A・Yさんの合格体験記

簿記検定を目指した理由

もともと経理の職種ではなかったのですが、従来の業務に加えて子会社の経理も担当することになり、簿記の知識が必要となりました。基本的な仕訳ができれば十分だったため、まずはLECの講座を受講して簿記3級を取得しました。業務上はその知識だけで問題なかったのですが、3級で学んだが知識が頭に残っているうちに効率よく勉強しようと思ったことと、製造業に従事していることから、工業簿記の学習が今後の役に立つかもしれないと考えたため、2級も取得することにしました。

LECを選んだきっかけ

3級受験時は、WEBで講義を受講して問題集や模擬試験を解くスタイルで勉強できる講座を探していて、LECを見つけました。そして3級を無事に取得し、LECの教材に基づいて勉強すればスムーズに試験に合格できるという安心感を抱いたことから、2級取得時もLECを選択しました。

ネット上には様々な情報があふれていますが、外部の情報を気にすることなく、LECの教材だけに集中していれば合格できるという信頼感ができたことが、選択の決め手でした。

LEC講座・教材・講師の良かったところ

• LEC講座について
  2級パーフェクトコースを受講しました。合格に向けて過不足のない教材がパッケージ化されている点がよかったです。
  これだけやっていれば、他の教材は不要です。
• 教材について
  特に問題集が重宝しました。基本問題でベースとなる力を養い、応用問題で高い対応力を身につけました。
• 講師について
  2名の講師の講義動画を全て視聴しました。雑談も楽しい富田講師と、無駄のない橋本講師の講義を聞くことで、飽きることなく学習することができ、自分の理解が不足している点を違った切り口から埋めることができました。

復習や学習方法で工夫したところ

当初は少しずつコツコツ勉強していたのですが、特に商業簿記は範囲が広いため、時間が経過すると前に勉強した部分をすっかり忘れてしまい、効率がよくないことに気付きました。そこで休日は7時間程度集中して勉強し、平日も仕事が早く終わればできるだけ勉強時間を確保することで、一気に合格レベルまで持って行きました。最初から短期集中で勉強すればよかったと思っています。

これから受験される方へ

ネット試験を受験した実感としては、私の場合は基本レベルの出題が大半でした。レベル的には問題集の「基本問題」の難易度でしたので、時間をかけて「応用問題」を解くよりは、「基本問題」を何度も繰り返し解く方が効果的であるように思いました。
特に、工業簿記の方は簡単ですので、問題集の「基本問題」に出てくるものは全て解けるようにして得点源にすれば、合格が近づくと思います。あとは、私も苦手意識のある商業簿記の連結会計について繰り返し練習しておけば、満点は取れないまでも部分点はかなり取れると思います。
諦めずに頑張ってください。