社会福祉士の合格体験記
三本松 蒼風 さん
年齢 | 20代 |
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合格時の職業 | 大学生 |
LEC受講歴 | 社会福祉士合格講座、社会福祉士問題演習講座、社会福祉士直前10点アップ講座、社会福祉士直前模試 |
合格年度の学習開始時期 | 2022年9月頃 |
社会福祉士を目指した理由
私の今までの体験と大学での学びから、将来の仕事に活かす事ができる資格が社会福祉士だったので取得を目指しました。私は、小中学生の時に仲が良かった友人がいわゆる子どもの貧困で、学校生活に悩んでいるのを身近に見ましたが、当時は小学生でしたので悩みを聞いたり遊んだりすることしかできませんでした。身近な存在にこういった人がいて何かためになる事がしたいと思うようになったことが福祉の道を選ぶきっかけです。こうしたことから大学では社会福祉を専攻し、実習などに参加してそれまで想像できなかった現場を目の当たりにし、より社会福祉士として支援に携わりたいと思う様になり取得に至りました。
LECを選んだ理由
大学の学内講座に掲載されているのを見て、価格的な部分とモチベーションの維持という部分でLECを利用したいと思う様になったため選びました。
価格的な部分では、学内講座ということもあり非常にお得に利用することができます。併せて先輩方が合格したという実績が安心材料にもなり、真面目に取り組めば自分でも合格できるという思いにもなりました。モチベーション維持の点では、公務員試験の福祉職の対策のために独学で勉強はしていましたが、もし内定を得ることができた場合に燃え尽きてしまい、社会福祉士の勉強に身が入らないのではないかと不安に思っていました。講座を受けることでそういった心配はなく、実際に燃え尽きずに最後まで続けることができました。
LECの講座・教材の良かった点
講座の良かった点は、網羅的に不足なく必要情報を整理した内容であったため知識の定着が容易であった点です。公務員試験の福祉職対策を独学で勉強しており、そこで分かりにくいと思った制度や仕組みなども社会福祉士試験の講義を受けることで理解できたという体験もありました。また、講義では適度に補足情報などを紹介しており、独学にありがちな不必要な深入りを避けることができました。
教材の良かった点としては、文章化してあり自然に理解できる点です。多くの参考書は文章化されておらず図解がほとんどであり、理解できない部分が多くありました。LECの教材は、必要なところには図解を取り入れ、説明が必要なところは文章化しているので、バランスが良い教材だと思いました。
仕事や学業、家庭との両立のコツ
私が実践していた時間活用術は、学業とアルバイトの間に勉強を行うというやり方を実践していました。私は今までの経験から一つのことを長時間続けることが苦手なことを知っていたので、例えば、“学業である卒業論文の作成をここまで進める→ LECの講座をここまで受ける → 掃除をする → 卒業論文を作成する → 学校の授業にいく → 過去問を解く → アルバイトにいく”のような流れで勉強していました。これを毎日続け、やらない日を作らないことに決め勉強を習慣化することで、無理なく続けられました。一見勉強時間が確保できていない様に見えますが、まとまって勉強して次の日やらずにそのままサボってしまうよりも毎日無理なくこなす方が、結果的に総勉強時間が変わらなかったりします。少しずつ続けることは、モチベーションの維持や知識の定着にとっても、良いと思います。
今後の抱負
これから社会福祉士を目指す方への応援メッセージ
支援が必要な方と私は違う人生を歩んできており理解できない部分もあるかもしれないですが、客観視することを忘れずに一人一人に寄り添った支援をしていきたいです。また、社会福祉士が行う支援は一人で解決できるものではないということを忘れず、職を退くまで周囲の方々と協力する姿勢を忘れずに職務を全うしたいです。
国家試験の勉強は、範囲も広く内容も専門的なので大変だと思いますが、継続的に努力すれば合格できる試験だと思いますので、社会福祉士になりたいという気持ちを忘れずに無理なく頑張っていただきたいです。