★簿財横断で科目合格★
千葉 善彦 さん
長期間学習している中でも集中力が途切れずに学習を行うことが出来る講義!
受講コース | 簿財横断速習コース |
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2022年度合格科目 | 簿記論 |
ご職業 | 銀行員 |
年齢 | 30代 |
税理士を目指した理由
私は30歳で会社の経理部署に配属されてから、決算補正や開示資料の作成等行ってきました。しかしながら、間違いがあった場合の会社(自分や上司も含む)が背負うリスクに対し、担当者である私は、前任者のやっていた業務を理解せずに作業するだけでした。また、自分が担当していない内容について全く知識がありませんでした。経理部署に来て2年程度勤めた頃、なんの成長もしていない自分に不安や苛立ち、恥ずかしさすら抱き始めました。私はそんな自分を変えるために簿記の勉強を始め、簿記2級、1級(不合格)を経て、今年簿財に挑戦しました。
LECを選んだきっかけ
税理士試験の勉強を始める前に簿記検定試験の勉強をしていた頃、youtubeで富田先生の簿記検定試験の解説動画を目にし、わかりやすい解説と面白い人柄に惹かれ、この人の講義を聴いてみたいと思っていました。簿記2級合格し、簿記1級の工簿原計に時間を費やす事に意義を見いだせなくなった私は、次のステップアップに税理士試験を受けようと決めた時に、この先生なら難しい会計処理についてもわかりやすい解説をしてくれるだろうという期待と、長期間学習するうえでもこの先生なら学習を継続できるだろうとの思いからLECを選びました。
簿財横断で勉強して良かった点
講師の一番良かった点はなんと言っても講義がわかりやすいところです。ただ個人的に押したいポイントは、「簿記論とは」的な話や、税務会計のプロである税理士を目指す受験生が押さえてなければならない点、学習するにあたり重要性の高い部分、試験で出題された場合に勝負するべき問題か否か、などの話が講義や模擬試験の解説中に組み込まれていたところです。そのおかげで長期間学習している中でも集中力が途切れずに学習を行うことが出来ました。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
私は1月から簿財速習コースを選択しました。教材の良かった点は、簿記論・ 財務諸表論が一体となっており、無駄なく効率的に簿財両方の学習が進められる点です。財務諸表論については残念ながら58点という結果で合格に至りませんでしたが、射程圏内にいると考えています。簿財両方について半年間という短い期間で合格レベルを目指す事が出来たのは、やはり簿財速習コースを選択したからだと考えています。
復習や学習方法で工夫したところ
インプットについては、実務でも毎回あるような会計処理(固定資産、有価証券他)や、他に影響する度合いが大きい現金預金については積極的に学習し、処理に関するスピード感まで意識しました。反対に、企業結合、収益認識、外国子会社の換算などは基本的な処理だけ暗記し、それ以上は触れないようにしました。また、アウトプットに関しては、最後まで上手く出来ませんでしたが、時間配分や勝負する問題の取捨選択に気を付けました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
私の勤めている会社は四半期決算もあり、1、4、5月は繁忙期で帰宅時間が遅く、肉体的にも精神的にも辛い時期がありました。ただ、忙しい時期があるのは税理士事務所に勤めながら勉強している人達も同じでしょうし、もっと言えば家庭の事情なども人それぞれだと思いますので極力考えないようにしました。私が誠実に目の前のテキストや模試に向き合うことに集中出来たのは、試験合格後の、会社にとって必要不可欠な人材となった自分の姿や、監査法人とも闊達に議論出来る理想の経理マンの姿があったからです。
これから受験される方へメッセージ
簿財の学習はいろいろな面でかなり辛かったです。妻にも迷惑を掛けた自覚もありますし、小さな子供と共有すべき時間のほとんどを学習に割きました。ただ、その分価値のある試験でもあります。私は学習を通して今まで携わってきた減損、退給への理解が深まり、また今まで担当していなかった資産除去債務、デリバティブなどの話が出てきた際にも、不安になることはありません。まだまだ半人前ですが、この6カ月程度の学習期間でも、着実に自分の理想の経理担当者に近づいた実感があります。