できずにいました。いわゆるケアレスミスに悩まされた自分は、ミスを細かくノートに書いて総合問題を解く前に必ず一通り目を通すことにしました。すると実際にミスは減り、正解が増え得点も上がったので、計算に自信を持つことが出来ました。結果、今年の本試験も苦手だった計算がボーダーに届き、合格することが出来ました。
これから受験される方へメッセージ
相続税法は、分量・難易度共に税理士試験の中でもハードルの高い科目ですが、決して完璧にする必要はなく、基礎の徹底と過去問研究を怠らなければ必ずチャンスがあります。自分も実際計算の基礎が仕上がったのは7月中旬で、応用的な問題に取り組むことは出来ず、本試験でも数問白紙にしましたが、取るべき問題はしっかり正解できました。理論についても完璧に仕上げるのではなく、趣旨とキーワードから骨組みを作ることを意識すれば、事例問題も重要部分だけを無駄なく書くことができます。相続税法のハードルに負けずに一歩ずつ頑張りましょう!