合格の肝は「演習」にあり!
K・T さん 20代
- 2022年度検定向け[2級パーフェクトコース/通信Web]受講
- 2022年11月統一試験合格
簿記検定を目指した理由
業務上必要な会計知識を深めるために簿記の勉強を始めました。4月に新卒で証券会社に入社し、配属された部署では企業の経営成績を分析するために財務諸表を読むことが業務上必要不可欠でありました。しかし、大学時代は国際関係学や社会学を主に学習しており、会計の知識は皆無であったこともあり、全く理解出来ず、そして部の会議でも何を議論しているのかが分かりませんでした。そこで、会計の知識をつけ財務諸表を読めるようになるため、そして会議で議論できるようになるためにまずは簿記2級の取得を目指しました。
LECを選んだきっかけ
簿記2級の他にも勉強しなければいけないことが多々あったため、空き時間に効率的に勉強できたらなと思い、独学ではなく社内で用意されている講座から、LECの「2級パーフェクトコース」を受講いたしました。数ある講座の中でもLECを選んだのはスマホから講座を受講できる手軽さ、沢山の問題が用意されている演習の充実度から選びました。仕事が忙しい中でも、仕事終わりや通勤の時間中などで時間を見つけ学習することができ、仕事と勉強を両立することができました。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
講義は論理的で分かりやすいうえ、内容に関連した雑談、受験の上で覚えておくと便利な解法等もお話してくださったことがとてもありがたかったです。特に講座内で指導いただいた面積図を用いた解法や語呂等は試験においてとても役立ちました。また、簿記は様々な計算が登場し、勉強の過程で混乱してしまうことも多いのですが、富田講師が「計算方法を丸暗記するのではなく、常に考えながら解くように」と指導してくださったことは丸暗記が苦手な私には分かりやすかったです。
復習や学習方法で工夫したところ
簿記の学習はとにかく演習量が大切だと考えます。特に、基礎である仕訳の問題を反復して演習しておりました。カードの表面に問題、裏面に仕訳を書いた単語カードを作成し、通勤時間中や仕事の休み時間中等で繰り返しやったことで、仕訳問題の攻略及び応用問題の基礎の定着に繋がりました。試験前は模擬試験を繰り返し解くこと、複雑な連結決算や財務諸表の作成の問題は毎朝、毎晩演習することを習慣化し、反復演習を行っておりました。自分の中で本番をイメージして何度も練習することができたことで、合格に大きく近づくことができたと考えます。
これから受験される方へのメッセージ
簿記2級は出題範囲も広く、覚えることも多々あります。しかし、基礎的な点をしっかりと踏まえ、あとはその基礎を応用するスキルを身につければ、そこまで頭に知識を詰め込みすぎず、効率的に学習できると思います。その点、LECの講座は要点をおさえる、という意味ではとても分かりやすい講座でした。正直、講座数は決して少なくはなく、それなりの時間はかかりますが、単に簿記のスキルを身につける以上に、会計について理解を深められると思います。簿記を勉強する理由は人それぞれだと思いますが、是非将来のキャリアのために頑張ってください!!