★パーフェクト/上級で科目合格★
Y・K さん
計算の仕方や実務のお話も聞けたことが、苦手意識を払拭してくれた
| 受講コース | 上級コース（財務諸表論） |
|---|---|
| 2021年度合格科目 | 財務諸表論 |
| ご職業 | 契約社員 |
| 年齢 | 30代 |
税理士を目指した理由
遠い記憶を思いこせば、第一に、入学した出身大学が学内講座で資格取得を非常に推していたことがきっかけです。その中の日商簿記講座を受けていく中で紹介された資格でした。第二に、一度取得した科目は生涯有効で科目合格でも履歴書に書けるという点でした。それゆえ、大学で教わった会計学等の授業の集大成として、長期戦になったとしてもこの資格はコツコツ取得して、ゆくゆくはお医者さんの経済的サポートもしていきたいと思ったことでした。
LECを選んだきっかけ
私がLECを選ぶ以前に、知り合いが公認会計士講座で合格させて頂き、「理論に強いよ」という事を確信したからです。さらに、受講料が他の受験校に比べ、非常に安く設定されていたり、多種の受講申し込み特典があった（当時は学習電卓を頂けた）こともきっかけになりました。
LEC講座・教材の良かったところ
LECの教材は、大学内講座で受講した時の受験校（大学内では選択肢なしだったため）に比べ、仕訳やその解説・理論が深く詳しいテキストであるのにもかかわらず、非常によくまとまっており、見やすい構成や活字フォントでした。テキストの本文は白黒であるので、自分の決めたマーカー色でチェックを入れられるのは良かったです。また、関連コラムも本文にありますが、これは非常に理論理解に役立ちました。
LEC講座・講師の良かったところ
受講地から考えて、基本的に通信講座で並木先生の講義を受けることになっていました。並木先生の講義は、大学の授業とは異なり、本試験では出題されても点数になりにくい退職給付会計や本支店会計(上級論点)であっても、計算の仕方や実務のお話も聞けたことが、苦手意識を払拭させてくれました。そのことで、難しかった理論の理解が楽になりました。
復習や学習方法で工夫したところ
理論については、授業で聞いた論点を中心に目立つ蛍光ペンでマークし、確認テストや上級答練で出題された理論は、体系のこの部分の事だなという事を忘れずに理解し、テキストに追加用の色でマークしていきました。最初は苦しいですが、次第に点と点が繋がっていき理解に繋がりました。総合計算問題は、解き直し時は６５分で４０点以上が取れるよう、初回で間違えた問題の解答解説をじっくり読み、自分なりのやり方・パターンを早く下書きに書けるよう理解と知識の整理をしました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
計算総合問題は、年明けの応用期には、難しい応用問題にも手を出したくなりましたが、LECの教材で提供される問題以上の難易度の問題には極力触れないようにしました。最低２〜３回は、同じ総合問題を回転させて、スピードアップを図る事が大事と思いますが、解けなくなる前の少し前段階のレベルの問題を解いて、自信を取り戻すようにしました。こうすることで、本試験で確実に取れるところが見えてくると信じていました。それにより、本試験では基礎論点を落ほぼとさずに合格できました。
これから受験される方へメッセージ
私はある回に、ＬＥＣ等の予備校ボーダーを超えていても不合格になっていた時もありました。それはもう悔しかったです。でも、どこが悪かったのか本試験の感覚を思い出してみると、やはり計算や理論の基礎論点を落としていたように思います。まだこの財務諸表論しか合格していませんし、偉そうな事はお伝えできませんが、提供された教材以外に無駄に手を出さず、外してはいけない肝になる基礎論点を忘れず実直に取り組むこと、そして、勉強を継続することができる環境に感謝することが、合格への早道かと思います。
