★簿財横断で科目合格★
野中 俊秀 さん
簿記論と財務諸表論を別々に勉強するよりも効率的な学習ができた
受講コース | 簿財横断エッセンスコース |
---|---|
2018年度合格科目 | 財務諸表論 |
ご職業 | 会社員 |
年齢 | 25歳 |
税理士を目指した理由
私は現在の会社に入社して3年になりますが、入社以来、財務経理を担当しています。決算書類等の作成業務で難しい会計用語に戸惑う一方で、社会人になるまで全く会計に触れたことのなかった私は、会計について一から勉強する必要がありました。学生の頃から漠然と将来的に手に職をつけて第一線で活躍したいという考えがあったため、会計税務の専門家である税理士を目指すことにしました。
LECを選んだきっかけ
税理士試験は資格を取得するまでに5科目の合格が必要である上に、まだ社会人2年目ということもあり、1科目あたりの講座料金が安い資格学校を探していました。講座料金の安い資格学校の中には、単に講座料金を抑えてテキストの内容が簡素になっている学校が多くある中で、LECはテキストや問題集が充実しており、体験授業で受講した先生の印象も良かったためLECを選びました。
簿財横断で勉強して良かったところ
簿記論と財務諸表論は表裏一体の関係にあります。簿記論は計算、財務諸表論は理論と言われるようにそれぞれ必要な能力は異なります。しかし、簿記論の計算をするにも「なぜそういった計算をするのか」「財務諸表ではどこに表示されるのか」といった背景を知らないと知識として定着しません。一方の財務諸表論も試験問題の約半分は計算問題が占めており、簿記論と財務諸表論を別々に勉強するよりも効率的な学習が出来たと思っています。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
LECは、受講する講座にもよりますが自習室が無料で使えるところがメリットかと思います。一般的に通信制の資格学校には自習室設備のない学校が多いのに対して、通学制の資格学校は自習室などの設備が整っていることも学校選びの1つのポイントです。その中でもLECは、受講する講座にもよりますが自習室が無料で使える上にアクセスの良い都心部にも校舎があるため、会社帰りや土日にLECに寄って自習室を借りていました。
復習や学習方法で工夫したところ
普段の学習方法は、基本的にはLECの講義スケジュールに沿って講義後の内容を復習するだけでした。LECが用意してくれた講義スケジュールは、初学者でも1年後に税理士試験に合格できるようにカリキュラムが組まれており、そのスケジュールをベンチマークとして常に意識するようにしていました。用事があって講義を休むことがあっても、日が経たないうちに必ずオンライン講義で聴講し、次週以降の講義に備えるようにしていました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
勉強漬けで一日中机に座っていると勉強効率も下がると考えており、土日休みのうち1日勉強をしたらもう一方の休日は趣味の時間に費やすなり買い物に行くなりして、心身ともにしっかり休むことにしていました。
税理士試験は合格するまでに数年掛かる資格ですので、無理をせず、あくまでマイペースに試験と向き合うようにしていました。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
財務諸表論1科目だけでも経理実務に役立つ科目です。基本的な会計に関る計算ができるようになりますし、理論を学習したことで注記の書き方や開示書類の作成といった実務に活かせる知識も習得できます。今後は5科目すべてを取得した上で税理士資格を取得し、現在の業務に活かしていきたいと考えています。
これから受験される方へメッセージ
税理士試験は1科目毎の出題レベルが高く、中途半端な暗記では歯が立ちません。ただ、科目合格制ですので時間を掛けて少しずつステップアップしていけば、忙しい社会人でも着実に合格に近づけます。そういう意味では税理士試験は、努力を裏切らない試験だと思っています。私のように社会人になるまで会計に一切触れたことのない者でも1年での科目合格は十分に可能ですので、他の人に先駆けて少しでも早くスタートダッシュを切りましょう。