★簿財横断で科目合格★

中原 嘉寛 さん
他の受験生が回答できる範囲は必ず押さえることができるよう、常に広範囲かつ最低限の知識を備えるように努めた
受講コース | 簿財横断プレミアムコース |
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2018年度合格科目 | 簿記論 |
ご職業 | 会社員 |
年齢 | 55歳 |
税理士を目指した理由
現在従事している職務が財務諸表を取り扱う内容であるため、折角貯めた知識を何らかの形で達成しておきたいと考えたのが受験の動機です。
LECを選んだきっかけ
LECについては受験会場で配られるチラシで、ワンポイントアドバイス等でユニークな学校と名前だけは知ってはいましたが、大手予備校に比べて税理士資格という点では知名度で劣っていました。しかし、大手税理士予備校については、私自身の受講した経験や、後輩にもらった教材や模擬試験の受講経験等から、再度受講することにあまり気が進まなかったため、チラシを頼りにLECの受講案内に行きました。LECでは、今まで私が別々だと思っていた、簿記論と財務諸表論を一体で学習できること知りました。一度に2科目の合格を目指すことができるため、遅れを取り戻すことができる点と、ほぼ1科目の価格で2科目の受講が可能なため、思い切って入学を決断しました。
簿財横断で勉強して良かったところ
結果は、簿記論は合格しましたが、財務諸表論は59点で不合格でした。今から思えば、財務諸表論の1点位は気合でどうにでもなるところですが、1年間を通じて受験の心構えが不十分だったのでしょう。反省しています。
簿記論においては出題項目の絞りがたい科目であり、しかも出題範囲が広いため、幅広い分野を、ある程度深く勉強することができたのが良かったです。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
現在は開講されていませんが、昨年は梅田駅前本校で生講義が実施されていました。通学は片道約2時間かかるものの、勉強する習慣を身に付けることができた点と、疑問点をすぐに解消できる利点を活かすことができました。
講師は村上先生(※)で、簿記論の合格の秘訣は各種論点を幅広く学習することと教わりました。
どのような問題が出題されるかわからないため、他の受験生が回答できる範囲は必ず押さえることができるよう、常に広範囲かつ最低限の知識を備えることが必要です。
※現在は通信講座簿財横断速習コースを担当
復習や学習方法で工夫したところ
簿記論の合格までに3年を要しました。1年目は他の予備校に通学しましたが、実力が不十分でした。2年目は、学費が工面できず、後輩の使用済みの教材をもらい、試験形式の答練ばかりを練習し、その限定された問題には強くなりました。しかし、簿記論の出題範囲全般に対しては非常に足腰の弱い勉強内容でした。例えば、企業結合の出題に対しては、「あ、株交(株式交換)だ」とすぐに取り掛かりましたが、そのわかっているはずの株交の意味が即座に思い出せず、結局取りこぼしてしまいました。
3年目は、どのような問題が出題されるかわからないため、他の受験生が回答できる範囲は必ず押さえることができるよう、常に広範囲かつ最低限の知識を備えるように努めました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
私の場合は、通学でしたので、勉強の進捗度合で滞ることはありましたが、さぼったりすることもなく、苦しいと感じることありませんでした。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
もう定年も間近なので、今後は会計の知識を生かせる分野や教職での職務開発を考えています。
これから受験される方へメッセージ
これから簿記論の学習を検討されている方へのアドバイスですが、是非LECの簿財横断で、財務諸表論も同時に克服されることと、幅広くかつある程度深い勉強を基本から学ばれることをお勧めします。