★簿財横断で簿記論・財務諸表論2科目同時合格★
青木 拓人 さん
勉強期間は3ヶ月。簿財横断・速習コースなら2科目合格を目指せるのではないかと思ったのがきっかけ
受講コース | 簿財横断速習コース |
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2020年度合格科目 | 簿記論・財務諸表論 |
ご職業 | 会社員 |
年齢 | 30代 |
税理士を目指した理由
税理士を目指したきっかけは転職にあたり退職してから再就職までの期間中、何か自分のスキルアップにつながることをしようと考えたからです。前職は経理の仕事に携わっており、当初は経理以外の分野へ知識を広げようとフィナンシャルプランナーの勉強を考えていましたが、新型コロナウィルスの影響により試験の中止が発表されていたため、経理分野への知識を深める方向へ矛先を変え税理士の資格取得を目指しました。
LECを選んだきっかけ
前職を退職し集中して勉強を始められるのが5月の中頃からでした。このため税理士試験までの勉強期間は3ヶ月しかなく、当初は期間的に1科目の受験しか無理かなと考えていました。都合がよい5月から開講の通学のコースなどなかったため、どの通信教育の会社にするか数社ほど見ていたところ、簿財横断・速習コースなら簿記論・財務諸表論の2科目合格を目指せるのではないかと思ったのがLECを選んだきっかけです。
簿財横断で勉強して良かった点
簿財横断の良いところはやはり簿記論・財務諸表論の勉強を一貫して行えたことです。試験は簿記論・財務諸表論の2つに分かれていますが、勉強中はそれぞれを意識することなく会計学の範囲として、まるで1科目のように効率的に勉強できたことです。またそれぞれが同じ1回の講義内に含まれているため、自身の得意な科目だけ進め苦手な科目が遅れていくといったこともなく試験範囲を計画的に網羅していくことが出来たところです。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
私が選んだ簿財横断・速習コースは重要論点に絞ったカリキュラムとなっていますが、通常のコースからカットされた論点もテキストには記載されているため、自己学習にて論点をカバーすることができました。また講義は試験に合格するためだけでなく、その知識をどのように仕事に生かしていくかについても話してくれるため、合格後のイメージがより鮮明に思い描け、勉強へのモチベーションを高く保つことができました。
復習や学習方法で工夫したところ
復習や学習方法で工夫したところは、テキストを何度も読み返すこと。特に財務諸表論の理論問題への対策として、講義動画では講師の方が問いへの解説をしてくれていますが、単なる丸暗記をするのではなく、その問いへ自分の言葉で説明できるよう何度もテキストを読み返す習慣をつけました。また講義動画を視聴している時も、簡単な論点の時は動画の再生スピードを1.3倍速程度に変え、早くそしてより多く復習の時間が確保できるようにしていました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
税理士試験は年に1度しかありません。そのため今年合格できなかったらまた翌年まで待たなくてはいけませんし、その時まで今年勉強した知識を保っておくことにも労力が伴います。翌年の受験まで今と同じ勉強時間を確保できるとは限りませんし、また法律の改正により新たな試験範囲の学習が必要になることや、学習した論点が無駄になることもあります。そこで今年勉強したことを絶対に無駄にしないという気持ちで、苦しい時も乗り越えました。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
現在一般企業にて経理の職についていますが、企業内で税務的な判断が求められる時は税理士の先生等に問い合わせをしています。しかし税理士の先生等も自社1社のみを顧客としているのではなく、複数の顧客を持っているためどうしても判断結果が得られるまでにタイムラグがあります。企業にとってタイムラグは経営の意思決定の遅れにつながります。そこで、私は税務的な判断で経営への意思決定が遅れないよう税務的な知識を持ち合わせた人材として税理士の資格を生かしていきたいと考えています。
これから受験される方へメッセージ
企業と税金は切っても切れない関係にあり、これからも税理士の知識が求められることは続くでしょう。また税理士試験は科目合格一つから生涯履歴書に書ける資格としても有効であり、自分の能力を証明することが出来ます。受験は1科目から出来るので年数をかければ働きながらの資格取得も充分可能です。税理士業界も高齢化が叫ばれている状況ですので是非とも若い世代の方に税理士資格への挑戦をしてほしいと思います。