T・Sさんの合格体験記

簿記検定を目指した理由

日商簿記検定の2級を目指したのは、来年の4月からの勤務先が税に関する業務で会計の知識が求められ、日商簿記検定2級の知識が必要となるためです。

LECを選んだきっかけ

日商簿記検定の勉強をするにあたり、独学で勉強するか、予備校を利用するかで悩みました。調べてみたら、近年の日商簿記検定2級は難易度が高く合格率が低いとのことでした。そのため、独学での受験は難しいのではと思い、予備校を利用することにしました。
LECを選んだのは、公務員試験のためにLECを利用しており、授業の内容が非常にわかりやすかったからです。また、復習の方法も講義内で教えてくれていたので、学習経験がない私にはとても勉強しやすかったこともLECに決めた理由です。

LEC講座・教材・講師の良かったところ

講座の良かったところは、「選べる講義」で＜しっかり講義＞と＜さっくり講義＞の二つの講義が配信されていたことです（※）。＜しっかり講義＞で知識のインプットと簡易的な問題の実践、＜さっくり講義＞で要点の復習と実践問題の対応を図れたことにより、全体のイメージをつかむことができました。
教材に関しては、問題集の問題数が多すぎず、周回しやすいものであったので取り組みやすかったです。講師の方は、説明の際に具体例を交えて説明してくれるのでとても分かりやすかったです。また、問題演習の際に間違いやすい論点なども教えてくださり、講義の中で自分の理解の誤りを正せたのがよかったです。

（※）「完全マスター講座」は、二人の講師の講義を配信する「選べる講義」を実施しています。
＜しっかり講義＞は、初めて2級を勉強する方向けのスタンダード講座、＜さっくり講義＞は、受験経験者向けの講義となっています。

ネット試験対策・ステップアップについて

本試験の直前期は、合格答練と模擬試験の問題を解きなおしていました。講師の方もおっしゃっていましたが、試験時間の中ですべての問題に着手できるように時間の感覚を把握しておくべきでしょう。また、合格答練や模擬試験の問題も要点を網羅するように作成されているので一通り解き直しをすることで、2級の試験範囲全体の復習にもなります。

3級はネット試験で受験しました。試験会場にもよるのかもしれませんが、スペースが狭いと感じました。なのでメモ用紙などの配置もしっかり検討して、うまくスペースを活用していく必要があると感じました。ただし、答案の入力や修正はネット試験のほうがしやすいので、個人的にはやりやすかったです。
2級では、筆記の統一試験で受験しました。答案用紙の余白が多く、メモ用紙も問題冊子に付属していたため、3級のように計算用紙に困ることはありませんでした。また、問題用紙にそのまま書き込みができる点もあるため、筆記試験のほうが問題は解きやすいと思います。ただ回答記入の修正に時間がかかるため、回答用紙に答えを書く前に計算結果があっているかは確認したほうがいいと思います。
2級までの試験の勉強をしていくうちに、会計の知識をより深めていきたいと思いが強くなり、引き続き日商簿記検定1級の取得を目指してLECの1級講座を引き続き受講しています。