出題形式
計算問題のみの出題で、例年、大問3題が出題されます。
簿記検定試験と似たような形式ですが、難易度が高い上、ボリュームが非常に多く、2時間では解き切れない量の問題が出題されるのが特徴です。
そのため、「解く問題」「解かない問題」の取捨選択が必須となる科目でもあります。
出題形式 | 配点〔計100点〕 | |
---|---|---|
第一問 | 個別問題 | 25点 |
第二問 | 個別問題 | 25点 |
第三問 | 総合問題 | 50点 |
試験分析
予想合格ライン | 47点〜51点 |
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受験者数 | 11,941 |
合格者数 | 1,770 |
合格率 | 14.8% |
※2018年度(第68回)税理士試験のデータとなります。
直近の合格率
回数 | 合格率 |
---|---|
第68回 | 14.8% |
第67回 | 14.2% |
第66回 | 12.6% |
第65回 | 18.8% |
第64回 | 13.2% |
第63回 | 12.2% |
簿記論と財務諸表論の学習について
簿記論と財務諸表論の2科目は、会計科目である性質上、重複する論点が多く、同時に学習する事により、重複論点を一度で学習できますので、学習効率を考えますと、2科目同時に学習するのが理想的です。
1科目ずつ学習される場合、簿記論、財務諸表論のどちらから始めてもさほど変わらないため、お好きな科目から始めても影響はありません。一つの目安としまして、簿記論は計算問題のみであるのに対し、財務諸表論では計算に加え、理論問題も出題されるという違いがありますので、計算が得意な方は簿記論から、暗記が得意な方は財務諸表論から始めるのも一つの学習法です。
LECでは、2科目同時に受験される方向けの「簿財横断コース」を、1科目ずつ受験される方向けの「パーフェクトコース」をそれぞれご用意しておりますので、ご自身の受験プランに合わせてお選び頂けます。
- 簿記論と財務諸表論同時受験をお考えの方
- 簿財横断プレミアム/エッセンスコース
- 簿記論と財務諸表論いずれか1科目の受験をお考えの方
- パーフェクトコース
簿記の経験がない方でもスムーズに学習可能です!
簿記論・財務諸表論ともに、学習前の時点で日商簿記2級レベルの知識が必要となります。LECでは、簿記の知識に不安がある方や、学習経験がない方のために「税理士入門 会計講座」をご用意しております。税理士の学習を始める前に、こちらの講座を受講する事により、税理士学習に必要な簿記の知識を短期間で習得できますので、簿記の経験がない方でも、スムーズな税理士受験が可能です。
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